JCF(公益財団法人 日本自転車競技連盟)は、1月27日から30日にアメリカで開催されるシクロクロス世界選手権について、新型コロナウィルス新変異株「オミクロン株」の世界的拡大を受け、選手の派遣を中止すると発表した。



シクロクロス世界選手権には、男子U23で優勝した村上功太郎(松山大学/TOYOFRAME)や、女子優勝の渡部春雅(明治大学)ら5名の選手を派遣する予定となっていた。しかし、新型コロナウィルスの「オミクロン株」の感染が世界的に拡大している状況を受け、JCFは選手派遣の中止を発表した。

以下、JCF公式サイトより。

2022年1月27-30日アメリカ合衆国アーカンソー州 フェイエットビルにて開催予定の標記大会へ、下記選手団の派遣をすべく準備をすすめておりましたが、昨今の新型コロナウイルス新変異株 「オミクロン株」の急速な世界的拡大を鑑み、選手関係者の健康と安全を最優先し派遣を中止する事と決定しました。

男子U23
村上 功太郎(愛媛県/松山大学/TOYOFRAME)
村上 裕二郎(愛媛県/明治大学)
鈴木 来人(長野県/Team S1NEO LOUDEAC)

女子エリート
渡部 春雅(神奈川県/明治大学)
福田 咲絵(東京都/AX cyclocross team)

シクロクロス全日本U23の上位3名が派遣予定だった。左から、村上裕二郎(明治大学)、村上功太郎(松山大学/TOYOFRAME)、鈴木来人(Team S1NEO LOUDEAC)シクロクロス全日本U23の上位3名が派遣予定だった。左から、村上裕二郎(明治大学)、村上功太郎(松山大学/TOYOFRAME)、鈴木来人(Team S1NEO LOUDEAC) photo:Makoto AYANO
女子は渡部春雅(明治大学、写真右)と福田咲絵(AX cyclocross team)が派遣される予定だった女子は渡部春雅(明治大学、写真右)と福田咲絵(AX cyclocross team)が派遣される予定だった photo:Makoto AYANO


text:Satoru Kato