フカヤが展開するツーリングバイクブランドのダボスがドロッパーシートポストをラインアップに加えた。ダボスが揃えるD-604やM-605のようにグラベルバイク、ATB、MTBなどオフロードや荷物を満載にしたキャンプツーリングで活躍するアイテムを紹介しよう。



ダボスがドロッパーシートポストをリリース (c)フカヤ

マウンテンバイクでは軽量性を追求するクロスカントリー競技でも使われるようになり、トレイル系ライドでは必須装備となったドロッパーシートポスト。ハンドルバーに備えたコントローラーで操作するだけで自動的にサドルを上下に位置調整することができる便利なアイテムだ。

砂利道だけではなく、トレイルも走るようなキャパシティが大きなグラベルバイクにもドロッパーポストを装着することも増え、ロードではマテイ・モホリッチによってレースでも使われたことで知った方もいるのではないだろうか。

サドル位置を上下に動かせるメリットは、ダウンヒル時にサドルを通常位置より下げることで、サドルが体の邪魔をせず、重心を低く、前後の荷重バランスを整えやすいポジションを取れること。ペダリング中は効率の良い高めのポジションを実現しながら、ダウンヒル時も最適なポジショニングでライドをできることが魅力だ。バイクパッキングで荷物を満載にした時も、信号待ちで縮めれば、バランスを崩さずに足をつけるというメリットもある。

ゼロオフセット仕様とされた (c)フカヤ
ポスト側にインナーワイヤーのタイコを引っ掛ける設計だ (c)フカヤ



そんなドロッパーシートポストをツーリング系ブランドのダボスがリリースする。ダボスはオフロードライドをカバーするネオランドナーD-604や、オールテレインバイクのM-605といった、ドロッパーポストを装着すると遊びの幅が広がるバイクを揃えており、それらとの相性がバッチリの一作だ。

そのためポスト径はグラベルバイクなどに多い27.2mm径。トラベル量は100mm(長さ380mm)と80mm(長さ340mm)の2種類が用意されており、ヤグラはどちらもゼロオフセット仕様だ。ポストの上下動をコントロールするワイヤーは内装式で、バイクのフォルムを崩さずにドロッパーポストを搭載することが可能。またインナーワイヤーのタイコをポスト側に掛ける方式が採用されていることもポイント。

価格は18,700円(税込)とアンダー2万円を実現しており、ドロッパーシートポストが気になる方でも手を出しやすいだろう。なお、リモートコントロールレバーは別売のため注意してもらいたい。

ダボス ドロッパーシートポストをリリース (c)フカヤ



ダボス ドロッパーシートポスト 80mmトラベル
サイズ:Φ27.2mmx340mm
トラベル量:80mm
重量:393g(±5g)
税込価格:18,700円

ダボス ドロッパーシートポスト 80mmトラベル
サイズ:Φ27.2mmx380mm
トラベル量:100mm
重量:414g(±5g)
税込価格:18,700円

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