山頂フィニッシュでステージ優勝と総合首位が争われたチェコ・ツアー2日目。20歳の総合エース、アンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス)が勝利し、総合でも首位に立った。

登りフィニッシュで争われたチェコ・ツアー2日目 photo:Czech Tour
今年プロシリーズに昇格したチェコ・ツアー第2ステージは、平坦基調ながら終盤に2級山岳を越える丘陵ステージ。ラストはカテゴリー山岳には指定されていないものの、テレビ塔がそびえるイェシュチェド(距離15km/平均4%)を駆け上がる山頂フィニッシュ。特にラスト2kmは最大7%に達する区間があり、難易度が高まる。
この日はヒル・ヘルダース(ベルギー、スーダル・クイックステップ)を含む4名が逃げ集団を形成し、メイン集団はリーダーチームのNSNサイクリングチームではなく、ネットカンパニー・イネオスが牽引。その狙いは、弱冠20歳ながらプロ3年目のシーズンを迎えるアンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス)でのステージ優勝だった。残り15km地点で逃げを捉え、そのままネットカンパニー・イネオスの先導で最後の登りへ突入した。
ジャック・ヘイグ(オーストラリア、ネットカンパニー・イネオス)による高速牽引はプロトンの人数を一気に減らし、ラスト1km地点まで粘っていた総合首位ライリー・シーアン(アメリカ、NSNサイクリングチーム)が遅れる。牽引を引き継いだエンブレット・スヴェースタッド=ボードセン(ノルウェー)の背後からオーガストが静かに加速すると、それにアレッサンドロ・ファンチェル(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート)らが追従。さらにその後方には、新城幸也のチームメイトで、今年4月に現役復帰した43歳のドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、ソリューションテックNIPPOラーリ)の姿もあった。

チーム力を勝利に繋げたアンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス) photo:Czech Tour
ファンチェルが一旦先頭に立つと、そのままペースを上げる。しかしその背後で一度脚を休めたオーガストがダンシングを始めると、ファンチェルをかわし、そのまま引き離してフィニッシュに飛び込んだ。
今年2月のボルタ・コムニタ・バレンシアナでプロ初勝利を挙げ、4月のイツリア・バスクカントリーでワールドツアー初勝利を飾ったオーガスト。「最後の登りは長かったけれど、最後の1kmまではそれほど勾配がきつくなかった。一定のペースを保ち、最後にすべてを出し切る必要があることは分かっていた。沿道の素晴らしい雰囲気と、応援してくれたすべてのファンに本当に感謝している。脚の痛みを少しだけ和らげてくれたけれど、それでも本当にきつかった」と、プロ通算3勝目を振り返った。
区間2位のファンチェルは2秒遅れでフィニッシュし、ポッツォヴィーヴォは5秒遅れの区間3位に入り、43歳となった今も健在ぶりを示した。この結果、オーガストが総合首位に浮上している。

今年プロシリーズに昇格したチェコ・ツアー第2ステージは、平坦基調ながら終盤に2級山岳を越える丘陵ステージ。ラストはカテゴリー山岳には指定されていないものの、テレビ塔がそびえるイェシュチェド(距離15km/平均4%)を駆け上がる山頂フィニッシュ。特にラスト2kmは最大7%に達する区間があり、難易度が高まる。
この日はヒル・ヘルダース(ベルギー、スーダル・クイックステップ)を含む4名が逃げ集団を形成し、メイン集団はリーダーチームのNSNサイクリングチームではなく、ネットカンパニー・イネオスが牽引。その狙いは、弱冠20歳ながらプロ3年目のシーズンを迎えるアンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス)でのステージ優勝だった。残り15km地点で逃げを捉え、そのままネットカンパニー・イネオスの先導で最後の登りへ突入した。
ジャック・ヘイグ(オーストラリア、ネットカンパニー・イネオス)による高速牽引はプロトンの人数を一気に減らし、ラスト1km地点まで粘っていた総合首位ライリー・シーアン(アメリカ、NSNサイクリングチーム)が遅れる。牽引を引き継いだエンブレット・スヴェースタッド=ボードセン(ノルウェー)の背後からオーガストが静かに加速すると、それにアレッサンドロ・ファンチェル(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート)らが追従。さらにその後方には、新城幸也のチームメイトで、今年4月に現役復帰した43歳のドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、ソリューションテックNIPPOラーリ)の姿もあった。

