2023/06/11(日) - 14:00
今年のシーズン序盤よりスペシャライズドがサポートするチームの選手が使用していたステム一体型ハンドルバー"RAPIDE COCKPIT"がついにベールを脱いだ。ロヴァールのエアロパーツ群RAPIDE(ラピーデ)に属し、エアロダイナミクスを徹底的に追求したモデルだ。

ロヴァール RAPIDE COCKPIT (c)スペシャライズド・ジャパン
エアロが重要視される近年のトレンドではステム一体型エアロハンドルを標準装備するバイクも多くなってきた。しかし、スペシャライズドはエアロロードの旧Venge、そのエアロを抽出し軽量性と融合させたエアロ・オールラウンダーの現行Tarmacともにステムとハンドルが独立した仕様を標準装備として用意してきた。
そのスペシャライズドが満を持してエアロ形状のステム一体型ハンドル"RAPIDE COCKPIT"をローンチした。2023年のレースシーズン序盤よりスペシャライズドのサポートチームへと供給を開始し、その性能を確かなものとしたRAPIDE COCKPITはエアロ、剛性、軽量性、フィット性どれも追求して開発されたという。

エアロダイナミクスに配慮した設計とされている (c)スペシャライズド・ジャパン

ドロップの曲線はどのような握り方でも快適になるように設計されている (c)スペシャライズド・ジャパン
先述したように現行ターマックはRapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせで既に高い空力性能を実現していたが、RAPIDE COCKPITは4ワットの抵抗を削減。実際のパワーデータやコースデータ、風洞でのテストで得たCdAを用いて、スペシャライズドのライドサイエンスチームが行ったシミュレーションでは250mのスプリントでは32cmの差を生み出した。ハンドル投げで勝負が決まるような接戦ではこの差がライダーに勝利をもたらしてくれるはずだ。
Rapide Handlebars(420mm)とTarmac SL7 Stem(100mm)の組み合わせより、50g軽量であることも大きなポイントだ。この軽量性はスペシャライズドのカーボンテクノロジーを駆使して実現しており、ダイエットと同時にスプリンターの要望にも応えられる高い剛性を備えている。さらにこの重量比剛性はスペシャライズドのどの別体式ハンドルとステムの組み合わせよりも優れているという。

既にプロ選手が使いその性能の高さを証明しているロヴァール RAPIDE COCKPIT (c)スペシャライズド・ジャパン

女性のプロも使えるサイズと剛性感に仕上げられている (c)スペシャライズド・ジャパン
そして今作では一体コックピットのネガティブな部分であるフィット性を改善するために非常に多くのサイズが揃えられている。サイズのラインアップはスペシャライズドが誇るフィッティングシステムRetulに蓄積されたデータやプロフィッター、レーサーからの意見を汲み取って設計されており、ステムとハンドルの長さの組み合わせは計14種類もある。
最も小さな組み合わせではステム長75mm×ハンドル幅380mmとなっており、小柄な方でもフィットさせられるようになっている。380mmはステム長115mmも用意されているためエアロのために幅狭に設定したい方でも選ぶことができるだろう。サイズの詳細は以下のスペック欄をチェックしてもらいたい。
ステムの角度は全てで-6°に設定されている。リーチは75mmでドロップは125mm。ブラケットからドロップまでの曲線はスプリント、エアロポジション、ダンシングでも手首に負担がかかりにくい曲線に設定されている。フレアは4°で定評のあるRapide Handlebarsと共通だ。

ハンドルバートップの前方部をよりエアロにデザインした (c)スペシャライズド・ジャパン
ロヴァール RAPIDE COCKPIT
素材:プレミアムハイモジュラスカーボンファイバー、ステム用チタンボルト
サイズ:15種類、ステム長75mm~135mm、ハンドルバー幅380mm~440mm (日本展開14種類)
ベンド形状:ドロップ125mm、リーチ75mm、フレアはドロップ部で4度
ステム角度:-6度
ステアラークランプ径:31.8mm
重量:310グラム (100mm x 420mm)
ケーブル配線方式:Shimano、SRAM、Campagnolo (内装式、電動ドライブトレイン対応)
付属:ボルト式のRovalアクセサリー/コンピューターマウントキット
耐荷重:125kg
価格:85,800円(税込)

