GPS機器を中心に、多くのスポーツ用品を手掛けるガーミンが手掛けるオフロードバイク用のペダル型パワーメーター"Rally XC"が日本に上陸。MTBやCX、グラベルライドでも、動作の安定性を増したRallyシリーズの恩恵を受けられるSPD対応モデルだ。



ガーミン Rally XCガーミン Rally XC (c)ガーミンジャパン
ペダル型パワーメーターのパイオニアの一人であるガーミン。初代モデルであるVectorを皮切りに、モデルチェンジごとに進化を重ねていき、測定精度や安定性、ユーザビリティに磨きをかけてきた。

その最新世代となるのが、昨年発表されたRallyシリーズだ。業界初となるSPD-SL対応モデルが用意され、これまでクリート規格を理由にペダル型パワーメーターの導入に二の足を踏んできた方々の背中を押すモデルとして、高い評判を得た一作だ。(製品インプレッションはこちら

前身となったVectorシリーズから電源周りの設計を抜本的に見直すことで、動作の安定性を飛躍的に向上させたRallyシリーズに、新たに加わったのがオフロードライドにピッタリなシマノ SPDクリートに対応するRally XCだ。

改良された電池蓋を採用する改良された電池蓋を採用する (c)ガーミンジャパンシマノSPD対応ペダルボディを採用シマノSPD対応ペダルボディを採用 (c)ガーミンジャパン


すでに国内で販売されているロード用モデルと基本的な機能は同じで、ペダルボディがSPD対応となっているため、シッティング/ダンシングの合計パワーや左右バランス、プラットフォームセンターオフセットやパワーフェーズといった、ペダリングを総合的に測定できる多彩な機能をオフロードライドでも利用可能。

オンロードよりもハードユースが想定されるオフロードペダルだが、測定精度と耐久性ともにレースやトレーニングを想定した極限環境でのテストをクリアしているという。

Rally XCにも両側測定モデルのXC200と片側測定モデルのXC100が用意されている。サイクリングダイナミクスはXC200のみ利用可能となっているが、アップグレードペダルキットを用意することで、XC100からアップグレードすることも可能だ。価格はXC200が151,800円、XC100が91,080円(ともに税込)。1月14日から販売開始で、予約受付中とのことだ。




ガーミン Rally XC
重量: XC200 440g、XC100 451g
バッテリータイプ:LR44 / SR44 (x4) or CR1/3N (x2)
稼働時間: 約 120 時間
耐荷重量: 105kg
測定精度: ±1.0%
対応クリート: SHIMANO SPD
Q ファクター: 53mm(55mm)
スタックハイト: 13.5mm
無線通信: ANT+®、 Bluetooth®
価格:XC200 151,800円(税込)、XC100 91,080円(税込)

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