ファンチェルが一旦先頭に立つと、そのままペースを上げる。しかしその背後で一度脚を休めたオーガストがダンシングを始めると、ファンチェルをかわし、そのまま引き離してフィニッシュに飛び込んだ。
今年2月のボルタ・コムニタ・バレンシアナでプロ初勝利を挙げ、4月のイツリア・バスクカントリーでワールドツアー初勝利を飾ったオーガスト。「最後の登りは長かったけれど、最後の1kmまではそれほど勾配がきつくなかった。一定のペースを保ち、最後にすべてを出し切る必要があることは分かっていた。沿道の素晴らしい雰囲気と、応援してくれたすべてのファンに本当に感謝している。脚の痛みを少しだけ和らげてくれたけれど、それでも本当にきつかった」と、プロ通算3勝目を振り返った。
区間2位のファンチェルは2秒遅れでフィニッシュし、ポッツォヴィーヴォは5秒遅れの区間3位に入り、43歳となった今も健在ぶりを示した。この結果、オーガストが総合首位に浮上している。
チェコ・ツアー2026第2ステージ
| 1位 | アンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス) | 3:37:28 |
| 2位 | アレッサンドロ・ファンチェル(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート) | +0:02 |
| 3位 | ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、ソリューションテックNIPPOラーリ) | +0:05 |
| 4位 | フィリッポ・トゥルコーニ(イタリア、バルディアーニCSF・7サベール) | +0:07 |
| 5位 | マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +0:09 |
| 6位 | マッツ・ヴェンツェル(ルクセンブルク、エキポ・ケルンファルマ) | +0:13 |
| 7位 | ルカ・コヴィリ(イタリア、バルディアーニCSF・7サベール) | |
| 8位 | マックス・ボック(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ・ルーキーズ) | +0:15 |
| 9位 | エンブレット・スヴェースタッド=ボードセン(ノルウェー、ネットカンパニー・イネオス) | +0:19 |
| 10位 | ステファン・デボッド(南アフリカ、モダンアドベンチャープロサイクリング) |
個人総合成績
| 1位 | アンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス) | 7:22:33 |
| 2位 | アレッサンドロ・ファンチェル(イタリア、MBHバンクCSBテレコムフォート) | +0:06 |
| 3位 | ドメニコ・ポッツォヴィーヴォ(イタリア、ソリューションテックNIPPOラーリ) | +0:11 |
| 4位 | フィリッポ・トゥルコーニ(イタリア、バルディアーニCSF・7サベール) | +0:17 |
| 5位 | マウリ・ファンセヴェナント(ベルギー、スーダル・クイックステップ) | +0:19 |
| 6位 | マッツ・ヴェンツェル(ルクセンブルク、エキポ・ケルンファルマ) | +0:23 |
| 7位 | ルカ・コヴィリ(イタリア、バルディアーニCSF・7サベール) | |
| 8位 | マックス・ボック(ドイツ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ・ルーキーズ) | +0:25 |
| 9位 | ニコラ・ブルイヤール(フランス、トタルエネルジー) | +0:29 |
| 10位 | 名ヴァーツラフ・イェジェク(チェコ、カスパー・クリプト4ミー) |
その他の特別賞
| ポイント賞 | ライリー・シーアン(アメリカ、NSNサイクリングチーム) |
| 山岳賞 | ミハル・シュラン(チェコ、チームユナイテッド・シッピング) |
| ヤングライダー賞 | アンドリュー・オーガスト(アメリカ、ネットカンパニー・イネオス) |
| チーム総合成績 | バルディアーニCSF・7サベール |
text:Sotaro.Arakawa
photo:Czech Tour
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