UCI(国際自転車競技連合)が2月25日付けのアジアツアーランキングを発表した。ジャパンカップ2位、アジア選手権3位の西谷泰治が個人ランキング1位に。所属する愛三工業レーシングチームがチームランキング1位、そして日本が国別ランキングで1位に立っている。

西谷泰治(愛三工業レーシングチーム)西谷泰治(愛三工業レーシングチーム) photo:Shane Goss毎年10月から集計されるUCIアジアツアーランキングにおいて、西谷泰治がトップに立った。

西谷は2011年10月のジャパンカップ2位(70ポイント)、同年11月のツール・ド・沖縄総合2位(30ポイント)、そして2012年2月のアジア選手権ロードレース3位(40ポイント)、個人タイムトライアル7位(4ポイント)。西谷は現在開催中のツール・ド・ランカウイ第5ステージで10位に入ったが、ポイントが与えられるのはステージ8位まで。

また、アジア選手権U23ロードレースで優勝した木下智裕が80ポイントで5位につけている。

チームランキングでも愛三工業レーシングチームは1位。獲得ポイントは229ポイント(内訳は西谷114ポイント、盛一大62ポイント、中島康晴20ポイント、品川真寛3ポイント)で、福島晋一が所属するトレンガヌプロアジアが160ポイントで2位に続く。国別ランキングでは日本が下位を大きく引き離してトップに立っている。

2011年シーズンの最終的なUCIアジアツアーランキングをチェックしておくと、個人ランキング1位は327ポイントを獲得したメフディ・ソフラビ(イラン)。今年ソフラビはタブリズペトロケミカルからロット・ベリソルに移籍している。同ランキングで新城幸也(ユーロップカー)が172ポイントで7位、福島が132ポイントで13位、西谷が125ポイントで16位だった。チームランキング1位は1183ポイントのタブリズペトロケミカル(6位・愛三302ポイント)、国別ランキング1位は1436ポイントのイラン(2位・日本1012ポイント)。

2月25日付けUCIアジアツアーランキング
個人ランキング
1位 西谷泰治(日本)                  144pts
2位 ワン・カンポー(香港)               120pts
3位 ジュスタン・ジュール(フランス)          119pts
4位 ラインハルト・ヤンセファンレンズバーグ(南アフリカ)93pts
5位 木下智裕(日本)                  80pts
6位 トム・フィーラース(オランダ)           78pts
7位 アディク・オスマン(マレーシア)          77pts
8位 盛一大(日本)                   62pts
9位 福島晋一(日本)                  57pts
10位 佐野淳哉(日本)                  56pts

チームランキング
1位 愛三工業レーシングチーム(日本)          229pts
2位 トレンガヌプロアジア(マレーシア)         160pts
3位 プロジェクト1t4i(オランダ)             158pts
4位 チャンピオンシステム(中国)            145pts
5位 ヴェランデリドー(フランス)            119pts
6位 MTNキュベカ(南アフリカ)             93pts
7位 チームNIPPO(日本)                62pts
8位 ドラパック・ポルシェ(オーストラリア)       58pts
9位 ASCデュクラ・プラハ(チェコ)           54pts
10位 チームタイプ1(アメリカ)             54pts

国別ランキング
1位 日本         503pts
2位 香港         210pts
3位 マレーシア      203pts
4位 イラン        71pts
5位 インドネシア     69pts
6位 中国         50pts
7位 韓国         35pts
8位 ウズベキスタン    27pts
9位 カザフスタン     22pts
10位 キルギスタン     20pts

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