他のグランツールに先立ち、ジロ・デ・イタリアが2011年大会に出場するチームを発表した。今回出場の確約を得たのはプロコンチネンタル登録のファルネーゼヴィーニ・ネーリ。イタリアチャンピオンのジョヴァンニ・ヴィスコンティが所属し、来シーズン宮澤崇史が加入するチームだ。

トリコローレを着るジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア)トリコローレを着るジョヴァンニ・ヴィスコンティ(イタリア) photo:Riccardo Scanferla「2011年のジロ・デ・イタリアのスタートラインにジョヴァンニ・ヴィスコンティが並ぶ。イタリア統一150周年を祝う大会にトリコローレ(イタリアチャンピオンジャージ)は欠かせない存在だ」。レースディレクターを務めるアンジェロ・ゾメニャン氏はそう語った。

ヴィスコンティが現在所属するISD・ネーリは、スポンサー変更に伴ってファルネーゼヴィーニ・ネーリに名称を変更する。イタリア人選手を中心にしたイタリアを代表するプロコンチネンタルチームだが、今シーズンはジロの出場を逃していた。

来季ファルネーゼヴィーニ・ネーリに移籍する全日本チャンピオンの宮澤崇史来季ファルネーゼヴィーニ・ネーリに移籍する全日本チャンピオンの宮澤崇史 photo:Kei Tsujiヴィスコンティはクイックステップ所属時代の2008年にマリアローザを着用。パオロ・ベッティーニ(イタリア)のアシストを受け、8日間栄光のジャージを着続けた。

シチリア島出身選手として、ヴィスコンティは昨年ブエルタ・ア・エスパーニャを制したヴィンチェンツォ・ニーバリ(イタリア)に次いで有名な選手だ。イタリア統一150周年を祝うジロは、1860年に軍事司令官ジュゼッペ・ガリバルディが統一運動を起こしたシチリア島に立ち寄る。ヨーロッパ最大の活火山であるエトナ山の頂上ゴールがハイライトになる。

「2011年大会は5月15日にシチリア島に上陸する。そこでヴィスコンティがいないのはおかしい。ニーバリとともに、イタリア最大の島で熱い走りを見せてくれるはずだ」。

ゾメニャン氏は今月中に他のグランツール主催者やUCI(国際自転車競技連合)と会合を行い、グランツール出場チームの規定について話し合う予定。ジロに出場する22チームは3月に発表されるのが通例だが、今回ゾメニャン氏はかなり早い時期にファルネーゼヴィーニ・ネーリの出場を確約した。

今回の発表に最も驚いたのは、他でもないヴィスコンティだ。

「嬉しくて言葉が出ないよ。早くも2011年の初勝利を飾った気分」。ヴィスコンティは喜びを打ち明ける。

「ジロ・デ・イタリアは1年の中で最も刺激的なレース。地元シチリア島に立ち寄るのだから、その興奮度合いは桁違いだ。しかもトリコローレを着て出場することが出来る。ゾメニャンの信念には本当に感謝している。チームとして個人として、彼の決定に何としても報いたい。少なくともステージ1勝は飾りたいと思う」。

将来的にはオールラウンダーとしてジロの総合上位を狙うと宣言するヴィスコンティ。シチリアパワーで2011年ジロをかき乱してくれるだろう。

text:Gregor Brown
translation:Kei Tsuji
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