南アフリカで開催されているMTB世界選手権大会。現地時間8月30日午前にDHIジュニアカテゴリーのレースが行われ加藤将来と中川綾子が出走。男子はアメリカのリチャード・ルードJr、女子はイギリスのターニー・シーグレーブがそれぞれ優勝を飾った。

最も急なロックセクションを走る中川綾子(日本)、国内では見る事のできない難易度のコースに苦しんだ最も急なロックセクションを走る中川綾子(日本)、国内では見る事のできない難易度のコースに苦しんだ photo:Hiroyuki.NAKAGAWA
このコースを強く印象付ける、中盤のペダリングセクションを進む中川綾子(日本)このコースを強く印象付ける、中盤のペダリングセクションを進む中川綾子(日本) photo:Hiroyuki.NAKAGAWA急な登り返しの頂点を飛んでクリアする加藤将来(日本)急な登り返しの頂点を飛んでクリアする加藤将来(日本) photo:Hiroyuki.NAKAGAWA


連日の晴天による完全なドライコンディションと強風の中開催されたDHIジュニアカテゴリー。まず、僅かに5名のみの出走となった女子のレースが行われた。優勝は4:52'001のタイムを叩き出したイギリスのターニー・シーグレーブ。日本の中川は転倒を喫し大きくタイムをロス。トップから+1:13'791の5位という結果に終わった。

自身、初めての海外が今回のレースだった中川は「日本ではあり得ないようなコースでした。飛べないジャンプもたくさんありましたし、悔しいというよりはもっとレベルアップしないと勝負にならない事を痛感しました。でも、とても良い経験をさせてもらったと思います」とコメントした。

決勝を終えた加藤将来(日本)、今後は海外を目指したいと語った決勝を終えた加藤将来(日本)、今後は海外を目指したいと語った photo:Hiroyuki.NAKAGAWADHI男子ジュニア表彰式 地元の民族衣装を使ったアフリカ大陸ならではの演出を盛り込むDHI男子ジュニア表彰式 地元の民族衣装を使ったアフリカ大陸ならではの演出を盛り込む photo:Hiroyuki.NAKAGAWA


続いて行われた男子のレースは49人が出走。タイムドセッション2位のリチャード・ルードJr(アメリカ)が同1位のロリス・ヴェルジエ(フランス)を05'727差で制し優勝。タイムドセッション43位の加藤は序盤の急斜面で転倒を喫し1:01'859の47位でレースを終えた。

果敢に攻める走りを見せた加藤は「ジャンプなどはもっと練習しないといけないと思いました。国内には同じような環境が無いので、もっと上を目指すには、やはり海外に出て行く事が必要だと感じました」と悔しさを滲ませた。


MTB世界選手権DHIジュニア結果
男子

1位 リチャード・ルードJr(アメリカ)4:06'640
2位 ロリス・ヴェルジエ(フランス)+05'727
3位 マイケル・ジョーンズ(イギリス)+07'403
47位 加藤将来(日本)+1:01'859

女子
1位 ターニー・シーグレーブ(イギリス)4:52'001
2位 ダニエル・ビークロフト(オーストラリア)+07'512
3位 テーガン・モロイ(オーストラリア)+19'448
5位 中川綾子(日本)+1:13'791


photo&text:Hiroyuki.NAKAGAWA
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