ダボス E-600 ツーリングを主眼とした唯一無二の1台

ダボス E-600ダボス E-600
フカヤのオリジナルブランド、ダボスから登場したE-スポーツバイクがE-600だ。スイスの山間にある景勝地にその名を由来するダボスは、古くからの自転車ファンにとっては馴染み深い存在だろう。主にランドナーやスポルティーフといったツーリング車、そしてツーリングで役立つ様々なパーツを手掛けてきた歴史あるブランドだ。

E-600は、そんなダボスらしさを詰め込んだE-スポーツバイクに仕上がっている。なんといっても目を引くのは細身のスチールチュービングだ。国内では初となるクロモリフレームのE-スポーツバイクとして独特の存在感を放つツーリングバイクに仕上がっている。

日東でまとめられたハンドル&ステム日東でまとめられたハンドル&ステム フォークもスチールとなっているがエンドはスルーアクスルという仕様フォークもスチールとなっているがエンドはスルーアクスルという仕様

トップチューブには5箇所のダボ穴が配置されているトップチューブには5箇所のダボ穴が配置されている
ディスク台座はフラットマウントとなっているディスク台座はフラットマウントとなっている 駆動系はシマノ DEOREでまとめられた駆動系はシマノ DEOREでまとめられた

クロモリフレーム/フォークでありながら、エンド規格は前後ともにスルーアクスルとされており、クラシックなルックスと最新のスペックを同居させている。渋く輝くシルバーに塗装されたフレームの各所には沢山のネジ穴が配置されており、フェンダーやラック、ボルトオントップチューブバッグなど、高い拡張性を持っていることもE-600のユニークなポイントだ。

バッテリーはオンロード系E-BIKEとしては珍しく大容量モデルとなるBT-E8010を採用。504whの大容量によって、走行環境にもよるがノーマルモードで約130kmを安心して走ることのできる航続距離を実現している。多くの荷物を搭載した泊りがけのツーリングなどを視野に入れたパーツアセンブルだろう。

バッテリーはオンロードモデルとしては珍しい大容量モデルを搭載バッテリーはオンロードモデルとしては珍しい大容量モデルを搭載
高い耐久性を持つIRCのINTEZZOの32c高い耐久性を持つIRCのINTEZZOの32c リアエンドもスルーアクスル仕様となるリアエンドもスルーアクスル仕様となる

細身のパイプとアシストユニットのコントラストがユニークだ細身のパイプとアシストユニットのコントラストがユニークだ
コンポーネントはシマノ DEOREでまとめられており、精密な操作感でスポーツバイクを操る喜びを与えてくれる。ハンドルやステム、シートポストといったコンタクトポイントには、高い品質を誇る国産ブランド、日東をアセンブル。

タイヤももちろん国産ブランドを採用。IRCのINTEZZOの32cは高い耐パンク性を誇り、長距離ライドでもトラブルの可能性を最小限に抑えてくれる。こういったパーツチョイスもツーリングバイクらしさを演出する重要な要素だ。

ツーリング車をよく知るダボスならではのE-BIKEとして、現在唯一無二の存在であるE-600。E-ランドナーともいうべきこのバイクの魅力を解き明かしていこう。

ダボス E-600 インプレッション

「全体的にしっかりした剛性はありつつ、乗り心地も良いツーリングバイク」品川真寛「全体的にしっかりした剛性はありつつ、乗り心地も良いツーリングバイク」品川真寛
杏寿沙:THE 男の自転車!という感じがしますね(笑)こう、金属感を前面に出したシルバーのカラーリングとか、細身のシルエットにアシストユニットがドン、と載せられているところとか、凄くメカメカしてくて無骨な感じで、男の人は好きそうな気が。品川さんどうですか?

品川:おっしゃる通りです(笑)クロモリバイク然としたスタイルや各所の仕上げは、やっぱり男心をくすぐってきますね。その上目を引くのが沢山あるダボ穴。前後バッグはもちろん、トップチューブバッグやフレームバッグなんかも付けたフル装備のツーリング仕様にしてみたいですね。

杏寿沙:E-BIKEだったら、沢山荷物を積んでもグイグイ走れますから、こういうバイクでキャンプツーリングしたら楽しそうですよね。どんな荷物が重くても登り坂を最後まで登りきれるのはE-スポーツバイクならではだと思います。あと、ハンドル幅が狭めですが、ツーリング車らしくロングライドを走るのにいいですね。車重も結構重いかな?と思ったんですが、アシストが効いているので、走っているとその辺りは特に気にならなかったです。

「メカメカしてくて無骨な感じで、男の人は好きそう(笑)」杏寿沙「メカメカしてくて無骨な感じで、男の人は好きそう(笑)」杏寿沙
品川:結構ジオメトリーも特徴的でしたね。ツーリング車らしくヘッドアングルがかなり寝ていて、荷物を積んだ状態でもクイックすぎるハンドリングにならず安定しそうですね。

また、スチールでクラシカルなスタイリングですけど、エンド規格はスルーアクスルを採用しているのも面白いところですよね。チューブ自体の剛性感は抑えめなんですが、末端はしっかりしているのでちょっと不思議な感覚はありました。全体的にしっかりしているのですが乗り心地も良くて、それもツーリング車らしくて良いですね。

価格面で見ると、今回のオンロードモデル4台の中では最も高価なバイクでもありますが、多くの加工が施されたフレームや、日東製のステムやハンドルなど、パーツもこだわっていますし、バッテリーもオンロードモデルとしては現状唯一の大容量モデルを搭載しているので、航続距離も安心です。実際、今回の120kmの山岳ライドを終えた状態でも30%ほどの残量はあるので、あと一山くらいは越えることができたはず。

キャンプツーリングに出かけてみたいけど荷物が重いのが不安という方にとっては、これ以上なくピッタリな一台だと思います。

ダボス E-600 スペック表

サイズ480
カラーピュアホワイトパール、クリアブラック
フレームフカヤ オリジナル 4130 クロモリ
フロントフォークフカヤ オリジナル 4130 クロモリ
ドライブユニットSHIMANO STEPS E8080
バッテリーSHIMANO STEPS BT-E8010 504Wh(36V、 14Ah)
タイヤIRC インテッツォ 700×32C
重量17.8kg
価格430,000円(税抜)

提供:シマノ 制作:シクロワイアード編集部