2009年2月に急性骨髄性白血病に倒れ、闘病中だった宇田由香が、7月2日早朝死去した。

2008年全日本選手権ロードレース女子、ゴール前でスプリントする宇田由香(写真右・旧姓:山島/あさひレーシング)2008年全日本選手権ロードレース女子、ゴール前でスプリントする宇田由香(写真右・旧姓:山島/あさひレーシング) 宇田由香(旧姓:山島/あさひレーシング)は、2009年2月に急性骨髄性白血病を発症し、現在までレース活動を休止していた。しかし闘病むなしくかえらぬ人となってしまった。

宇田は2008年全日本選手権ロードレース女子で沖美穂に次ぐ2位、第5回富士山国際ヒルクライムロードレースでは女子の部で優勝し、一時Jフェミニンのリーダージャージを獲得するなど、多くのレースで好成績を残していた。

国際レースでも日本代表に選抜されることも多く、2008年世界選手権ロード(イタリア、ヴァレーゼ大会)に出場するなど、まさに日本を代表する女子ロードレーサーのひとり。総合力のある細身のクライマーとして将来を期待されていた。


最後まで力強く人生を走りきった宇田由香さん。ここに謹んで哀悼の意を表し、心からご冥福をお祈りいたします。

なお箕面市において3日午後6時からお通夜、4日午前11時から告別式が行われる。

会場
箕面市立聖苑
072-720-7980
箕面市半町4丁目6番32号

箕面市立聖苑ホームページ
http://www.humanceremony.com/hall/0727207980.html