2010/08/25(水) - 21:21
2010年8月24日、フランスでツール・ド・ポワトゥー・シャラント(UCI2.1)が開幕。第1ステージは迫り来る集団を振り切ったアントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)が優勝した。別府史之(レディオシャック)は13位で初日を終えている。
今年で開催24回目を迎えるツール・ド・ポワトゥー・シャラントがフランス西部のポワトゥー・シャラント地方で開幕。同大会は4日間に渡って行なわれるステージレースで、3日目には個人タイムトライアルが設定されている。
レースにはレディオシャックとフランセーズデジュー、アージェードゥーゼルのプロツアー3チームの他、フランスを代表するBboxブイグテレコムやコフィディスなどのプロコンチネンタルチームが出場。No.23を付けたフミもスタートラインに並んだ。
レースは前半からヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ、レディオシャック)やアントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)を含む15名がエスケープ。しかしタイム差の拡大は2分止まりで、後半にかけて縮小して行く。
メイン集団は逃げに選手を送り込めなかったビッグマット・アウベール93がコントロールしていたが、ポポヴィッチが逃げグループから脱落したことでレディオシャックが牽引開始。逃げグループのリードを削り取って行った。
結局メイン集団はラスト1kmを切ってからそれまで逃げていた選手たちをキャッチ。しかし諦めないルーがアタックを仕掛けてゴールへ。スプリントで追い上げたダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)やロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93)らを振り切ったルーが僅差での逃げ切り勝利を飾った。
ルーはプロ入り3年目の23歳。昨年のブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージでも逃げを試み、大集団を振り切っての劇的な逃げ切り勝利を飾っている。ルーは今シーズン初勝利を飾るとともにリーダージャージを手にした。
集団スプリントに絡んだフミは13位。第1ステージを終え、トップと15秒差の総合16位に付けている。フミは自身のTwitterの中で「今日のレースは横風の影響を食わないようにチームで集団前方をキープ。終盤ポポが逃げ集団から遅れてしまって、残り25kmからレディオシャックで2分の逃げ集団を追走。 逃げ集団を残り500mでキャッチしてスプリント勝負をスプリントしてみたけど、追走に足を使いすぎてうまくいかなかった」とコメントしている。
レース展開はフランスのdirectvelo.comより。
ツール・ド・ポワトゥー・シャラント2010第1ステージ結果
1位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー) 4h24'57"
2位 ダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
3位 ロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93)
4位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)
5位 ヨースト・ファンレイエン(オランダ、ヴァカンソレイユ)
6位 エンリーコ・ロッシ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
7位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム)
8位 ワウテル・ポエルス(オランダ、 ヴァカンソレイユ)
9位 ファビアン・バケ(フランス、ビッグマット・アウベール93)
10位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)
13位 別府史之(日本、レディオシャック)
個人総合成績
1位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー) 4h24'42"
2位 ダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +09"
3位 ロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93) +11"
4位 アレッサンドロ・ドナーティ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)
5位 ヨースト・ファンレイエン(オランダ、ヴァカンソレイユ) +12"
6位 シリル・ゴティエ(フランス、Bboxブイグテレコム) +13"
7位 ロメン・マセウ(フランス、ソール・ソジャサン) +14"
8位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー) +15"
9位 エンリーコ・ロッシ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
10位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム)
16位 別府史之(日本、レディオシャック)
text:Kei Tsuji
photo:www.tour-poitou-charentes.com
今年で開催24回目を迎えるツール・ド・ポワトゥー・シャラントがフランス西部のポワトゥー・シャラント地方で開幕。同大会は4日間に渡って行なわれるステージレースで、3日目には個人タイムトライアルが設定されている。
レースにはレディオシャックとフランセーズデジュー、アージェードゥーゼルのプロツアー3チームの他、フランスを代表するBboxブイグテレコムやコフィディスなどのプロコンチネンタルチームが出場。No.23を付けたフミもスタートラインに並んだ。
レースは前半からヤロスラフ・ポポヴィッチ(ウクライナ、レディオシャック)やアントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー)を含む15名がエスケープ。しかしタイム差の拡大は2分止まりで、後半にかけて縮小して行く。
メイン集団は逃げに選手を送り込めなかったビッグマット・アウベール93がコントロールしていたが、ポポヴィッチが逃げグループから脱落したことでレディオシャックが牽引開始。逃げグループのリードを削り取って行った。
結局メイン集団はラスト1kmを切ってからそれまで逃げていた選手たちをキャッチ。しかし諦めないルーがアタックを仕掛けてゴールへ。スプリントで追い上げたダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)やロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93)らを振り切ったルーが僅差での逃げ切り勝利を飾った。
ルーはプロ入り3年目の23歳。昨年のブエルタ・ア・エスパーニャ第17ステージでも逃げを試み、大集団を振り切っての劇的な逃げ切り勝利を飾っている。ルーは今シーズン初勝利を飾るとともにリーダージャージを手にした。
集団スプリントに絡んだフミは13位。第1ステージを終え、トップと15秒差の総合16位に付けている。フミは自身のTwitterの中で「今日のレースは横風の影響を食わないようにチームで集団前方をキープ。終盤ポポが逃げ集団から遅れてしまって、残り25kmからレディオシャックで2分の逃げ集団を追走。 逃げ集団を残り500mでキャッチしてスプリント勝負をスプリントしてみたけど、追走に足を使いすぎてうまくいかなかった」とコメントしている。
レース展開はフランスのdirectvelo.comより。
ツール・ド・ポワトゥー・シャラント2010第1ステージ結果
1位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー) 4h24'57"
2位 ダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
3位 ロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93)
4位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー)
5位 ヨースト・ファンレイエン(オランダ、ヴァカンソレイユ)
6位 エンリーコ・ロッシ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
7位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム)
8位 ワウテル・ポエルス(オランダ、 ヴァカンソレイユ)
9位 ファビアン・バケ(フランス、ビッグマット・アウベール93)
10位 アレクサンドル・クリストフ(ノルウェー、BMCレーシングチーム)
13位 別府史之(日本、レディオシャック)
個人総合成績
1位 アントニー・ルー(フランス、フランセーズデジュー) 4h24'42"
2位 ダニエーレ・コッリ(イタリア、チェラミカ・フラミニア) +09"
3位 ロメン・ルマルシャン(フランス、ビッグマット・アウベール93) +11"
4位 アレッサンドロ・ドナーティ(イタリア、アックア・エ・サポーネ)
5位 ヨースト・ファンレイエン(オランダ、ヴァカンソレイユ) +12"
6位 シリル・ゴティエ(フランス、Bboxブイグテレコム) +13"
7位 ロメン・マセウ(フランス、ソール・ソジャサン) +14"
8位 フロリアン・ヴァション(フランス、ブルターニュ・シュレー) +15"
9位 エンリーコ・ロッシ(イタリア、チェラミカ・フラミニア)
10位 トニー・ユーレル(フランス、Bboxブイグテレコム)
16位 別府史之(日本、レディオシャック)
text:Kei Tsuji
photo:www.tour-poitou-charentes.com
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