2日めにして今大会最長の244kmのフラットコースが登場したジロ・デ・イタリア第2ステージ。激しいスプリント勝負を繰り広げたペタッキとカヴェンディッシュの間にはゴール後にちょっとした小競り合いも発生した。

コメントのソースは記者会見、チーム公式ウェブサイト、主催新聞ガゼッタ・デッロ・スポルト紙、選手個人のウェブサイトおよびTwitter、Facebookなど。

笑顔でシャンパンを開けるアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)笑顔でシャンパンを開けるアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD) photo:Kei Tsuji激しいスプリントを僅差で制したアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)
心の底から、自分はなにもしてないと確信しているよ。実際、同じラインになったのは、自分のスプリントをするためだったから、カヴェンディッシュの動きには気づかなかったんだ。彼のリアクションは普通だし、彼はなにも失ってない。ぼくが彼の立場だとしたら、そんなこと(抗議)はしないで、マリアローザを喜んでるだろうけどね。カヴェンディッシュはまだ若すぎるんだ。「もしものこと」を理解する必要があるよ。でも、いいやつだし、たくさんのステージ優勝もするだろう。おそらく、このジロでも勝つだろう。

マリアローザに袖を通したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)マリアローザに袖を通したマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) photo:Kei Tsujiステージ優勝は逃したがマリアローザを手にしたマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)
ペタッキとのあいだに問題を作ってしまったとしたら、残念だと思う。その件については謝るよ。でも、ああいうリアクションは、そのときの状況次第なんだ。ペタッキはすぐれた人物で、すぐれたチャンピオンだ。尊敬しているよ。

あと、言っておきたいんだけど、僕はスプリント勝負のとき、自分のラインからほんの1インチでも動いたときは、いつも降格させられている……。偏見があるんじゃないかな? それは成功の証だろうね。高みにある玉座から引きずり下ろそうという悪意みたいなもんだ。

ガッツポーズのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)と、抗議するマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード)ガッツポーズのアレッサンドロ・ペタッキ(イタリア、ランプレ・ISD)と、抗議するマーク・カヴェンディッシュ(イギリス、HTC・ハイロード) photo:Riccardo Scanferla(ペタッキとの)状況が逆だったらって? 今回のスプリントでペタッキがやったようなことはしなかったと思う。前みたいに降格させられるのが怖いからね。

(明日のステージについて)
スプリントはできるけど、簡単じゃない。ペタッキとの再戦の可能性もあるよ。最後の部分はもっと難しいから、他のかたちでのスプリント勝負になると思うけど。

(マリアローザが何日キープできるかと質問されて)
マリアローザを着るのはとても偉大な栄誉だ。とくにレースでああいう判定された後だとね。リーダージャージをキープするのは、とても大変なことだ。あと2日はキープしたいね……。


ステージ優勝候補だったが7位に沈んだタイラー・ファラー(アメリカ、ガーミン・サーヴェロ)
もくろみ通り集団先頭に出たけれど、あと500〜600mというところで少しだけ下がってしまい、他のチームに先行を許してしまった。ちょっとだけタイミングが悪かった。結局のところ、一番簡単なステージじゃなかったというわけだ。暑かったし、みんな元気いっぱいというわけにはいかなかった。6時間も走っていたからね。

ステージを獲る目的でここに来た。今回は4つあるチャンスの1つだった。今日は勝てなかったけれど、あと3つあるから、うまくいけば1つは獲れるだろう。

今日は悔しいけれど、まだ機会はある。あと3回は確実にあるし、そのほかにも明日のように、スプリントになる可能性はあるけれど途中の登りで集団が分裂するかもしれないステージもある。

(ペタッキのスプリントにカヴェンディッシュが抗議したことについて)
ペタッキが一直線にスプリントしていくのを見たよ。だからカヴェンディッシュはペタッキが勝ったことに腹を立てていたんじゃないかな。


集団前方で隊列を組むレディオシャック集団前方で隊列を組むレディオシャック photo:Riccardo Scanferlaゴール前の接戦について語るロビー・マキュアン(オーストラリア、レディオシャック)
スプリントは混戦模様だった。とくに最後の1キロは全部のコーナーがタイトだった。カルドソとハンターとの作戦はすごくうまく機能していて、ハンターの後ろに付いていたんだ。
ハンターは残り500メートルのところで、ぼくを発射して、スプリントを制そうとしていたようだけど、彼の行く手を遮る選手が2名いたんだ。だから、一度加速してから減速し、また加速するつもりだった。そのときに勢いを失ってしまって、もう一度飛び込もうとしたんだけど、勝負の賭け時としては後ろすぎたんだ。
でも、アシストは機能はしてるし、これからも続けるつもりだ。昔はたしかによかった。それをすごいとは思っていない。ぼくは自分の脚の調子が日に日によくなっていると思う。だから、いくつかのレースも獲れるはずだよ。


出走サインを終えた別府史之(日本、レディオシャック)出走サインを終えた別府史之(日本、レディオシャック) photo:Kei Tsuji30位でゴール、総合8位をキープした別府史之(日本、レディオシャック)
Giro d'Italia 2nd ST 今日は244kmで暑くてとても長い一日だった。最後はスプリンターのマキュアンをラスト5kmの道が狭くなる前に先頭に持って行って自分はそのまま集団フィニッシュ。マキュアンは最後伸びず8位だった。今夜は同部屋だから面白い話が彼から聞けそうだ。



text : Seiya Yamasaki
photo : Kei Tsuji, Riccardo Scanferla
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