1991年に登場したチェコのフォース。アンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオをサポートする総合ブランドから、クロスバイクのMoraviaがリリースされた。Vブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様の2種類が用意されたモデルを紹介しよう。



フォース Moravia 100D ディスクブレーキ仕様(Forceブルー)フォース Moravia 100D ディスクブレーキ仕様(Forceブルー) (c)フタバ商店
UCIワールドチームのアンテルマルシェ・ワンティ・ゴベールマテリオをサポートするフォース。2021年のブエルタ・ア・エスパーニャで、レイン・タラマエやオドクリスティアン・エイキングが合計9日間もマイヨロホを着用したため、ヘルメットやアイウェアでフォースのブランドを知った方も多いはずだ。

フォースは先述のアイテムだけではなく、バイクパーツやアクセサリー、工具、ウェア、メンテナンス用品など何でも揃える総合ブランド。1991年にスタートした歴史があり、30年間ヨーロッパを中心にさまざまな自転車用品を展開してきた。

シマノALTUSをコンポーネントに採用するシマノALTUSをコンポーネントに採用する (c)フタバ商店
サイドスタンド用マウントが搭載されているサイドスタンド用マウントが搭載されている (c)フタバ商店
そんなフォースからクロスバイクMoraviaがリリースされる。Moraviaの名前は、フォースが本拠地を構えるチェコ東部のいくつもの州をまたぐ広大な草原地帯「モラヴィア」からインスパイアされたもの。絵画のように美しい草原の中を駆け抜けることをイメージしてもらいたいという想いでネーミングされたという。

Moraviaはこれからスポーツバイクを始める方に適したアルミ製モデル。ケーブル類がトップチューブやダウンチューブから内蔵される仕様が採用され、クリーンなルックスに仕上げられていることが特徴だ。シートステーもドロップドデザインとされており、現在のロードバイクらしい見た目に近づけられている。

ケーブルは内装するため、すっきりとした見た目になるケーブルは内装するため、すっきりとした見た目になる (c)フタバ商店
非常にシンプルなバイクのため、街乗りユースや通勤通学用、週末のサイクリングまで活躍するシチュエーションは幅広いだろう。サイドスタンドにも対応しており、普段使い用のカスタマイズなども行いやすいはずだ。

ラインアップはVブレーキ仕様とディスクブレーキ仕様の2種類。いずれもシマノALTUSを中心としたコンポーネントで構成されており、タイヤは幅広の32Cがアセンブルされる。路面のひび割れや段差などを乗り越える時に幅広タイヤはアドバンテージとなってくれるだろう。Vブレーキ仕様はマットブラックとホワイトの2色展開で、価格は54,780円(税込)。ディスクブレーキ仕様はマットブラックとForceブルーの2色が揃い、価格は65,780円(税込)。

フォース Moravia 100D Vブレーキ仕様(ホワイト)フォース Moravia 100D Vブレーキ仕様(ホワイト) (c)フタバ商店


フォース Moravia 100D Vブレーキ仕様
コンポーネント:シマノALTUS Mix 3x8
ブレーキ:テクトロ RX1 V-Brake
カラー:マットブラック、ホワイト
サイズ:S、M、L
価格:54,780円(税込)

フォース Moravia 100D ディスクブレーキ仕様
コンポーネント:シマノALTUS Mix 3x8
ブレーキ:TEKTRO MD-M280 Mechanical Disc Brake
カラー:マットブラック、Forceブルー
サイズ:S、M、L
価格:65,780円(税込)

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