ゴールドウインが展開する高機能ウェアブランド「C3fit」が、着るだけで心拍数を計測できるアンダーウェア「IN-pulse(インパルス)」シリーズを発表した。docomoが開発した信号発信機「hitoeトランスミッター01」と組み合わせることで、スマートフォンアプリ「runtastic」との連携が可能なアンダーウェアだ。12月19日の発売日前日に、東京・原宿で行われたプレゼンテーションで発表された。



2月下旬発売予定のカモフラージュ柄も先行展示されていた2月下旬発売予定のカモフラージュ柄も先行展示されていた
開発を担当した平山壮一さんによるプレゼンテーションでお披露目された開発を担当した平山壮一さんによるプレゼンテーションでお披露目された 「何度もトライアンドエラーを繰り返し開発を行いました」ゴールドウイン平山壮一さん「何度もトライアンドエラーを繰り返し開発を行いました」ゴールドウイン平山壮一さん ゴールドウインはノースフェイスやスピードといったスポーツウェアの企画生産を行うメーカー。C3fitもその中の1つで、2009年に立ち上がった比較的新しいブランドだ。「まるで着ていないかのような着心地を求め、かつ着ている人の心地良い運動をサポートする」というコンセプトのもと、"Compression(着圧)""Conditioning(コンディショニング)""Comfort(快適性)"を追求したウェアをリリースしている。

医療用機器に端を発するコンプレッションウェアが数多くラインナップされる中、今回登場したのは着るだけで心拍数を計測できる機能を加えたアンダーウェア「IN-pulse(インパルス)」だ。開発にあたっては「着ていないような着心地かつ正確に心拍を計れるウェア」を目指し、1年間に渡り室内でのR&D、フィールド実験を繰り返したという。

プレゼンでC3fit IN-pulseのデモンストレーターは、口を揃えてフィット感は良好で、アンダーを着ているという感覚が少ないという。また、インタビューに答えてくれた男性は自転車競技を本格的に取り組んでおり、「従来のチェストベルトのように締めつけ感が無いが、ずれ落ちる心配もなく完成度が高い製品で、自転車競技でも着用できそうだ」と語ってくれた。

また、プレゼンでは心拍数管理の有効性も説明された。富士山麓を1周するトレイルマラソン「UTMF」にチャレンジしたC3fit開発担当の平山壮一さんは「がむしゃらに走っていた上り坂も心拍数の管理をすることで疲労を抑えることができた」と自身の経験からその有効性を示した。加えて、「C3fitは心拍計を数多くの人に利用してもらいたいという考えています」と平山さん。



C3fit インパルス スリーブレス(ブラック)C3fit インパルス スリーブレス(ブラック) (c)ゴールドウインC3fit インパルス スリーブレス(レッド)C3fit インパルス スリーブレス(レッド) (c)ゴールドウイン


In-pulseはベースとなったハイパフォーマンス ハーフスリーブに心拍計測構造を貼り付けた1着。心拍計をウェアと一体化したため、従来のチェストストラップのように締め付けなくとも正確なデータを取得可能としている。一方で、ジャストサイズのウェアを着用しないと心拍を正確に測れないという点もある。

ベースウェアは着圧設計によって運動時の余分な筋振動を抑えることで、より効率的にエネルギーを活用可能とした高機能アンダーウェアだ。伸縮性、速乾性、肌触りに優れるライクラをメイン素材とし、着心地と機能性を高め、日本人の体型に合わせた3D立体設計を採用することでフィット感も良好な1着だ。

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心拍数を感知する部分には東レと日本電信が開発した「hitoe(ひとえ)」を採用。hitoeはナノファイバー生地に光電性樹脂の特殊コーティングを施すことで、生体信号を高感度に検出できる機能素材だ。検出したデータはあらかじめ中央に向かって流れるよう設計されているため、チェストストラップのようにセンサー部分を濡らす必要がなくなっているという。

