車体のみならず様々なパーツのラインアップも充実させるスペシャライズド。注目を集める3Dプリンティング技術を駆使したサドルシリーズに、POWER PRO with Mirrorが追加された。S-WORKSしか用意されてこなかったPOWER with Mirrorに登場したミドルグレードだ。



スペシャライズド POWER PRO with Mirrorスペシャライズド POWER PRO with Mirror (c)スペシャライズド・ジャパン
非常に多くのレーサーから支持されるスペシャライズドのサドル群。ショートノーズサドルの知名度を押し上げたPOWERや定番のRominなどが揃うラインアップは、専業ブランドに勝るとも劣らない性能を誇っている。

その優れた性能を実現するのは、スペシャライズドが20年以上も追求し続けてきたBody Geometryテクノロジーだ。人間工学と実際のデータに基づいた設計によってスペシャライズドが求める性能を導き出している。

やや後方が跳ね上がる座面形状とされているやや後方が跳ね上がる座面形状とされている (c)スペシャライズド・ジャパン
再生カーボンとナイロンを組み合わせたベースと、チタンレールが採用される再生カーボンとナイロンを組み合わせたベースと、チタンレールが採用される (c)スペシャライズド・ジャパン
Body Geometryによって生み出されたシリーズの一つが、3Dプリント技術を用いたMirrorサドルだ。三次元の格子状に形作られるサドルのパッドは、世界最大のフィッティングデータベースを持つRetulの情報をもとに導き出された、理想的な構造となっている。

非常に複雑に繋がれた支柱は部分ごとに長さや太さが異なり、シームレスにクッション性が変化。3Dプリントならではの構造は、座骨に生じるプレッシャーが分散され、快適かつ優れた安定性を実現した。

スペシャライズド POWER PRO with Mirrorスペシャライズド POWER PRO with Mirror (c)スペシャライズド・ジャパン
そんなMirrorシリーズにPOWER PROが加わることに。これまで最上級のS-Worksのみに与えられていたテクノロジーがミドルグレードに波及することで、より多くのサイクリストが3Dプリントサドルの恩恵を受けることが可能となる。

座面形状はもちろんPOWERを踏襲したものであり、その性能には定評がある。S-Worksグレードと異なるのはベースとレールの素材だ。POWER PROではリサイクルカーボンと射出成形ナイロンを組み合わせた素材が用いられ、性能はもちろんのこと、環境に配慮した優れたベースとなっている。

耐久性に優れるチタンレールを採用しており、オフロードライドに最適なサドルとなっている耐久性に優れるチタンレールを採用しており、オフロードライドに最適なサドルとなっている (c)スペシャライズド・ジャパン
レールにはチタン素材が採用された。軽量性と耐久性に優れる金属を使用することで、オンロードとオフロードどちらでも思い切り走れる性能を獲得。

サイズは143mm幅(245g)と155mm幅(251g)の2種類が用意される。価格は42,900円(税込)だ。

スペシャライズド POWER PRO with Mirrorスペシャライズド POWER PRO with Mirror (c)スペシャライズド・ジャパン


スペシャライズド POWER PRO with Mirror
サイズ:2サイズ(143mm、155mm)
重量:約約45g(143mm)、約251g(155mm)
製品詳細ページ:https://www.specialized.com/jp/ja/saddle-mirror


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