鹿児島市桜島で第11回南日本サイクルフェスタin桜島が3月20日に行われる。3月12日の九州新幹線全線開通に合わせて開かれるもの。個人TTとヒルクライムロードレースの2ステージ制で、小学4年生からのチャレンジクラスや登録者のチャンピオンクラスまでさまざま。申し込み締め切りは2月18日までだ。

概要
大会名:第11回南日本サイクルフェスタin桜島
主催:鹿児島県自転車競技連盟
日程:3月20日(日)9時30分から第1ステージ 2.8km個人TT
         13時30分から第2ステージ 5.2kmヒルクライムロードレース
参加料:1人2種目で5,000円
申し込み:2月18日まで、現金書留またはスポーツエントリーで
詳細は添付PDFファイル参照

今年は11月4日から6日まで、鹿児島アリーナで第75回世界室内自転車競技選手権鹿児島大会がおこなわれる。そのビッグイベントを招致したのは、本大会主催の鹿児島県自転車競技連盟(黒川剛理事長)。黒川理事長からの大会案内を紹介しよう。


このイベントはこれまでさつま町で開催していた南日本サイクルフェスタが、鹿児島市桜島に場所を移して開催されるものです。
今回は3月12日に全線開通する九州新幹線鹿児島ルートの記念イベントとして開催されますが、メインイベントは第11回南日本サイクルロードレースで、登録選手対象のチャンピオンクラスと小学4年生以上の愛好者が参加できるチャレンジクラスがあり、午前と午後の2レースを全ての参加者が楽しめる内容になっています。

第1ステージ「2.8km個人タイムトライアルレース」は桜島ビジターセンター前からスタートし、片道1.4km地点の烏島展望所を折り返しスタート地点に帰ってきてフィニッシュとなります。
往路が1~2%程度の登りですのでペース配分にも気をつけなくてはなりません。

第2ステージ「5.2kmヒルクライムロードレース」はパレードスタートで約3.2kmを移動した後に愛宕牧聞神社前からリアルスタート、フィニッシュ地点湯平展望所までの5.2kmの殆どは登坂で最大10%を超える難所もあり力の差が確実に出るコースです。

過去10回のチャンピオンクラス総合優勝者は野寺秀徳(シマノレーシング)ら有名選手が名を連ねていて、ローカルレースとは言え毎回熱い戦いが展開されます。
今回も地元鹿児島県勢として鹿屋体育大学は準備段階から運営に拘わりますが、レースでは日頃の連携は一切無しで全選手が本気でぶつかり合います。
また、同時期に鹿屋を拠点に合宿中の環太平洋大学や北海道自転車競技連盟なども出場を検討中で面白いレースが見られるはずです。

メイン会場となるなる桜島ビジターセンター前駐車場は桜島フェリー料金所の直ぐ近くでアクセスも最高、コースも解りやすく試走も手軽に出来ます。
活火山で有名な観光の島ですので、温泉施設や長渕剛の7万人オールナイトコンサート記念モニュメントなどの見所も豊富ですが、何と言っても絶景は第2ステージフィニッシュ地点の湯平展望所からの眺め、西側に錦江湾と鹿児島市街地、東側を見れば圧倒される雄大な桜島山が目前に迫ります。世界一大きな桜島大根、世界一小さな桜島小ミカンなど、食も楽しめます。

昨年から活発な噴火活動を続けている桜島ですが、この時期はコースの反対側への風向きが続きますので、火山灰の悪影響は少ないと考えています。
元々鹿児島での自転車を発展させるために私の自宅を事務局に始めたイベントですが、西薗良太(鹿児島第一高校→東京大学→シマノ)など育った選手も多く、2020年の2巡目鹿児島国体の地元選手発掘も兼ねた鹿児島県連盟の勝負を掛けたイベントとして育てていきたいと考えています。
場所もコースも最高ですので沢山の県内外の皆さんにお越し頂き楽しんでいただければと考えています。

申し込み〆切は2月18日、県連盟ホームページから要項・申込書をダウンロードして郵便現金書留で大会事務局に送るか、スポーツエントリーからも受け付けています。
両方併せて先着400名で締め切りますので、お早めに申し込み頂きたいと思います。
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