母国コロンビアで合宿中のエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)が1月24日、停車中のバスに衝突し病院に搬送されたとチームが発表した。現地報道によると意識はあり状態は安定しているものの、大腿骨と膝蓋(しつがい)骨を骨折し、復帰には最低でも数ヶ月はかかる怪我だという。



2022年はツール・ド・フランス出場を宣言していたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ)2022年はツール・ド・フランス出場を宣言していたエガン・ベルナル(コロンビア、イネオス・グレナディアーズ) photo:CorVos
「イネオス・グレナディアーズは今朝、コロンビアで発生したトレーニング中の事故によりエガン・ベルナルが病院に運ばれたことを確認しました。故郷近くの街で合宿を行っていたベルナルは、医療スタッフが到着時には意識があり、そのまま病院に搬送されました。現在の状態は安定しており、詳しい検査を受けています」とチームはプレスリリースを発表した。

現地コロンビアの報道によると、事故があったのはベルナルの出身地から程近いクンディナマルカ。乗降のため停車した大型バスの後部に激突したベルナルは、大腿骨と膝蓋(しつがい)骨を骨折。その他に首や胸部にも外傷があり、現在は搬送された病院で安定した状態にあるのだという。

今月13日に25歳の誕生日を迎えたベルナルは、先日チームと2026年までの5年の契約更新。今年は2度目の総合優勝を目指すべくツール・ド・フランスの出場を予定している。

続報が入り次第お伝えします。

text:Sotaro.Arakawa