バーレーン・マクラーレンが新城幸也を含む9選手との契約延長を発表した。1年契約を得た新城は「これで来年に向けての準備はすべて整った」と東京五輪に向けてコメントを残している。



ジロを走り終えた新城幸也(バーレーン・マクラーレン)ジロを走り終えた新城幸也(バーレーン・マクラーレン) photo:CorVos
バーレーン・マクラーレンと新城幸也の延長契約期間は2021年の1年間。同じタイミングで契約延長が発表されたハーマン・ペーンシュタイナー(オーストリア)やフィル・バウハウス(ドイツ)、ハインリッヒ・ハウッスラー(オーストラリア)らと共に、来季も中東チームのジャージで欧州トップレースを走ることとなる。

世界選手権出場や、先のジロ・デ・イタリアで13回目のグランツール出場完走を果たした新城。シーズン中既に複数チームからの移籍オファーが届いていたものの、2021年に開催される東京オリンピックなどを考慮し、「今は大きく環境を変えるべきではないと判断し、残留のオファーを頂いておりました現チームと
条件面での交渉を重ね契約延長に至った(プレスリリースより)」という。

パリ五輪の出場を目指す新城にとって、2021年は現チーム所属5年目。ワールドツアーチームに加入してからは6年目、そして欧州チーム入りしてから13年目のシーズンとなる。「このような世界中が厳しい状況下で来年の契約ができることに感謝しています。これで来年に向けての準備はすべて整いました。自分を必要としてくれるチームの期待に添える仕事をするのはもちろんですが、それ以上の結果を求めて来年も頑張りますので、引き続き、応援お願いします」と、綴っている。

コメントはチームユキヤ通信より。

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