GPSサイクルコンピューターを手掛けるブライトンから最新モデル「Rider320」が登場。上位モデルRider420からナビ機能を省略したベーシックグレードで、視認性の高いクリアな表示のディスプレイが特徴のモデルだ。



ブライトン Rider320ブライトン Rider320 (c)フカヤ
今季はワールドチームのイスラエル・スタートアップネイションにもサポートを行っているGPSサイクルコンピューターブランド、ブライトン。上位モデルに当たるRider420の基本的な機能を踏襲しつつ、ナビゲーション機能を省くことでエントリーグレードの価格帯を実現したベーシックモデル「Rider320」が新登場した。

ディスプレイサイズや各所のデザイン、基本性能はRider420からそのまま引き継いでおり、下側の2つのボタンがオレンジ色になった以外に見た目の差はない。光学粘着素材を使用した2.3インチの高精細モノクロディスプレイが最大の特徴で、画面のギラつきを抑え太陽光の反射や影などを気にせずあらゆる角度からハッキリと情報を確認することができる。

ギラつきを抑えた視認性の高いモノクロディスプレイが大きな特徴ギラつきを抑えた視認性の高いモノクロディスプレイが大きな特徴 (c)フカヤ
ブライトンの他モデル同様に、GPS内蔵のためデバイス単体で速度や走行距離など基本的なデータは測定可能。もちろんBluetoothやANT+といった規格に対応した各種センター類と併用することでケイデンスや心拍、パワー等の表示もできる。GPSだけでなくGlonass(ロシア)、BeiDou(中国)、Galileo(欧州)、みちびき(日本)という5つの異なる衛星測位システムに対応しており、世界中で正確なデータ測定が可能だ。

時間、速度、距離、カロリー、ケイデンス、高度、心拍数など72種類以上ものデータに対応しており、1ページに最大8項目を表示することができる。パワーに関するデータも31項目に対応しているため、活用次第では日々のトレーニングをより効率的にしてくれるだろう。クランク型パワーメーターの正確性を高めるため、アーム長を入力して校正することも可能だ。

本体サイズは83.9×49.9×16.9mm、下側2つ裏側2つの計4個のボタンで操作する本体サイズは83.9×49.9×16.9mm、下側2つ裏側2つの計4個のボタンで操作する (c)フカヤ
スマートフォンの専用アプリも用意されており、表示画面のカスタマイズなどをスムーズに行えるほか、スマホとBluetoothで接続していればメール受信などを知らせてくれるスマート通知も表示される。稼働時間は最大35時間と長く、丸一日走るロングライドイベントや400kmブルベなどでも電池切れの心配なく使えるだろう。

本体、バイクマウント、USBケーブル、クイックスタートガイド入った基本セットの「Rider320E」が11,800円(税抜)、さらにケイデンスセンサーが付属する「Rider320C」が14,800円(税抜)だ。取り扱いはフカヤ。



ブライトン Rider320
ディスプレイ:2.3インチ
サイズ:83.9×49.9×16.9mm
重量:67g
バッテリー稼働時間:最大35時間
防水性:IPX7
無線通信:Bluetooth/ANT+
最大表示項目数:8
最大ページ数:9
ログヒストリー:300時間
付属品:スタンダードバイクマウント、USBケーブル、クイックスタートガイド
価格:
Rider320E(本体+付属品) 11,800円(税抜)
Rider320C(本体+付属品+ケイデンスセンサー) 14,800円(税抜)

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