8月に行われる予定だったアルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)のクレンブテロール陽性反応についての公聴会が再び延期となり、11月になることが決まった。

アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード)アルベルト・コンタドール(スペイン、サクソバンク・サンガード) (c)Makoto.AYANOこの公聴会は過去2度延期されている。当初は6月頭に予定されていたが、延期。続いて7月のツール・ド・フランスの前に審議が行われる予定だったが、ツール終了後の8月に延期された。そのことでコンタドールはツール2011への出場を果たし、総合5位で終えている。

今回、WADA(世界アンチドーピング機構)の要請により、公聴会の3度目の日程延期が決定。11月21日~24日にスイスのローザンヌにあるCAS(スポーツ仲裁裁判所)で行われることが、CASのホームページ上で公式発表された。

CASはこの公聴会で、UCI(世界自転車競技連合)とWADA(世界アンチドーピング機関) 、スペイン自転車連盟とコンタドールそれぞれの異議に対する審議を行う。

UCIとWADA はスペイン自転車連盟が出した無罪判決を受け入れていない。「汚染されたステーキを食べたことがこの奇妙は状況を作り出す結果となっている」と主張してきたコンタドールだが、今回の決定を受けてとくに声明は出していない。

もし有罪判決が下されれば、2年間の出場停止、2010年7月からの成績の剥奪となる。これはつまり、2010年ツール・ド・フランスと2011年ジロ・デ・イタリア優勝、およびそれ以降の勝利の取り消しを意味する。

7月のツール・ド・フランス以降、コンタドールが出場を予定しているレースは今のところ無い。



text:Chiaki.Iwamoto
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