伊豆ベロドロームで開催されているインカレのトラック競技。最終日となる3日目は、女子オムニアム、スプリント、1kmタイムトライアル、4kmチームパーシュートの決勝が行われた。女子オムニアムでは鹿屋体育大学の中井彩子が優勝。4kmチームパーシュートは日本大学が優勝し、トラック競技総合で首位。女子は日本体育大学が総合首位に立った。



女子オムニアム 中井彩子が優勝

女子オムニアム・スクラッチ 中村愛花(日本体育大学)が中井彩子(鹿屋体育大学)に競り勝つ女子オムニアム・スクラッチ 中村愛花(日本体育大学)が中井彩子(鹿屋体育大学)に競り勝つ photo:Satoru Kato女子オムニアム・テンポレース レース中盤に1人逃げした中井彩子(鹿屋体育大学)がポイントを稼ぐ女子オムニアム・テンポレース レース中盤に1人逃げした中井彩子(鹿屋体育大学)がポイントを稼ぐ photo:Satoru Kato

男子同様に今年からインカレ種目となった女子オムニアム。1種目目のスクラッチは、この種目の全日本チャンピオンでもある中村愛花(日本体育大学)が1位。2種目目のテンポレースでは、レース中盤にかけて中井彩子(鹿屋体育大学)が1人逃げしてポイントを稼ぎ1位となり、総合首位に。

3種目目のエリミネイションでは、総合2位の中村が早々に除外される一方、中井が残り4人になったところでアタックして1位。中井118点、中村104点、伊藤真生(日本体育大学)100点で最後のポイントレースへ。

女子オムニアム・ポイントレース 中井彩子(鹿屋体育大学)を中村愛花(日本体育大学)がマーク女子オムニアム・ポイントレース 中井彩子(鹿屋体育大学)を中村愛花(日本体育大学)がマーク photo:Satoru Kato
女子オムニアム・ポイントレース 伊藤真生(日本体育大学)、中村愛花(日本体育大学)、中井彩子(鹿屋体育大学)の3人が逃げてラップする女子オムニアム・ポイントレース 伊藤真生(日本体育大学)、中村愛花(日本体育大学)、中井彩子(鹿屋体育大学)の3人が逃げてラップする photo:Satoru Kato女子オムニアム 表彰式女子オムニアム 表彰式 photo:Satoru Kato

80周20kmのポイントレースは、レース中盤に中井、中村、伊藤の総合上位3人が逃げ、集団を周回遅れにしてラップポイント20点を獲得する。さらにレース後半に再び中井と伊藤を含む3人が逃げ、2回目のラップポイントを獲得。2回目の逃げに乗れなかった中村はポイントを十分に獲得できず総合3位に後退。代わって伊藤が2位に浮上したものの10点以上の差を詰められず、中井がオムニアム優勝を決めた。

「最後のインカレなので思い切り行こうと思っていました。日本体育大学の2人が点差が近くて強いので難しいレースでしたが、相方(西森彩良々)と一緒に相手を休ませないようにしていきました。2週間後のロードレースも走るので、しっかり調整していきます」と、中井はコメントした。
女子オムニアム 結果
R1R2R3R4
1位中井彩子(鹿屋体育大学)38p40p40p62p180p
2位伊藤真生(日本体育大学)30p38p32p64p164p
3位中村愛花(日本体育大学)40p34p30p10p134p
4位五味田奈穂(順天堂大学)24p24p38p27p113p
5位野寺 楓(順天堂大学)32p28p36p8p104p
6位鈴木保乃華(法政大学)34p32p38p5p99p
※R1=スクラッチ、R2=テンポレース、R3=エリミネイション、R4=ポイントレース



男女共に3回戦までもつれたスプリント決勝

男子スプリント決勝 中野慎詞(早稲田大学)が坂本絋規(日本大学)を下して優勝男子スプリント決勝 中野慎詞(早稲田大学)が坂本絋規(日本大学)を下して優勝 photo:Satoru Kato
女子スプリント決勝 西島叶子(鹿屋体育大学)が先行勝負で小泉夢菜(早稲田大学)に競り勝つ女子スプリント決勝 西島叶子(鹿屋体育大学)が先行勝負で小泉夢菜(早稲田大学)に競り勝つ photo:Satoru Kato
1対1で勝負して2回勝った方が優勝となるスプリント決勝。

男子の決勝は中野慎詞(早稲田大学)と坂本絋規(日本大学)が対戦。1回戦を中野、2回戦を坂本が勝って迎えた3回戦は、僅差の勝負を中野が制して優勝した。

女子の決勝は西島叶子(鹿屋体育大学)と小泉夢菜(早稲田大学)の対戦。1回戦は小泉が勝ったものの、続く2回戦、3回戦は先行勝負に出た西島が僅差で小泉を押さえて逆転優勝を決めた。

女子優勝の西島は「1回目は負けたけれど、タイミングさえ間違わなければ勝てるという自信がありました。小泉選手は後半に強いとわかっていたので、先行しつつも後半で張り合えるように足を残すようにしていきました。次の目標は全日本選手権で表彰台に立つことです」とコメントした。

男子スプリント 表彰式男子スプリント 表彰式 photo:Satoru Kato女子スプリント 表彰式女子スプリント 表彰式 photo:Satoru Kato
スプリント 結果
男子女子
1位中野慎詞(早稲田大学)西島叶子(鹿屋体育大学)
2位坂本絋規(日本大学)小泉夢菜(早稲田大学)
3位阿部将大(鹿屋体育大学)松本詩乃(日本体育大学)
4位末廣快理(同志社大学)内村風羽香(鹿屋体育大学)
タンデムスプリントも3回戦までもつれた決勝

