最新バイクにパーツがそろう3日間となったサイクルモード。きらびやかにショーアップされたメーカーブースだけが、サイクルモードの魅力ではありません。さまざまなテーマごとに出展された企画ブースの様子を紹介していきましょう。



日本とイタリアの職人技が光る ハンドメイドバイシクルコレクション

ハンドメイドバイクシクルコレクションハンドメイドバイクシクルコレクション
メインステージ横に設けられたハンドメイドバイシクルコレクション。日本、そしてイタリアからオリジナリティあふれるハンドメイドビルダーたちが自慢のバイクを持ちこみ、その美しさを競いあった。日本からは、レベルやマキノといった老舗ビルダーたちに加え、マッキサイクルやライフバイク、イクイブリウムといった新進のビルダーたちが出展。

中でも注目を集めていたのは、真田丸をイメージした一台を展示していたライフバイクのブランド、ラディカル。真田の赤備えにちなんで朱に染められたフレームには真田氏の六文銭がペイントされている。真田幸村の兜を彷彿とさせる鹿角が差しこまれたハンドルは真田紐のバーテープが巻かれるというこだわりよう。

ラディカルバイクのCXモデルはスターライトクロスのマスターズで3位に入ったラディカルバイクのCXモデルはスターライトクロスのマスターズで3位に入った マイケル・ライス氏の駆るCXバイクマイケル・ライス氏の駆るCXバイク

こちらが注目を集めていた真田幸村モデルこちらが注目を集めていた真田幸村モデル 六文銭の家紋が描かれるヘッドチューブ六文銭の家紋が描かれるヘッドチューブ


そんなオリジナリティあふれる日本勢を迎え撃つのは、ロードレーサーの国、イタリアのハンドメイドブランド。カサーティやトマジーニといった、日本でも知られているブランドのほか、知る人ぞ知るヴェローナのズッロや、ペゴレッティからスピンアウトしたフルオーダーカーボンバイクブランド、デ・アニマといった個性的な面々が揃った。

アーティスティックなグラフィックを施したDEANIMA(デ・アニマ)。そつなく綺麗に仕上げられたそのカーボンフレームを見れば、もしかしてアジア生産のOEM品?と思ってしまうかもしれないが、れっきとした100%ハンドメイドインイタリー。イタリアのハンドメイド金属フレーム工房「ペゴレッティ」を主宰するダリオ氏の弟で、そのビルダーとして長いキャリアを持つジャンニ氏が創設したカスタムカーボンブランドだ。

イタリアからはハンドメイドカーボンブランド、デ・アニマが参戦。バイクを持つのはジャンニ・ペゴレッティ氏イタリアからはハンドメイドカーボンブランド、デ・アニマが参戦。バイクを持つのはジャンニ・ペゴレッティ氏
アーティスティックなグラフィックを纏うデ・アニマアーティスティックなグラフィックを纏うデ・アニマ ハンドメイドと思わせないほどの美しい仕上がり。小規模ブランドながら金型も自社保有しているのだそうハンドメイドと思わせないほどの美しい仕上がり。小規模ブランドながら金型も自社保有しているのだそう


「金属フレームはコロンブスやレイノルズといったメーカーからパイプを購入して使うから、実はビルダーが味付けとして工夫できる範囲は狭い。でもカーボンなら、積層を工夫することで金属では不可能だった細かい調整ができる。ここに可能性を感じてカーボンブランドを興したんだ」と来日したジャンニ氏が語るだけあって、ペイントはもちろん、細部の処理も見事な出来。

フレームは各チューブを成形した後に接着していく工法をとるが、小規模工房にも関わらず自社で金型を保有しているんだそう。「金型代だけで軽く家が建つくららい掛かったぜ!」とジャンニ氏。ハイパフォーマンスを求めた数モデルがラインナップされるほか、ペイントオーダーも可能だという。日本では安田マサテル氏のショップ、アトリエ・キノピオが窓口となるので、興味のある方はそちらまで。



