12ヶ月の間に2件のドーピング違反が発覚したロシアのカチューシャに対し、UCI(国際自転車競技連盟)は処分を与えないと発表。パオリーニのコカイン使用が娯楽目的であることを考慮し、チーム全体に出場停止処分を適用する条件を満たしていないと判断した。



ルーカ・パオリーニ(イタリア、カチューシャ)ルーカ・パオリーニ(イタリア、カチューシャ) photo:Tim de WaeleUCIアンチドーピング規程の7.12.1項によると、12ヶ月間に同じチームから2人のドーピング違反者が出たチームには15日から45日間の出場停止処分を与えられる。2015年7月に発覚したルーカ・パオリーニ(イタリア)のコカイン陽性に続いて、2016年1月にエドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア)の禁止薬物メルドニウム陽性が発覚したカチューシャは処分を免れないと見られていた。過去にはアンドローニジョカトリが30日間の処分を受けた例もある。

エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ)エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ) photo:Tim de Waele今回、UCI懲罰委員会は「UCIアンチドーピング規程7.12.1が取り決めるチーム出場停止処分を適用する条件を満たしていない」と発表した。

UCIのプレスリリースによると、UCI懲罰委員会はパオリーニのコカイン摂取がパフォーマンス向上目的ではなく娯楽目的であることを考慮した。ドーピング違反2件のうちの1件がそうした社会的なドラッグの陽性であり、パフォーマンス向上を目的としたドーピングに対して十分な措置を施していないチームを罰する規程の本来の目的には添わず、チーム全体にネガティブな結果をもたらすことは不適当かつ不相応であると判断した。

現在ツアー・オブ・カタール出場中のカチューシャには出場停止処分が与えられず、今後もレース出場が可能となる。

しかしMPCC(世界アンチドーピング倫理運動)のメンバーであるカチューシャは自主的な活動自粛を強いられる可能性も。MPCCの規程では、2件のドーピング違反が確定したチームは8日間にわたってレース活動を停止しなければならない。現在ヴォルガノフはBサンプルの再検査中で、パオリーニの処分も未定のまま。2人の処分が正式に決定した段階でカチューシャはレース活動を一旦ストップすることになりそうだ。

text:Kei Tsuji
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