クォータ KULT、KHARMA Race＆Glam、KORSA LITEが登場

アグリチュベルが駆ってツール・ド・フランスでも大活躍したKUOTA(クォータ)は、イタリアのシンテマ社のブランドだ。新モデルのKULT、KHARMA RACE＆Glam、KORSA LITEが登場した。

KULT　

KULT

2010年モデルの新作の目玉は、KREDO ULTRAの後継モデルに当たるKULTだ。エアロ効果を狙ったシートポストやフォークの形状が斬新なスーパーライトモノコックフレームは、セミインテグレーテッドシートポストを採用し、オリンピックディスタンスのトライアスロンなどにも対応する。

注目のBB30を採用し、エンドはワンピースのカーボン製。比対称設計チェーンステーやケーブル内蔵システムなど、贅沢仕様だ。

弓なりに湾曲したトップチューブがかもし出すボリュームあるデザイン。ヘッドチューブからトップチューブにグレーヴ（溝）の付けられた造形は大きなアピールポイントだ。

KULT　レッド＆ホワイト
KULTのトップチューブはヘッドからグレーヴが付けられている
曲線を描くKULTのトップチューブ
KULTのシートチューブはエアロ効果を高める形状

KHARMA RACE

ミドルグレードモデルとして人気のKARMAも刷新。ホワイトベースの爽やかなイメージになり、RACE と　Glam　とサブネームがつくモデルが展示されていた。

KHARMA RACE
KHARMA RACE　のトップチューブ


KHARMA Glam

女性用のパープルのグラフィックが施されたモデルにはKHARMA Glamのネームが入っていた。女性用のウェアと揃えて展示されていたことからレディースモデルということだろう。

KHARMA Glam
湾曲したトップチューブがKHARMAの特徴だ
レディースモデルであることを強調するKHARMA Glamのディスプレイ

KORSA LITE

KORSA LITEは新世代アルミフレームにカーボンフォークを組み合わせた入門モデルだ。「投資に対して最大の効果を求める（コストパフォーマンス追求型の）ライダーに向けて」と案内されているとおり、レースに使える実戦モデルを求める向きには最高のバイクになりそうだ。

KORSA LITE　アルミフレームモデルだ
KORSA LITE　カーボンフォーク装備のアルミモデル