2021年末で解散したクベカ・ネクストハッシュに所属していたニコラス・ドラミニ(南アフリカ)は、今季も存続するコンチネンタルチームへ。「若手を指導しながら再びツールを目指していく」とドラミニは意気込みを話している。



2019年にはチームプレゼンテーションで日本にもやってきたニコラス・ドラミニ(南アフリカ)2019年にはチームプレゼンテーションで日本にもやってきたニコラス・ドラミニ(南アフリカ) photo:So.Isobe
かつてマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、現クイックステップ・アルファヴィニル)や入部正太朗(現弱虫ペダルサイクリングチーム)が所属したものの、新規スポンサーが見つからず2021年末で解散したクベカ・ネクストハッシュ。昨年ツール・ド・フランスと東京五輪に出場しながらも所属先が未定だった26歳ドラミニが、その下部組織として創設され、今季も存続する「チームクベカ」に加入することが発表された。

「もはや身体の一部のように感じているクベカの一員として今年も活動していくことにワクワクしている。クベカが継続して行うチャリティ活動は自転車界のみならず、スポーツ界全体を見渡しても類のない活動だ」とリリースの中で語るドラミニ。「このチームはツール・ド・フランス出場という小さい頃からの夢を叶えてくれた。今年は選手兼指導者という立場から、23歳以下の選手たちにレースのノウハウを伝える機会を貰った。まだ僕のプロ生活は終わりを迎えておらず、特にツールでやり残した(第9ステージでタイムアウトに)ことを終わらせに行きたい。これからも夢の達成に向かって進み続けていく」と、チームでの役割と今後の目標についてコメントした。

1時間24分01秒遅れたニコラス・ドラミニ(南アフリカ、クベカ・ネクストハッシュ)1時間24分01秒遅れたニコラス・ドラミニ(南アフリカ、クベカ・ネクストハッシュ) photo:Kei Tsuji
チームクベカは2020年に創設されたイタリア・ルッカを拠点とするコンチネンタルチームで、これまでトップチームと合わせて50人以上ものアフリカ人選手輩出に貢献。2022年シーズンは7人のイタリア人選手を含め、ルワンダやエチオピア、南アフリカなど14人の選手たちが欧州で活動する予定だ。

2007年からチームの運営に携わる代表のダグ・ライダー氏は「”チームクベカ”とは前進を意味し、我々はその言葉に従い人々の生活を変え、希望や機会を与え、自転車の提供によって移動の手段を与えるべく進み続けていく。我々は素晴らしいパートナーと共にコンチネンタルチームとして活動を続けていく」と、再びワールドツアー復帰を見据えたコメントを残している。

text:Sotaro.Arakawa

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