6月13日(火)にタイで行われたアジア選手権ロードレース男子エリート。2時間超に及ぶアタック合戦の末、飛び出した新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)が3位で表彰台に上がり、小石祐馬(JCL TEAM UKYO)が4位に入った。



5年振りのアジア選手権で3位に入った出場新城幸也(*写真は2021年の世界選手権) photo:CorVos

タイ・ラヨーンで開催された2023年アジア選手権ロードレースを締めくくるのは、156kmの男子エリートロードレース。平坦路で争われたレースは序盤から逃げを目指しアタックと吸収が繰り返され、一時は小石祐馬(JCL TEAM UKYO)と留目夕陽(EFエデュケーション・NIPPOデヴェロップメントチーム)を含む11名の逃げグループが形成された。

しかしタイナショナルチームを中心としたメイン集団がこれを捉え、新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス)がチームメイトであるアフメド・マダン(バーレーン)と共に逃げを打つ。しかしマダンが遅れ、代わりにプロトンから現カザフスタン王者のエフゲニー・ギディッチとグレブ・ブルセンスキー(カザフスタン)が合流。数の利を活かした昨年のU23アジア王者のブルセンスキーが飛び出し、そのままエリートのアジアチャンピオンに輝いた。

2位にはギディッチが入り、新城は3位で表彰台へ。終盤で追走集団から飛び出した小石が単独で4位フィニッシュしたため、日本は3位と4位と健闘した。

詳報や選手のコメントについては別記事でお伝えします。
アジア選手権ロードレース2023女子エリート結果(速報)
1位 グレブ・ブルセンスキー(カザフスタン) 2:23:11
2位 エフゲニー・ギディッチ(カザフスタン) +0:07
3位 新城幸也(バーレーン・ヴィクトリアス) +0:13
4位 小石祐馬(JCL TEAM UKYO) +1:11
5位 エウロ・キム(韓国) +1:19
text:Sotaro.Arakawa