8月17日、ツール・ド・リムザン(UCI2.HC)の最終ステージで新城幸也(ユーロップカー)が終盤エスケープ。ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ・ビッグマット)にステージ優勝を許したものの、ボーナスタイムにより総合優勝を果たした。

新城幸也(日本、ユーロップカー)写真はツール・ド・フランス新城幸也(日本、ユーロップカー)写真はツール・ド・フランス photo:Makoto Ayano8月14日から17日までの4日間の日程で開催されているツール・ド・リムザン。レースカテゴリーはUCIワールドツアーの一つ下、UCIヨーロッパツアーの中で最も高いHC(超級)だ。

前日の第3ステージを終えた時点で、総合タイム30秒遅れのユキヤと55秒遅れのロワが、ラスト10km地点でアタック。ゴールまで6kmを残して独走に持ち込んだロワがそのまま単独でゴールし、ボーナスタイム10秒を獲得。ユキヤは21秒遅れのステージ2位に入り、ボーナスタイム6秒を獲得した。

両者は同タイムで並び、規定によりユキヤの総合優勝が決定。2006年と2008年に総合3位に入っている相性の良いリムザンで、ユキヤが総合優勝を果たした。

詳しくはレースレポートでお伝えします。

ツール・ド・リムザン2012総合成績
1位 新城幸也(日本、ユーロップカー)                16h48'30"
2位 ジェレミー・ロワ(フランス、FDJ・ビッグマット)
3位 ファビアン・シュミット(フランス、ルーベリール)           +02"
4位 マチュー・ペルジェ(フランス、アージェードゥーゼル)         +06"
5位 ステファン・デニフル(オーストリア、ヴァカンソレイユ・DCM)     +07"
6位 アントニー・ジェラン(フランス、FDJ・ビッグマット)
7位 ステヴォン・トロネ(オベール93)                   +09"
8位 ジェレミー・ギャラン(フランス、ソール・ソジャサン)         +13"
9位 アレクセイ・サラモティンス(ラトビア、コフィディス)         +15"
10位 ギヨーム・フォーコン(フランス、オベール93)            +17"

text:Kei Tsuji

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