ファウデ　老舗アウトドアブランドの自転車用アパレルが日本で展開開始

ドイツの老舗登山用バッグブランドとして知られるファウデ。日本ではバックパックやバイクパッキングが展開されていたが、今回アパレルラインアップが国内でも購入可能に。スポーツウェアでありながら、カジュアルさも併せ持つウェアを紹介しよう。

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1974年にドイツの登山家アルブレヒト・フォン・デヴィッツ（Albrecht von Dewitz）によって設立されたアウトドアブランドのファウデ（VAUDE）。登山用バックパックにルーツを持ち、現在はテントやシュラフなど製品展開が多岐にわたる総合ブランドとして知られている。

自転車向けのプロダクトもバックパックを筆頭にバイクパッキング、シューズ、アクセサリーが揃っており、2024年からファウデの自転車用アパレルが国内でも取り扱いが開始される。これでバックパック、バイクパッキング、アパレルの3種類が日本でも手に入れることが可能となった。今回は一部アパレルを紹介しよう。

ファウデのウェアは登山をルーツに持つアウトドアブランドというだけあり、肩の力を抜いてサイクリングを楽しめるようなカジュアルさを持つことが特徴。Kuroシリーズはグラベルライドにぴったりな高機能Tシャツ、半袖ジャージ、ウィンドジャケット、ベスト、ショーツ、レインジャケット、レインパンツが揃うコレクションだ。ベストとレインジャケット、レインパンツはメンズのみ。

スリムフィットの半袖ジャージ"FZ Tricot II”は、通気性と速乾性に優れた軽量ストレッチ素材で仕立てた一着。脇の下にはメッシュのインサートを加えることで、体の熱が逃げやすくなっている。バックポケットx2、メッシュポケットx2、サイドジッパーx1という計5つも備えられていることもポイントだ。

Kuroコレクションは高機能Tシャツ"Kuro Shirt II”にも注目してほしい。通気性に優れる素材をスリムフィットのTシャツとして作り上げたことで、スポーツユースとリラックしたコーディネートの両立を実現する。バックポケットや胸にアイウェア用ループも備えられているため使い勝手にも優れているのは嬉しい。ぴたりとしたジャージ以外の選択肢を探している方にはピッタリだ。

これらのトップスに合わせやすいのがハーフパンツのKuro Shorts II。水と汚れをはじくPFCフリーのエコ・フィニッシュで仕上げられた生地で仕立てられており、タイヤが巻き上げる汚れも付着しにくい。また腰のシリコンゴムと、サイドの伸縮性に優れる生地でフィットさせるため、心地よいフィット感が得られるはずだ。

ウィンドジャケットのKuro Air Jacketは、防風性と程よい通気性をバランスさせた100％リサイクル素材を使用した一着。3つのジップポケットを備えており、使い勝手に優れることが特徴だ。コンパクトに折りたたむこともできるため、ジャージのバックポケットに入れておけばどのような状況にも対応可能だ。また同じ素材を使用したベスト"Kuro Air Vest”も防風レイヤーとして活躍してくれる。

Kuro Rain JacketとRain Pantsは、2.5レイヤーの防水生地を使用したアウターウェア。優れたプロテクション性能を備えながらコンパクトに折りたためるため、バックパックを担ぐツーリングや遠征で持ち運びやすいことが魅力だ。

マウンテンバイクのトレイルライドにぴったりなコレクションがMoabシリーズだ。半袖と長袖のTシャツ、ショートパンツ、ロングパンツが用意されており、Moabを揃えておけば統一したコーディネートでシーズン通してライドを楽しめる。

トップスの二着は前身頃に柔らかなリサイクルポリアミドを使用し、肩と袖に耐久性に優れた素材を配置する仕立てが採用されている。バックパックを背負っても肩の生地へのストレスに悩まされないのは嬉しい仕様だ。

ボトムスの二着は膝のプロテクターにも対応できる立体裁断や、腰部分のストレッチ生地などマウンテンバイクに適した設計が随所に施されていることが特徴。バイクパークやトレイルで体を大きく動かしやすく、耐久性にも優れているため、思い切ったライドを楽しめるはずだ。

そのほかのアイテムやカラー、価格は以下の一覧をチェックしてもらいたい。