今年のツール・ド・フランスでマイヨブランを争った若手2人によるバトル。11月8日に行なわれたツール・ド・フランスEFGHシンガポールクリテリウムは、イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG)がポール・セクサス(フランス、デカトロンCMA CGM)を退け、初優勝した。

さいたまクリテにも出場するポール・セクサス(フランス、デカトロンCMA CGM) photo:A.S.O.
2022年に初開催され、今年で第5回を迎えたツール・ド・フランスEFGHシンガポールクリテリウム。東南アジアでの自転車競技の普及を目的とした本大会は、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの1週間前である11月8日に開催され、世界トップ選手がシーズン中ならば来ることのないシンガポールに集った。
今年最多タイとなる5度目の総合優勝を決めたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)は不出場で、総合2位のレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)は日本旅行を楽しんでいるなか、総合3位でマイヨブラン(ヤングライダー賞)を獲得したデルトロが出場した。またそのライバルで総合4位、そしてさいたまクリテリウムにも出場予定のセクサスも参戦し、シンガポール市街地に設定された1周2.4kmコースを25周する総距離60kmのレースが始まった。

ツールでマイヨブランを争ったデルトロとセクサスが揃った photo:A.S.O.

ビクトリアコンサートホールの前を通る photo:A.S.O. 
多くの観客が沿道に集った photo:A.S.O.

マリーナベイ・サンズの前を通過するレース photo:A.S.O.
雨だった昨年から一転、ドライコンディションに恵まれた本大会。気温は30度を超え、湿度は70%オーバーというシンガポール独特の気候のなか、マーライオンやエスプラネード橋、ビクトリアコンサートホールなどの観光地を巡りながら、沿道では大会アンバサダーでさいたまクリテにも訪れる予定のマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が応援。逃げを集団が吸収し、第1中間スプリントはビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)が先頭通過し、レース後半に未来のツールを担う若手たちが動き出した。
セクサスの飛び出しにはデルトロと、今年のツールでステージ優勝を果たしたソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)、そしてマウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー)が追従した。強力な先頭4名とプロトンとの差は徐々に拡がり、ラスト2周となる残り3.3km地点でデルトロがアタック。リードを広げたデルトロはそのまま最終ラップを伝える鐘を聴き、単独追走するセクサスを振り切り、独走勝利した。

ラスト2周目で単独先頭に立ったイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.

独走勝利したイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.
「予想していたよりも暑く、タフなレースとなった。また高い湿度もクレイジーなほどだった。再びこのマイヨブランを着て走ることができて嬉しかった」とデルトロは勝利者インタビューで喜びを語りながらも、高温多湿でのレースで疲れた表情を見せた。
チームプレゼンテーションが11月14日(土)に行なわれ、レースが15日(日)を予定しているツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。レースにはセクサスが連続出場し、この大会で4位だったシュミットは宇都宮ジャパンカップにも参戦したマイケル・マシューズ(オーストラリア)と共に出場。新城幸也ら日本人選手はもちろん、9月のロード世界選手権で優勝し、アルカンシエルを獲得したブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)がやってくる。

初優勝したイサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG) photo:A.S.O.

2022年に初開催され、今年で第5回を迎えたツール・ド・フランスEFGHシンガポールクリテリウム。東南アジアでの自転車競技の普及を目的とした本大会は、ツール・ド・フランスさいたまクリテリウムの1週間前である11月8日に開催され、世界トップ選手がシーズン中ならば来ることのないシンガポールに集った。
今年最多タイとなる5度目の総合優勝を決めたタデイ・ポガチャル(スロベニア、UAEチームエミレーツXRG)は不出場で、総合2位のレムコ・エヴェネプール(ベルギー、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ)は日本旅行を楽しんでいるなか、総合3位でマイヨブラン(ヤングライダー賞)を獲得したデルトロが出場した。またそのライバルで総合4位、そしてさいたまクリテリウムにも出場予定のセクサスも参戦し、シンガポール市街地に設定された1周2.4kmコースを25周する総距離60kmのレースが始まった。




雨だった昨年から一転、ドライコンディションに恵まれた本大会。気温は30度を超え、湿度は70%オーバーというシンガポール独特の気候のなか、マーライオンやエスプラネード橋、ビクトリアコンサートホールなどの観光地を巡りながら、沿道では大会アンバサダーでさいたまクリテにも訪れる予定のマーク・カヴェンディッシュ(イギリス)が応援。逃げを集団が吸収し、第1中間スプリントはビニヤム・ギルマイ(エリトリア、NSNサイクリングチーム)が先頭通過し、レース後半に未来のツールを担う若手たちが動き出した。
セクサスの飛び出しにはデルトロと、今年のツールでステージ優勝を果たしたソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ)、そしてマウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー)が追従した。強力な先頭4名とプロトンとの差は徐々に拡がり、ラスト2周となる残り3.3km地点でデルトロがアタック。リードを広げたデルトロはそのまま最終ラップを伝える鐘を聴き、単独追走するセクサスを振り切り、独走勝利した。


「予想していたよりも暑く、タフなレースとなった。また高い湿度もクレイジーなほどだった。再びこのマイヨブランを着て走ることができて嬉しかった」とデルトロは勝利者インタビューで喜びを語りながらも、高温多湿でのレースで疲れた表情を見せた。
チームプレゼンテーションが11月14日(土)に行なわれ、レースが15日(日)を予定しているツール・ド・フランスさいたまクリテリウム。レースにはセクサスが連続出場し、この大会で4位だったシュミットは宇都宮ジャパンカップにも参戦したマイケル・マシューズ(オーストラリア)と共に出場。新城幸也ら日本人選手はもちろん、9月のロード世界選手権で優勝し、アルカンシエルを獲得したブランドン・マクナルティ(アメリカ、UAEチームエミレーツXRG)がやってくる。

ツール・ド・フランスEFGHシンガポールクリテリウム2026結果
| 1位 | イサーク・デルトロ(メキシコ、UAEチームエミレーツXRG) | 1:22:31 |
| 2位 | ポール・セクサス(フランス、デカトロンCMA CGM) | |
| 3位 | ソーレン・ヴァーレンショルト(ノルウェー、ウノエックス・モビリティ) | +0:07 |
| 4位 | マウロ・シュミット(スイス、ジェイコ・アルウラー) |
text:Sotaro.Arakawa
photo:A.S.O.
photo:A.S.O.
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