日本が誇る霊峰、富士山。その山裾をぐるっと1周するサイクリングイベントが、「Mt.FUJIエコサイクリング」だ。今年は9月7日(日)に開催される、毎年人気のロングライドイベントを紹介しよう。



スタート序盤、朝もやの爽やかな山中湖畔を走るスタート序盤、朝もやの爽やかな山中湖畔を走る
世界遺産にも登録された富士山。静岡県と山梨県にまたがる巨大な単独峰の麓をぐるりと1周する、全長120㎞のコースが「Mt.FUJIエコサイクリング」の舞台となる。富士五湖や、朝霧高原、青木ヶ原樹海といった、富士山ならではの自然環境や景観が味わえるロングライドイベントだ。

8回目の開催となる、今年のスタート/ゴール地点は山中湖のほとりに位置する「山中湖交流プラザ きらら」。様々なスポーツイベントの会場となっている実績もある、安心の会場だ。用意されるコースは、富士山を一周する「富士山一周コース」(約120km)の他に、初心者や子供たちでも無理なく楽しむことができる約20kmのファミリーコースの2つ。

女性ライダーもたくさん参加する女性ライダーもたくさん参加する 名物富士宮やきそばを食べる名物富士宮やきそばを食べる


富士山自体に登ることはないものの、周辺道路もアップダウンに富んでおり、ダイナミックなヒルクライムとダウンヒルを満喫できるコース設定となっている富士山一周コース。その中でも、難所といえる箇所が2つある。ひとつは5~8%の登りが15km以上続き、10%を超える急坂がラスト1kmに控える「富士山こどもの国」までの登坂。もう一つは後半に登場する籠坂峠で、こちらは20km程度のヒルクライムとなる。

朝霧高原あたりは草原が広がる気持ちのいい道が続く朝霧高原あたりは草原が広がる気持ちのいい道が続く
走り応えのある登り区間も走り応えのある登り区間も とは言っても120kmのうちエイドステーションが計8箇所設置され、万全のサポート体制をもってサイクリストたちを迎えてくれる。ロングライドに初チャレンジするサイクリストでも、安心して参加できるだろう。

提供される食べ物も、富士宮やきそばをはじめとした地元の名物が味わえる事も大きな魅力。走るだけではない、グルメも楽しめるロングライドイベントとしても高いレベルにある大会といえる。

環境について語り合うトークショーなど様々な催しが行われるのが特徴だ環境について語り合うトークショーなど様々な催しが行われるのが特徴だ また、大会前日の9月6日(土)には受付が行われるほかにも、自然環境保護をテーマにした「エコサイクリングトークショー」など、様々なサブイベントが催される予定となっている。

なお、当日受付も可能となっているため、日帰りでの参加ができるのも大きな特徴。ただし、当日受付枠は参加料が若干高くなると同時に、先着300名限定となるので、注意が必要だ。

参加者募集中!申し込み期間は8月20日まで
Mt.FUJIエコサイクリング 2014では現在参加者を募集中だ。参加費は富士山一周サイクリングが9,000円(当日受け付けは12,000円)、ファミリーサイクリングが4,000円(当日受付5,000円)で、JCA賛助会員に関しては割引設定がある。定員は富士山一周サイクリングが1,500名、ファミリーサイクリングが200名となっている。

スポーツエントリーおよび、電話(0570-550-846 )、FAX(0120-37-8434 )※用紙はこちらから申込が可能となっている。大会サイト内エントリーページに詳細が掲載されている。申込期間は8月20日までとなっている。家族や仲間と誘い合わせの上、ぜひ参加をしてみてはいかがだろうか。


Mt.FUJIエコサイクリング 2014

コースマップコースマップ 開催日:2014 年9 月6~7日(土~日)
メイン会場:山中湖交流プラザ きらら(山梨県南都留郡山中湖村平野479-2)
主催: (公財)日本サイクリング協会
募集人員:富士山一周サイクリング 1,500名、ファミリーサイクリング 200名
コース: 富士山一周サイクリング 120km、ファミリーサイクリング 20km
参加料: 富士山一周サイクリング 9,000円(当日受付け12,000円)、ファミリーサイクリング4,000円(当日受付5,000円)