イタリアの老舗タイヤブランドのチャレンジより、HTLRのグラベルシリーズにニューモデルとなる"GETAWAY”が登場。これまでハンドメイドシリーズに無かった40mmというサイズと新たなトレッドパターンによって、オフロードライドに必要な機能を全て備えた一本となる。



チャレンジ GETAWAY 40mm チャレンジ GETAWAY 40mm  (c)アキボウ
セタケーシングが尊ばれたころより、ハンドメイドで自転車用タイヤを作り続けてきた伝統を、今に受け継ぐイタリアの老舗、チャレンジ。しなやかさに優れたタイヤづくりでシクロクロスレーサーにとっては外せない存在であり、使用シチュエーションの似通ったグラベルバイクにおいては、その黎明期からGravel GrinderやAlmanzoといったグラベルモデルを用意してきた草分け的な存在でもある。

そんなチャレンジタイヤが今年発表したのが、匠の技と最新のテクノロジーを融合させた「ハンドメイドチューブレスレディ(以下、HTLR)」だ。ケーシングの内側に融着するように設けられたコーティングによって空気を保持しつつパンクリスクを低減する新たな構造は、既存のグラベルモデルであるGravel GrinderやAlmanzoに早速導入され、高い評価を受けてきた。

センターとショルダー、そしてその中間部分という3つのエリアにそれぞれ別の役割を与えたノブが配置されるセンターとショルダー、そしてその中間部分という3つのエリアにそれぞれ別の役割を与えたノブが配置される (c)アキボウ
今回、チャレンジはHTLRグラベルモデルに完全新作となるGETAWAYを投入。これまで同社のハンドメイドグラベルシリーズに無かった40mmというボリュームと、新たなトレッドパターンに加え、進化したプロテクションテクノロジーを採用し、グラベルライドに求められる性能を凝縮したモデルとなる。

センタートレッドをダイヤ目とし、ショルダー部のブロックノブを配置していたGravel GrinderやAlmanzoに対し、GETAWAYは全く異なるアプローチのトレッドパターンを与えられた。センター部には密集したトレッドパターンを配置することで、直進安定性を高めつつ転がり抵抗を低減。砂の浮いた路面やウェットコンディションでの安定性を確保するため、センタートレッドとショルダー部の中間にはよりまばらな間隔で低めのノブが配されている。ショルダー部に配置された高めかつ大きなノブは、滑りやすい路面でのコーナー時にもしっかりとグリップを発揮。

チャレンジ GETAWAY 40mmチャレンジ GETAWAY 40mm (c)challenge
タイヤを3つのエリアに分けたトレッド設計に加え、新たなSMARTplusゴムコンパウンドを採用することで、より幅広いコンディションで活用できる性能を実現。優れた衝撃吸収性や高いグリップ、低転がり抵抗といった天然ゴムの特性はそのままに耐摩耗性と耐久性を高めたコンパウンドが、目まぐるしく路面状況が移ろいゆくグラベルライドに対応するキャパシティを実現した。

グラベルにつきもののパンクについても高い耐久性を与えられている。その一つが、"CORAZZA ARMOR"と名付けられたプロテクション構造だ。イタリア語で鎧を意味するこのテクノロジーは、内部にラテックスコーティングを施した全面2層構造の260TPIポリエステルケーシング構造からなり、タイヤサイドの保護性能や耐久性を高め、サイドカットによるバーストからライダーを守ってくれるという。

チャレンジ GETAWAY 40mmチャレンジ GETAWAY 40mm (c)challenge
更にトレッドとケーシングの間には"GANZO PPS"という新たなアンチパンクベルトを挟み込んでいる。既存モデルに使用されている耐パンク層のPPSよりも更に詰まった織り目を持ったGANZO PPSは、より軽く柔軟になることで、HTLRの美点であるしなやかなケーシング性能を最大限に引き出してくれるという。

ビードフックとのスレによるタイヤへの悪影響を防ぐため、チェーファー部にプロテクションストリップが備えられている。視認性に優れた黒い帯となっているため、ビードが上がったかどうかを目視するためにも役立つだろう。

サイズは700×40mmのみ、カラーもチャレンジのハンドメイドタイヤらしいスキンサイドのブラック/タンのみの展開となる。重量は460gで、価格は9,000円(税抜)。取り扱いはアキボウで、2021年2月ごろに入荷予定だ。




チャレンジ GETAWAY 40mm
サイズ:700x40 / 40-622
カラー:ブラック / タン
ケーシング:260TPIポリエステルケーシング
重量:460g
価格:9,000円(税抜)
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