エアロが重要視される近年のトレンドではステム一体型エアロハンドルを標準装備するバイクも多くなってきた。しかし、スペシャライズドはエアロロードの旧Venge、そのエアロを抽出し軽量性と融合させたエアロ・オールラウンダーの現行Tarmacともにステムとハンドルが独立した仕様を標準装備として用意してきた。
そのスペシャライズドが満を持してエアロ形状のステム一体型ハンドル"RAPIDE COCKPIT"をローンチした。2023年のレースシーズン序盤よりスペシャライズドのサポートチームへと供給を開始し、その性能を確かなものとしたRAPIDE COCKPITはエアロ、剛性、軽量性、フィット性どれも追求して開発されたという。


先述したように現行ターマックはRapide HandlebarsとTarmac SL7 Stemの組み合わせで既に高い空力性能を実現していたが、RAPIDE COCKPITは4ワットの抵抗を削減。実際のパワーデータやコースデータ、風洞でのテストで得たCdAを用いて、スペシャライズドのライドサイエンスチームが行ったシミュレーションでは250mのスプリントでは32cmの差を生み出した。ハンドル投げで勝負が決まるような接戦ではこの差がライダーに勝利をもたらしてくれるはずだ。
Rapide Handlebars(420mm)とTarmac SL7 Stem(100mm)の組み合わせより、50g軽量であることも大きなポイントだ。この軽量性はスペシャライズドのカーボンテクノロジーを駆使して実現しており、ダイエットと同時にスプリンターの要望にも応えられる高い剛性を備えている。さらにこの重量比剛性はスペシャライズドのどの別体式ハンドルとステムの組み合わせよりも優れているという。


そして今作では一体コックピットのネガティブな部分であるフィット性を改善するために非常に多くのサイズが揃えられている。サイズのラインアップはスペシャライズドが誇るフィッティングシステムRetulに蓄積されたデータやプロフィッター、レーサーからの意見を汲み取って設計されており、ステムとハンドルの長さの組み合わせは計14種類もある。
最も小さな組み合わせではステム長75mm×ハンドル幅380mmとなっており、小柄な方でもフィットさせられるようになっている。380mmはステム長115mmも用意されているためエアロのために幅狭に設定したい方でも選ぶことができるだろう。サイズの詳細は以下のスペック欄をチェックしてもらいたい。
ステムの角度は全てで-6°に設定されている。リーチは75mmでドロップは125mm。ブラケットからドロップまでの曲線はスプリント、エアロポジション、ダンシングでも手首に負担がかかりにくい曲線に設定されている。フレアは4°で定評のあるRapide Handlebarsと共通だ。

ロヴァール RAPIDE COCKPIT
素材:プレミアムハイモジュラスカーボンファイバー、ステム用チタンボルト
サイズ:15種類、ステム長75mm~135mm、ハンドルバー幅380mm~440mm (日本展開14種類)
ベンド形状:ドロップ125mm、リーチ75mm、フレアはドロップ部で4度
ステム角度:-6度
ステアラークランプ径:31.8mm
重量:310グラム (100mm x 420mm)
ケーブル配線方式:Shimano、SRAM、Campagnolo (内装式、電動ドライブトレイン対応)
付属:ボルト式のRovalアクセサリー/コンピューターマウントキット
耐荷重:125kg
価格:85,800円(税込)
75mm x 380mm | 90mm x 380mm | 115mm x 380mm | ||
90mm x 400mm | 100mm x 400mm | 110mm x 400mm | 120mm x 400mm | 135mm x 400mm |
90mm x 420mm | 100mm x 420mm | 110mm x 420mm | 120mm x 420mm | 135mm x 420mm |
110mm x 440mm |
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