タンデムスプリント決勝 法政大学(鈴木、高橋)をまくりに行く早稲田大学(安倍、川副)タンデムスプリント決勝 法政大学(鈴木、高橋)をまくりに行く早稲田大学(安倍、川副) photo:Satoru Katoタンデムスプリント 表彰式タンデムスプリント 表彰式 photo:Satoru Kato

二人乗りのタンデムバイクを使用するスプリント。決勝は早稲田大学と法政大学の対戦となった。

1回戦は法政大学、2回戦は早稲田大学が取って勝負は3回戦へ。先に仕掛けて先行した法政大学を早稲田大学がまくって優勝を決めた。
タンデムスプリント決勝 結果
1位早稲田大学(安倍、川副)
2位法政大学(鈴木、高橋)
3位明治大学(田川、甲斐)
4位日本体育大学(桑名、荒川)
1分3秒台の争いとなった1kmタイムトライアル

1kmタイムトライアル優勝 鈴木陸来(法政大学) 1分3秒4131kmタイムトライアル優勝 鈴木陸来(法政大学) 1分3秒413 photo:Satoru Kato
1kmタイムトライアル2位 治田知也(日本大学) 1分3秒5121kmタイムトライアル2位 治田知也(日本大学) 1分3秒512 photo:Satoru Kato1kmタイムトライアル 表彰式1kmタイムトライアル 表彰式 photo:Satoru Kato

上位8名が1分3秒台のハイレベルな争いになった1kmタイムトライアルは、鈴木陸来(法政大学)が優勝。2位から4位までが0.03秒差という僅差の記録となった。
男子1kmタイムトライアル決勝 結果
1位鈴木陸来(法政大学)1分3秒413
2位治田知也(日本大学)1分3秒512
3位阿部将大(鹿屋体育大学)1分3秒543
4位山根将太(中央大学)1分3秒549
5位坂本絋規(日本大学)1分3秒745
6位荒川 仁(明治大学)1分3秒798
7位隈園郷史(明治大学)1分3秒928
8位志田龍星(朝日大学)1分4秒627
4kmチームパーシュート 日本大学が昨年の雪辱を晴らす優勝

4kmチームパーシュート優勝 日本大学4kmチームパーシュート優勝 日本大学 photo:Satoru Kato
4kmチームパーシュート2位 京都産業大学4kmチームパーシュート2位 京都産業大学 photo:Satoru Kato4kmチームパーシュート 勝ったメンバーを日大自転車部主将自ら迎える4kmチームパーシュート 勝ったメンバーを日大自転車部主将自ら迎える photo:Satoru Kato

インカレ・トラック競技の最終種目は4kmチームパーシュート。初日に行われた予選を経て、日本大学と京都産業大学が決勝で対戦した。

序盤から日本大学がわずかにリードするも、京都産業大学との差は1秒未満。両校ほぼ同じペースで周回を重ねていくが、終盤に京都産業大学が3人になると一気にペースダウン。対して日本大学は4人のまま最後まで走りきり、予選を上回る4分11秒561でフィニッシュし、優勝を決めた。

日本大学のチームパーシュートメンバーの草場啓吾は「インターハイ以来の団抜き(チームパーシュート)優勝です」と喜ぶ。

4kmチームパーシュート 表彰式4kmチームパーシュート 表彰式 photo:Satoru Kato「実は大学のテストなどで予定が合わなくて練習できず、このメンバーで走ったのは一昨日の予選が初めてでした。4人中2人がインカレを走るのが初めてというメンバーで、どのくらいのタイムが出せるのかわからない状態でしたが、予選で4分12秒台を出せたのは驚きでした。実力に見合ったイーブンペースで走れたので、昨年のような空中分解もなく、結果に結びついたと思います」と振り返る。そして、「ロードレースは自分と武山晃輔のダブルエースで上位を占め、総合連覇を決めたい」と、2週間後のロードレースに向けての目標を語った。
男子4kmチームパーシュート決勝 結果
1位日本大学(大谷、貝原、中山、草場)4分11秒581
2位京都産業大学(中井、松下、吉岡、清水)4分15秒080
3位日本体育大学(山下、安田、安彦、岡部)4分12秒648(3-4位決定戦)
4位中央大学(金田、村田、橋本、青木)4分15秒315(3-4位決定戦)
5位早稲田大学(孫崎、中川、小野、河野)4分14秒841(予選時)
6位鹿屋体育大学(松本、徳田、長松大佑、長松空吾)4分16秒465(予選時)


トラック総合首位は日本大学 女子は日本体育大学

トラック総合は、男子は日本大学が75点として首位。2位明治大学に19点差をつけ、総合2連覇に向けて大きく前進した。一方、女子は日本体育大学44点で首位となったが、2位鹿屋体育大学とは5点差。ロードレースで逆転の可能性を残している。

ロードレースは2週間後の9月2日に、長野県の大町市で開催される。
トラック総合成績
男子女子
1位日本大学 75p日本体育大学 44p
2位明治大学 56 p鹿屋体育大学 39p
3位早稲田大学 53p早稲田大学 20p
4位法政大学 45p順天堂大学 20p
5位鹿屋体育大学 40p八戸学院大学 14p
6位日本体育大学 37p新潟大学 2p
7位中央大学 33p法政大学 1p
8位京都産業大学 26p
text&photo:Satoru Kato
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