クリストファー・フルーム(チームイネオス)がクリテリウムドーフィネ第4ステージの個人TT前の試走中に落車。骨折の疑われる怪我で病院に搬送された。ブレイルスフォードGMはフルームのツール・ド・フランス出場は無くなったとコメントしている。

クリテリウムドーフィネを走るクリストファー・フルーム(イギリス、チームイネオス)クリテリウムドーフィネを走るクリストファー・フルーム(イギリス、チームイネオス) photo:A.S.O.
個人TTを控えたクリテリウムドーフィネ第4ステージの試走を行っていたフルームは、ダウンヒル中に手を離した際にバランスを崩して落車。負傷したため救急車で病院に運ばれたという。

チームイネオスのゼネラルマネジャー、デイブ・ブレイルスフォード氏はフランスのTV局の取材に対して「彼はハイスピードのダウンヒルでクラッシュした。壁にぶつかった。大変深刻なアクシデントだ。彼はツール・ド・フランスのスタートには立てない。再びレースを走るにはとても長い時間がかかるだろう」。と放送でコメント。5回目の総合優勝を狙う予定の7月のツール・ド・フランス出場の可能性を否定した。

チームの公式発表等ではまだ怪我の詳細は明らかにされていないが、現地ジャーナリストによれば大腿骨骨折が疑われているという。

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text:Makoto.AYANO