10月12日(日)に、茨城県かすみがうら市にて「レイクサイド・サイクルフェスタ かすみがうらエンデューロ」が行われる。エンデューロイベントとしては珍しく、公道を封鎖して行う同大会。今年で3年目を迎える人気イベントの魅力をお伝えしよう。



霞ヶ浦湖畔を疾走しよう かすみがうらエンデューロ霞ヶ浦湖畔を疾走しよう かすみがうらエンデューロ (c)ルーツ・スポーツ・ジャパン
220平方キロメートルの湖面積をもち、日本第2位の広さを誇る霞ヶ浦。関東随一の広さをもつ湖岸を舞台にした、公道エンデューロレースとして開催されるのが、今年で3回目の開催となる「レイクサイド・サイクルフェスタ かすみがうらエンデューロ」だ。

メイン種目となるのは男女および車種別のクラスがある5時間エンデューロ。そしてカテゴリ分けがなく、初心者にうってつけな2時間エンデューロと、地元参加枠としてチーム内の1名がかすみがうら市在住であることが条件のママチャリCUPが用意される。

湖畔を駆け抜けるストレートが最大の魅力湖畔を駆け抜けるストレートが最大の魅力 (c)ルーツ・スポーツ・ジャパンサイクリストで賑わうメイン会場サイクリストで賑わうメイン会場 (c)ルーツ・スポーツ・ジャパン

このイベント最大の特徴は、なんといっても一般道を交通規制することで実現した1周4.8kmのロングコース。日本百景にも選ばれる美しい湖である、“霞ヶ浦“の絶景を横目に楽しみながらエンデューロを走ることができる特設コースがサイクリストたちを迎えてくれる。

コース最大の見所は、1.8kmに渡って湖畔を一直線に駆け抜ける長いストレート。霞ヶ浦の広大な風景や、その湖面に浮かぶ「帆引き船」の勇壮な姿、晴れた日には富士山をも望むことができる絶好のロケーション。天候によっては、強風が吹き付けることでハードな展開になることもあるだろう。

エンデューロコース コースマップエンデューロコース コースマップ (c)ルーツ・スポーツ・ジャパンエンデューロコース高低表エンデューロコース高低表 (c)ルーツ・スポーツ・ジャパン長方形を描くコースは6つのコーナーを有するのみのシンプルなレイアウト。途中には1ヶ所のみ丘越えのセクションがあるものの、高低差は25mとオールフラットなコースとなっており、コースプロファイルとしてはビギナーにもうってつけと言える。

レース自体が初参加というビギナーに向けて、レースに出場するうえで重要な規則やマナーを指導してくれる「レース参加クリニック」も開催される。仲間に誘われているけれども、レースに出たことはないし、どうしよう……、と出走に少し不安を感じている方の背中を押してくれるクリニックだ。

また、今年も会場には地元霞ヶ浦のグルメを味わえるブースがたくさん出展する予定だ。霞ヶ浦名産品や地域グルメなどの多彩な味覚が多数用意されるブースは入場料無料で、参加者以外でも楽しめる。レースの待ち時間に、豊かな自然の恵みが育んだ良質な産物を味わって見てはいかがだろうか。

また、大会ゲストとしてかすみがうら市出身のタレント「アントキの猪木」さんと大会オフィシャルテーマソング「エンデューロ」を謳うアーティスト「オニツカサリー」さんが登場。かすみがうら市ふるさと大使でもあるお二人が、会場に集ったサイクリストたちと一緒にレースを盛り上げてくれる。

ゲストのアントキの猪木さんゲストのアントキの猪木さん ゲストのオニツカサリーさんゲストのオニツカサリーさん

東京駅から最寄りの土浦北ICまでは車で約90分とアクセスの良さが魅力だ。前日仕事が終わったあと来場する方も、朝早くに出発される方もこの距離なら負担は少ないはず。イベントの終了時刻は15時と早く、夜前に帰宅できることも嬉しいポイントだ。

エントリー受付中 9月16日(火)まで!

レイクサイド・サイクルフェスタ かすみがうらエンデューロでは現在参加者を募集中だ。webからはスポーツエントリーから、またQRコードを使用し携帯電話から、他に電話・ファックスで申し込みができる。エントリーについての詳細はこちらを参照。エントリーは9月16日までとなっている。2時間エンデューロは現在キャンセル待ちとなっている程の人気の大会なので、興味をお持ちの方は仲間と誘い合わせて早めのスケジュール調整を行おう。

レイクサイド・サイクルフェスタ- かすみがうらエンデューロ大会概要
■開催日:2014年10月12日(日)
■開催地:茨城県かすみがうら市 霞ヶ浦の湖畔にて(メイン会場:歩崎公園)
■申込締切:9月16日(定員になり次第締切)
■種 目:5時間サイクルエンデューロ/ 2時間サイクルエンデューロ/ママチャリCUP(地元在住の方1名以上の参加が必要)