クラシファイドの無線式内装2段変速ハブ「Powershift Hub」に新機能が追加された。「Powershift Hub」はこれまで専用のシフトスイッチを使用してきたが、シマノ DI2のSTレバーで操作可能となった。以下、プレスリリースより紹介しよう。



クラシファイドの「Powershift Hub」にシマノ DI2のSTレバーで操作可能となる新機能を追加

クラシファイドの「Powershift Hub」にシマノ DI2のSTレバーで操作可能となる新機能を追加 (c)日直商会

ベルギーのコンポーネントメーカーCLASSIFIED(クラシファイド)は、同社の主力商品「Powershift Hub」にシマノDi2のSTレバーで操作可能となる新機能を追加しました。

クラシファイド Powershift Hubは、リアハブにHiとLowのギヤを切り替える内装変速システムを搭載した商品です。フロントチェーンリングがシングルの仕様との組み合わせが前提で、リアハブ内のギヤを切り替えることにより、フロントダブルと同様のギヤレシオを使用することができます。

リアハブ内の変速に要する時間はわずか0.15秒と極めて速く、強負荷時やギヤが回っていないときでも変速可能であり、通常の外装式フロント変速をはるかに凌ぐ性能を有しています。さらに、フロントをシングルにできるため、「チェーンラインの最適化」「チェーンテンション低減」「変速時のフロントチェーン脱落トラブル解消」など、さまざまなメリットが期待できます。まさに画期的なシステムです。

シマノDI2 STレバーで操作できるクラシファイドアプリを開発

これまでPowershift Hub内の変速は、専用のシフトスイッチを使用していましたが、このたびシマノDI2のSTレバーで操作可能となります。

シマノ DI2 STレバーでクラシファイド Powershift Hubを操作するためには、最新バージョンのクラシファイドアプリをインストール(無料)します。追加のハードウエアは必要ありません。
※11スピードコンポーネントには、シマノのD-FLYユニット(EW-WU111B)が必要です。

まず最新のクラシファイドアプリとDI2デバイスのペアリングを行います。次にシマノのE-TUBE PROJECTアプリでシフトレバーの設定を行うことで、シマノDI2のSTレバーでクラシファイド Powershift Hubを操作できます。シマノDI2 STレバーでの操作は、これまで販売済みのクラシファイド Powershift Hubでも可能です。

シマノDI2 STレバーで操作するための最新CLASSIFIEDアプリとシマノ E-TUBE PROJECTアプリ設定については以下をご覧ください。

シマノ DI2 ペアリング手順
https://nichinao.jp/archives/category/classified/20102

第1ステップ
CLASSIFIEDアプリとシマノ Di2をペアリングします

CLASSIFIEDアプリとシマノ Di2をペアリングします (c)日直商会

ペアリングを開始する前に、お使いのスマートフォンがCLASSIFIED Smart Thru-Axleとペアリングされていること、そしてCLASSIFIEDアプリが最新のアップデートでインストールされていることを確認してください。

第2ステップ
シマノ E-TUBE PROJECT Cyclistアプリでシフトスイッチのチャンネルを変更します

CLASSIFIEDアプリとシマノ Di2をペアリングします (c)日直商会

フロントシフトアップスイッチを「D-FLY Ch. 3」に
フロントシフトダウンスイッチを「D-FLY Ch. 4」に変更します。

アプリ設定動画
すでにCLASSIFIED Powershift Hubをご使用の方はこちらをご覧ください。



初めてCLASSIFIEDアプリを使用する方はこちらをご覧ください。


最新ニュース(全ジャンル)