若手育成に力を注ぐ山本幸平が、自身が長野県に所有する標高1800mの山荘を、高地トレーニングの基地として強化するためのクラウドファンディングを開始した。支援金はテクニックを磨くスキルアップエリアの作成や、トレーニング機材購入費に充てるという。



自身が所有し、高地トレーニング拠点としてのパワーアップを目指す山荘にて自身が所有し、高地トレーニング拠点としてのパワーアップを目指す山荘にて
今回のクラウドファンディングの目標金額は2,200,000円。夏季はMTBコースとして賑わう富士見パノラマリゾート(長野県諏訪郡富士見町)頂上付近の標高1,800m地点に山本自身が所有し、高地トレーニング拠点とする山荘を、次世代の若手育成の場としてより強化するという狙いがある。

今回のプロジェクトは東京オリンピックで現役を退いた山本幸平が、元プロトライアスリートで妻の山本敬子(旧性:田中敬子)さんと共に立ち上げた「Yamamoto Athlete Farm」が最も注力する次世代アスリート育成の一環として行われる。同プロジェクトではこれまでコーヒー販売を行い、売り上げを活動費用に充ててきた。

高地トレーニングに絶好の環境が広がる山荘周辺。W杯に対応するためのコース造成も視野に入れている高地トレーニングに絶好の環境が広がる山荘周辺。W杯に対応するためのコース造成も視野に入れている
山本によれば、このトレーニング拠点で行いたいことは以下の3つ。山本の背中を見て成長を続ける北林力のパリ五輪出場や、若手選手の人間構築、そしてトップ選手との交流などを狙っている。

・全国の有望選手が強化基地で共同生活を行い、スポーツを通じての人間構築。 
・強化基地にて活動し、北林力が、2024年のパリ、4年に1度の大舞台で金メダル獲得する。
・キッズ、ジュニアアスリートが強化基地にてトップアスリートと交流が持て、憧れを抱き、夢や目標を叶える。

クラウドファンディングで集まった支援金は、進化するワールドカップコースに順応する選手を育てるためのスキルアップエリア造成や室内トレーニング機材購入、強化基地の修繕費などに充てられるという。支援は5,000円から可能で、最大80,000円、法人向けに150,000円のプランも用意されている。詳しくは以下のリンクから確認してほしい。

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