近畿 › 京都

コセキサイクリングセンター

お客様第一のきめ細やかなサポートが魅力の老舗ショップ
コセキサイクリングセンター外観 先代が設置した石敢當が目を引く
トレックやスペシャライズド、キャノンデールも取り扱う
自転車以外の取り扱いブランドも豊富 壁一面にヘルメットが並べられている
シューズはスペシャライズドやシマノ、マヴィックなどが中心
ホイールもカンパやマヴィックなど主要ブランドを網羅する
歴代のチームジャージ ウール生地が歴史を感じさせる
用途に合わせて様々なタイプのサドルをラインアップ
雨対策のレインギアの提案展示も レインウエアだけでなくヘルメットやシューズカバーなどもレコメンドしてくれるのが実践的
ウエア売り場の手書きPOP 各カテゴリー別に分けられ、それぞれの特長や用途をわかりやすく説明してくれている
周辺のオススメサイクリングスポットの紹介も
ウエアも幅広いブランドを取り扱っている きっと似合う一着が見つかるはず
タイヤも定番モデルは網羅する それぞれの好みに合わせて選ぶことが出来る
電子カタログを閲覧するためのタブレットやQRコード決済にも対応する 最新ガジェットやサービスも取り入れていく柔軟性が老舗たる所以なのだろう
「北野の天神さん」として親しまれる北野天満宮から東へ徒歩5分ほど。京都最古の花街である上七軒を過ぎ、左へ行くと一軒の自転車屋さんが見えてくる。菅公が受験生を見守るように、京都の自転車乗りを見守り支え続けてきた老舗、コセキサイクリングセンターだ。

遡ることほぼ1世紀。1924年に京都今出川通り沿いで創業したコセキサイクリングセンター。創業者である小関宇平さんから代を重ねること2度、3代目となる店長が小関正之さんだ。100年を越える歴史ある京都の老舗と聞くと「なんだか敷居の高そうなお店だな」と思われるかもしれないが、気さくな店長と少しでも話してみれば全くの杞憂であると直ぐにわかるはず。

お店のスタッフは店長と奥さん、そして娘夫婦という4名体制。そこにお話好きのお母さんがお手伝いに来てくれるという賑やかでアットホームな空間だ。お母さんが「まあまあ、とりあえずお茶でも」と温かな緑茶を淹れてくださり、先々代から続くお店の歴史を教えてくださった。

京の町屋を彷彿とさせる2階建てのお店は、1階にパーツやアパレルが、2階に完成車やフレーム、ホイールといった大物が並べられている。1階と2階を繋ぐ螺旋階段の途中にはかわいらしいサイクリングキャップとサコッシュがずらり。「縁(えにし)という京都の西陣で手作りしているブランドなんです。うちは西陣も近いですし、素敵だなと思って」と奥さんの目利きが光る逸品だ。

ちゃきちゃきとした語り口の正之さんを支える優しい笑顔の奥さん。百年近い歴史を持つ京都の老舗ショップという厳めしさを感じさせないアットホームな雰囲気は、そんな奥さんと娘さんの2人が随所に配置したインテリアやPOPが演出するもの。それぞれの特徴や選び方が分かりやすく説明された手書きのPOPは見ているだけで楽しい気分にしてくれる。
多種多様なブランドのバイクが並べられている 実際に取り扱うブランドはもっと多い
フレームも各ブランドのあらゆるグレードがずらり
スチールフレームにも造詣が深い 競輪選手も多く訪れる名店だ
三代目店長の小関正之さん 長い歴史を持つコセキサイクリングセンターだが、一方でE-BIKEなども積極的に扱っている
コセキサイクリングセンターの特色の一つが取り扱いブランドの幅広さ。デローザやコルナゴ、ピナレロといったヨーロッパブランド、そしてキャノンデール、トレック、スペシャライズドの北米3大ブランドも余すところなく取り扱っており、所謂メジャーブランドで引っ張ってこれないものはない。

2階には綺麗にファイルされた取り扱いブランドのカタログがズラリと並ぶ。あまり手を広げすぎると在庫するのも大変じゃないですか?と少し失礼な質問をぶつけると「お客さんががっかりせんようにと思ってね」と正之さんは涼しい顔で答えてくれた。

「せっかく足を運んできてくれた人に、『うちはそのブランドやってないんですよ』というのは申し訳ないでしょ?だから、ワールドツアーを走っているようなブランドは全部やってるんです」。近年、直営店を中心に得意なブランドに特化するショップが増加傾向にある一方、こういった心意気でブランド数を維持するお店は稀有な存在だろう。

カタログ本で見た一つのバイクに魅入られて、ワクワクしながらお店に訪れた人の期待を裏切らないために、数多くのブランドを網羅する。大型ショップでも難しい取組みを長年続けているのは老舗ショップの矜持であり、真にお客さんを大切に思うからこそ。
タイヤやケミカル、ウエア類などを中心に厳選されたアイテムが並ぶ1階
西陣で手作りされた縁のサコッシュ&サイクルキャップ 京都らしい雅なアイテムも並ぶ
老舗らしいオールドパーツも マニア垂涎の品がショーケースに並んでいる
2階へはらせん階段で。階段の途中にはキャップやバッグが沢山
そのお客さん第一主義は、修理対応にまで行き届いている。基本的に修理に関してはその場で直して渡すのがモットー。「すぐに自転車が必要な人も多いでしょう?だから修理預かりっていうのはほとんどないですね」と正之さん。

