3月に肘と骨盤を骨折し、以来続いたリハビリ。先週のツアー・オブ・スロベニアを走り、帰国すぐの全日本TTが日本での復帰レースとなった新城幸也(バーレーン・メリダ)。TTの結果は7位だった。怪我からの回復具合と日曜のロードに向けての仕上がりを聞いた。

スタートを待つ新城幸也(バーレーン・メリダ)スタートを待つ新城幸也(バーレーン・メリダ) photo:Makoto.AYANO
恒例のタイ合宿中の3月13日に左肘の粉砕骨折と骨盤骨折の大怪我を負い、以来続けてきたリハビリ。自転車に乗ることを再開できたのが5月14日。そして先週の6月20日開幕の総距離806kmを走る5日間のステージレース、ツアー・オブ・スロベニアが復帰レースとなった。

5日間のステージレースを総合66位で終え、帰国の途へ。そして日本到着から2日をおいてこのタイムトライアルが日本での復帰レースとなった。

スタートを待つ新城幸也(バーレーン・メリダ)スタートを待つ新城幸也(バーレーン・メリダ) photo:Makoto.AYANO
ー 優勝したブリッツェン増田選手から1分04秒99遅れの7位。この結果についてはどうですか?

まぁ順当な結果だと思います。コースが雨で滑って危なくて、無理はできませんでしたね。何度かグリップを失って危うく転倒するところでした。攻めなくても滑る箇所があって、本当に危険でした。原因はサーキットに落ちているゴムのカスでしょうか。今日はレース前に雨の中で一度試走できればよかったですね。昨日の晴れた状態での試走は人が多すぎて最短ラインも探れなかったんです。

※参考
新城のラップタイム遷移(マトリックス・スポーツ)
エリート男子結果(各選手のLAPが見れます)

今日乗ったTTバイクにも実質2回しか乗ってないので、ちょっと慣れが足りなかったですね。

ー このTTにはどんなモチベーションで臨みましたか?

じつは全日本のTTは走ったことがなかったんです。今まではTTはロードの1、2週前の開催だったから、出場することができなかったんです。出る機会がなかったし、今回は東京から近い開催ということで家にも帰れるので出場しました。帰国すぐのレースなのでかなり強行軍でした。復帰して、今の自分の調子がどのあたりにあるのかを見極めるいい機会でした。

TTをスタートしていく新城幸也(バーレーン・メリダ)TTをスタートしていく新城幸也(バーレーン・メリダ) photo:Makoto.AYANO
ー ツアー・オブ・スロベニア(UCI 2-HC)を走っての帰国、そして日本での復帰レース。本調子までどれぐらい戻せましたか?

今日の結果を見たら、終盤のパワーで走っていれば入賞圏内に届かなくもなかったなと思います(後半にかけて調子を上げられた)。優勝したのが増田(成幸)さんだったというのは意外なんですが、増田さんも今年の前半から調子を上げて走っていて、TOJで骨折してからの復帰戦だったので、おそらく短い距離のレース高強度は出せたんでしょうね。室内でのトレーニングでも強くなれるので、1時間のTTに絞れば可能なんです。(※注:増田選手は骨折後1週間休んでからトレーニングを再開した)。

エリート男子7位でTTを終えた新城幸也(バーレーン・メリダ)エリート男子7位でTTを終えた新城幸也(バーレーン・メリダ) photo:Makoto.AYANO
新城幸也(バーレーン・メリダ)が個人TTのラップデータを確認する新城幸也(バーレーン・メリダ)が個人TTのラップデータを確認する photo:Makoto.AYANOー 今日の走りから日曜のロードレースの可能性はどうでしょう?

200km超(227km)のレースを走れるかは、やってみないとわかりません。僕は怪我したときからこの全日本を復帰戦と考えてきたので、まずは挑めることが大事です。それが今できているので、とりあえずは良かったと思います。

今日も出るからにはもちろん優勝を目指しましたけど、届かなかったですね(笑)。日曜のロードレースはもちろん優勝を目指します。

TTを走り終えてクールダウンする新城幸也(バーレーン・メリダ)TTを走り終えてクールダウンする新城幸也(バーレーン・メリダ) photo:Makoto.AYANO
text&photo:Makoto.AYANO

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