コロンビアでバスに衝突したエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)の容体をチームと搬送先の病院が明らかにした。大腿骨転子や膝蓋骨、胸椎骨折のほか、血気胸に苦しんだものの、2度に渡る手術は成功し、神経的なダメージは避けられた可能性が高いとしている。



マリアローザのリードを広げたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)マリアローザのリードを広げたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) photo:LaPresse
チームメイトと母国コロンビアでトレーニング中、停車したバスに激しく衝突し搬送されたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)。緊急手術を施したサバナ大学附属病院は、背骨を含む複数の骨折など非常に重たい怪我であるものの、手術は無事成功したという。

ベルナルの主たる怪我の概要は、右脚の大腿骨転子粉砕骨折と膝蓋(しつがい)骨開放骨折、外傷性椎間板ヘルニアを併う第5・第6胸椎骨折、複数個所の肋骨骨折と血気胸。脳神経外科グループによる手術は成功し、脊髄損傷を回避できた可能性が高いと公表している。

ベルナルは第3から第8胸椎までを器具固定されており、手術後72時間は集中治療室で処置を受ける。「高エネルギー外傷に対する管理を行い、同様にすぐさまリハビリを開始し、患者に対して可能な限り最高の結果をもたらしたい」と病院は発表した

怪我に苦しむエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)に激励メッセージが殺到怪我に苦しむエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)に激励メッセージが殺到 photo:RCS Sport
また、チーム側も25日に情報をアップデート。「サバナ大学附属病院の医療スタッフと、エガンをサポートするメッセージを贈ってくれた全員に感謝したい。現在我々は、彼が復活への道を歩むさい、可能な限り最良のケアを確実に受けられるようにすることに集中している」と綴っている。

選手生命が危ぶまれている2019年のツール・ド・フランス覇者、2021年ジロ・デ・イタリア覇者に対し、チームメイトをはじめ選手や関係者、ファンからSNSを通じてメッセージが殺到。ハッシュタグ#FuerzaEganでメッセージが綴られている。

text:So Isobe
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