心拍データはNTTドコモによって開発された「hitoeトランスミッター01」を介すことで、スマートフォンにデータ転送が行える。通信規格はBluetooth Low Energydeで、現在動作確認がとれているデバイス/アプリはスマートフォンとdocomoがリリースするアプリ「runtastic」のみ。他の機器と連携できる可能性もあるという。runtasticにはバイク競技用のアプリも用意されている。

C3fit インパルスブラトップ(ブラック)C3fit インパルスブラトップ(ブラック) C3fit インパルスブラトップ(コーラルピンク)C3fit インパルスブラトップ(コーラルピンク) C3fit インパルスブラトップ(グリーンカモフラージュ)C3fit インパルスブラトップ(グリーンカモフラージュ)


runtastic for docomoに転送できるデータはリアルタイムの心拍数のみとなるが、トランスミッター自体は加速度や心電位のデータを取得、記録している。メモリーの容量は128KBだ。これから機能が拡張されていく余地は十分に見て取れる。サイズは70×37×9.6mm、重量は24gと小型軽量で、装着している状態でもストレスとなることは少なそうだ。

IN-pulseの第1弾として販売開始されたのは、メンズのハーフスリーブとスリーブレスの2種類。いずれもhitoeトランスミッター01とのセット販売だ。サイズはS、M、L、XLという4サイズが揃い、カラーはブラック、ホワイト、レッドという3色。価格はハーフスリーブが19,000円(税抜)、スリーブレスが18,000円(税抜)。

トランスミッターはランにおいても邪魔になりにくいというトランスミッターはランにおいても邪魔になりにくいという 小型軽量なhitoe トランスミッター01によってruntastic for docomoと連携する小型軽量なhitoe トランスミッター01によってruntastic for docomoと連携する

hitoe トランスミッター01hitoe トランスミッター01 スナップオンボタンでトランスミッターを装着するスナップオンボタンでトランスミッターを装着する


その後の販売計画も発表されている。1月下旬からは第1弾で登場したハーフスリーブ、スリーブレス、hitoe トランスミッター01という3種類ともに、単品販売が予定されている。価格はハーフスリーブが9,000円、スリーブレスが8,000円、hitoe トランスミッター01が10,000円(いずれも税抜)だ。

加えて、レディース用のブラトップが発売される。サイズはS、M、Lという3種類で、カラーはブラック、コーラルピンク、グリーンカモフラージュ、ネイビーカモフラージュという4カラーだ。価格はノーマルカラーが7,000円(税抜)、カモ柄が8,000円だ。メンズのカモ柄は2月下旬からハーフスリーブのみで販売予定。価格は10,000円(税抜)。





C3fit インパルスティー&hitoe トランスミッター01セット
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
価 格:19,000円(税抜)

C3fit インパルススリーブレス&hitoe トランスミッター01セット
サイズ:S、M、L、XL
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
価 格:18,000円(税抜)

販売予定
1月下旬
C3fit インパルスティー
サイズ:S、M、L、XL(メンズサイズ)
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
価 格:9,000円(税抜)

C3fit インパルススリーブレス
サイズ:S、M、L、XL(メンズサイズ)
カラー:ブラック、ホワイト、レッド
価 格:8,000円(税抜)

C3fit インパルスブラトップ
サイズ:S、M、L(ウィメンズサイズ)
カラー:ブラック、コーラルピンク、グリーンカモフラージュ、ネイビーカモフラージュ
価 格:7,000円(税抜、ノーマル)、8,000円(税抜、カモ柄)

hitoe トランスミッター01
サイズ:70×37×9.6mm
重 量:24g
バッテリー容量:250mAh
連続使用時間:40時間以上
内蔵メモリ:128KB
取得可能データ:心拍数、加速度、心電位
近距離通信方式:Bluetooth Low Energy
防水:IPX5、7
対応機種:スマートフォン(Android4.4以上、iOS7.0以上)
カラー:ホワイト
価格:10,000円(税抜)

2月下旬
C3fit インパルスティー
サイズ:S、M、L、XL(メンズサイズ)
カラー:グリーンカモフラージュ、ブラックカモフラージュ
価 格:10,000円(税抜)

photo&report:Gakuto.Fujiwara