2月11日(土)にお台場海浜公園にて初開催される話題の「Cyclo Cross Tokyo」。待望の海外招待選手のリストが発表された。

今回来日が発表されたのは、男子がティモシー・ジョンソン(アメリカ)、ベン・ベルデン(ベルギー)、バリー・ウィックス(アメリカ)の3名。いずれも北米をシクロクロスレースをメインに活躍する強豪ばかりだ。

ティモシー・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド.com)ティモシー・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド.com) (c)シクロクロス東京2012ベン・ベルデン(ベルギー、Opsエール・クレメント)ベン・ベルデン(ベルギー、Opsエール・クレメント) (c)シクロクロス東京2012

女子招待選手にはオランダからマスターズ世界チャンピオンである荻島美香を招く。ワールドクラスの選手たちの走りを都心のど真ん中で見ることのできるチャンス。ファンならずとも見逃せないだろう。

招待選手プロフィール

ティモシー・ジョンソン(アメリカ、キャノンデールpbシクロクロスワールド.com)
1977年生まれ、34歳のベテラン選手。99年のU23シクロクロス世界選手権で3位に入り、アメリカへ初のメダルをもたらす。以降、アメリカのシクロクロスシーンを常にリードし続けている。
泥、雪、ウェットなどタフコンディションのコースを得意とし、北米のトップカテゴリーで常に上位に入る。2008年にはアメリカナショナル選手権を制し、ジャージの腕部分にはその証しであるユナイテッドストライプが入る。

ベン・ベルデン(ベルギー、Ops・エール・クレメント)
シクロクロスの本場であるベルギー出身、36歳のベテラン選手。BMXやMTBをルーツとし、93年にシクロクロスに転向した。96年にU23ベルギーナショナル選手権を制して以降、14年間に渡って数多くの勝利を収めている。今シーズンはアメリカに活躍の舞台を移して活躍中だ。世界のトップレースの歴史を刻んできたベテランの走りは見逃せない。

バリー・ウィックス(アメリカ/コナ・シクロクロスチーム)バリー・ウィックス(アメリカ/コナ・シクロクロスチーム) (c)シクロクロス東京2012荻島美香荻島美香 (c)シクロクロス東京2012

バリー・ウィックス(アメリカ/コナ・シクロクロスチーム)
コナのファクトリーチームに所属するバリー・ウィックスは1981年生まれの30歳。北米を舞台に活躍する選手だ。シクロクロスだけではなくMTBやBMXにも積極的に取り組んでいる。辻浦圭一や、竹之内悠も出演したDVD"シクロクロスミーティング"に出演したことで、国内でも有名である。趣味はウインドサーフィン、ヨット、クッキング。

荻島美香
言わずと知れた現シクロクロス・マスターズ世界チャンピオン。ロード・シクロクロス両方で輝かしい成績を残す彼女が、オランダから青いアルカンシエルを引っ提げてお台場のレースを走る。

国内招待選手

なお先立って国内招待選手も発表されている。全日本選手権の結果を反映した人選だ。

<男子>
・竹之内悠 (Team Eurasia-Fondriest bikes)
・辻浦圭一 (チームブリヂストン・アンカー)
・小坂光 (TeamZENKO/宇都宮ブリッツェン)
・小坂正則 (スワコレーシング)
・山本和弘 (キャノンデール・レーシングチーム)
・丸山厚 (MASSA-FOCUS-SUPER B)

<女子>
・豊岡英子 (パナソニックレディース)
・宮内佐季子 (CLUBviento)
・福本千佳 (クラブシルベスト/同志社大学)




text:So.Isobe

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