さすがに大掛かりなオーバーホールや組換えなどは預かりとなるものの、修理に際してパーツ交換が必要なケースでも大丈夫なようにシマノ、カンパニョーロ、スラムの主要コンポーネントは常に在庫している。迅速にメカトラブルを解決してくれるのは、シリアスな競技者にとってもメカに不慣れな初心者にとっても有難い。

もちろんそのスピードはメカニックに関する豊富な知識と確かな技術によるもの。長年の経験に裏打ちされた精確かつスピーディーな作業は老舗ショップの真髄でもある。今は息子さんと2人体制となるが、その技術はしっかりと受け継がれている。メカニックブースに掲げられたスポーツバイクメカニックの認定証はその証左だ。

また、コセキサイクリングセンターで購入した自転車に関しては、定期点検が永年無料となっている。11項目に及ぶチェックを行い、不具合が無いかを徹底的にチェックしてくれる。納車後、1ヶ月と6ヶ月後には定期点検の案内が届くというのもユニークなサービスだ。ちょうど各部の馴染みが出てくる頃合いで点検を受ければ、より長い間トラブルフリーで過ごせるはずだ。
創業100年を迎える老舗ならではの確かな技術が迅速なメカニック作業の秘訣だ
シマノ、カンパ、スラムの主要コンポーネントに関しては常に在庫を切らさないようにしている
メカニックを担当する2人とも、スポーツバイクメンテナンス認定を受けている
初心者へのサポートも他に類を見ないほど手厚い。初心者の方にとって、初めてのスポーツバイクは様々な不安が付きまとうもの。もちろんしっかりとしたお店であれば売りっぱなしということは無く、納車時に基本的な操作や注意事項は説明してくれる。だが、コセキサイクリングセンターのそれは、更に細やかで丁寧に行われる。

「スポーツ車が初めてのお客さんには、一緒に走りながらいろいろ説明するんですよ。やっぱり実際に走りながらの方が覚えてもらいやすいですからね」と正之さん。ブレーキや変速といった基本操作、細かなポジションの調整、ちょっとしたペダリングのコツや手信号の出し方といった交通ルールまで、小一時間ほど近辺の車通りの少ないコースでレクチャーしてくれるのだという。さらに希望があれば、パンク修理講習まで行うことも。ここまで丁寧に時間をかけて納車説明を行っているショップは極めて稀だろう。ちょっとした初心者向けのライディングスクールが無償で付いてくるようなもの。

自転車に少し慣れてきた頃合いには、毎日曜日に行われている走行会へ参加することも出来る。実業団チームであるPRT Kosekiの練習会である一方、初中級者向けのショートコースも用意されている。ショートコースへは店長が一緒に走りアテンドしてくれるので安心だ。レベルに合わせて走る環境がしっかりと整えられており、段々とステップアップする楽しみも実感できるはず。

イベントの開催にも積極的で、春には京都向日町競輪場にて大規模なロードバイク試乗会を開催している。ハイエンドモデルが多く集まり、その性能をしっかり体験できる機会を作ってくれるショップがあるのは、その地域のサイクリストにとってありがたいことこの上ない。

大手顔負けの取り扱いブランドに老舗らしい確かなノウハウと技術、そして初心者大歓迎のきめ細やかなサポート体制。サイクリストに必要な全てがここにある。京都で幸せな自転車ライフを始めたいのであれば、コセキサイクリングセンターに来れば間違いない。
50年ほどの歴史を持つ京都のペンギンサイクリングチームも、元を辿ればコセキに行きつく 現在は実業団のPRT Kosekiをサポート中だ
可愛いPOPは奥さんと娘さんの手によるもの わかりやすく親しみやすい
各社のハイエンドバイクを集めた試乗会も開催する 幅広く取り扱うコセキだからこそ実現するイベントだ
店舗情報
郵便番号 
602-8325
住所 
京都市上京区 七本松通 今出川上る 毘沙門町 496-17
営業時間 
平日:11時~19時
日祝:12時~18時
定休日 
水曜日
TEL 
075-463-3428
FAX 
075-463-3433
アクセス 
電車の場合:
JR二条駅 下車→京都市バス「二条駅前」より55系統 乗車→「上七軒」から徒歩1分
京福北野白梅町駅 下車→京都市バス「北野白梅町」より下記いずれかに乗車
【系統】8,10,50,51,55,203→「上七軒」から徒歩1分

自動車の場合:店舗の東向かいに、駐車場2台分の駐車スペース有。

ショップサイト ニュース/ブログ更新情報

スタッフからのメッセージ
親子2代で経営するコセキサイクリングセンター 左上から時計回りに店長の小関正之さん、有佑さん、智亜子さん、美津枝さん
コセキサイクルは、1924年創業の京都のロードバイク専門サイクルショップで、間もなく創業100周年を迎えることになります。

UCIプロチームが使用する高級レーサーから入門レーサーまで、各種取り扱っております。「常に皆様にとって身近で、笑顔と心温まるサービス」をモットーに、ロードレーサーを快適にお楽しみいただけるよう、体格に合わせたフレームサイズチェックとライディングフォームのチェックを丁寧に御説明いたします。

また、スポーツ自転車が初めての方には、より楽しんでいただけるよう納車時のマンツーマンライドを実施し、安全走行のアドバイスとテクニックをご指導させていただき、最高のサイクルライフをご提案いたします。ぜひお気軽にお越しください。

コセキサイクリングセンター