レトロ&クラシックバイクが並ぶ ヴィンテージBIKEエリア

さまざまな時代のオールドバイクが集まったさまざまな時代のオールドバイクが集まった
最先端のテクノロジーが注ぎこまれたバイクにフォーカスが当たる一方で、通好みのクラシックバイクがずらりと揃ったエリアも用意されていたのが、今年のサイクルモード。もっとも奥側のエリアでの出展となっていたため、気付かないかたもいたかもしれないが、3日間でもっとも濃密な空間が展開されていたエリアである。

信州小諸の老舗自転車店、浅麓堂や名古屋の名店カトーサイクルなど、クラシックバイクファンにとっては知らぬ人がいないような有名店がブースを出展。カンパニョーロやサンツアー、マファックなどのオールドパーツが所せましと並べられた。

名古屋の老舗カトーサイクルも出展名古屋の老舗カトーサイクルも出展 蝶ネジのホイールナット蝶ネジのホイールナット


また、車体の展示も合わせて行われており、ロードレーサーからスポルティーフ、ランドナーから実用車まで、さまざまな車種、時代、国のバイクが並べられており、クラシックバイクの世界の一端に触れることができるコーナーとなっていた。

エリアへ足を運んだ来場者も、サイクルモードの他のエリアにいる方達とはどこか違うオーラを放つ、玄人感溢れる方々ばかり。サイクルモードの新たな目玉ブースとして、来年以降の動向にも要注目のエリアとなりそうだ。



より速くなりたい中級者から、自転車店向けメカニック講座まで アスリートワークショップ

様々なテーマの講義が開かれたアスリートワークショップ様々なテーマの講義が開かれたアスリートワークショップ
昨年、初開催され、多くの反響を集めたアスリートワークショップが今年も開催。より自転車ライフを楽しみたい、とか考える中・上級者を対象にした、一歩進んだ内容の有料セミナーとして開催されるこの講座には、昨年同様多くの人が集まった。

初日となる金曜日は販売店向けの講座として、専門知識が必要となるサスペンションや、ロードバイクへの採用も増えてきた油圧ブレーキのメンテナンス講座などが行われた。各回ともに大盛況で、立ち見が出るほど人気の回も。

よりコアな内容をレクチャーしてくれるアスリートワークショップも大盛況だよりコアな内容をレクチャーしてくれるアスリートワークショップも大盛況だ ピークスコーチンググループの中田さんがパワートレーニングについて講義ピークスコーチンググループの中田さんがパワートレーニングについて講義

竹谷さんによる講義竹谷さんによる講義 超長距離ライドの極意について語る三船さん超長距離ライドの極意について語る三船さん


一方、週末の土曜、日曜は一般ライダー向けの講座として開催された。マッサエンタープライズの三船さんによるロングライド講座や、ティンコフでマッサーを務めてきた中野さんによるボディケア講座をはじめ、パワートレーニングやフィッティング、そしてペダリングといった、サイクリストにとっては常にホットなトピックを扱い、連日多くの人が詰め掛けた。



屋外コースで本格試乗できる「オフロードバイクデモ」

スターライトクロスのコースを利用した試乗エリアスターライトクロスのコースを利用した試乗エリア
こちらにも多くのブランドが集まったこちらにも多くのブランドが集まった キャンバーももちろん試乗可能キャンバーももちろん試乗可能


最終日の3日・日曜は屋外試乗会「オフロードバイクデモ」が初開催された。会場となったのは前夜にスターライトクロスが開催されたコースで、広大な芝のグラウンドや林間につけられたMTBコース、アップダウン区間を含む本格的なオフロードのレースコースで試乗ができるというもの。

各ブースにはマウンテンバイクやシクロクロスバイクが用意され、思う存分のライドが楽しめた。またキッズたちのためにはショート試乗コースも用意された。この日は天気も良く、前日も好評だったケータリングも用意され、ピクニック気分でライドを楽しむ人たちで賑わった。


text&photo:CW編集部
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