アップダウンを繰り返すツール・ド・フランス・ファム第6ステージは逃げ切りで決着。キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)が8名によるスプリントを制し、2年連続の区間優勝を手に入れた。

モンブリゾンを出発した選手たち photo:A.S.O.

ツール・ド・フランス・ファム第6ステージ image:A.S.O. 後半戦に入ったツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフト(UCIワールドツアー)は6日目を迎え、この日はリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファムのようなアップダウンの激しいレイアウトが設定された。そのコース通り、クラシックレースを得意とする選手たちが輝くステージとなった。
レース序盤はなかなか逃げが決まらず、最初の4級山岳はマイヨアポワ(山岳賞ジャージ)を着用するプック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック)が先頭通過。続く4級山岳でようやくルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)ら3名が逃げグループを作る。一方、メイン集団ではEFエデュケーション・オートリーを中心に、フェニックス・プレミアテックも牽引に力を貸した。

序盤に逃げたルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)ら3名 photo:A.S.O.

レース後半にエリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド)ら6名が逃げ、最終的に8名となった photo:A.S.O.
このハイペースな牽引によって、残り約50kmで逃げを捉えると、世界王者であるマグドレーヌ・ヴァリエール(カナダ、EFエデュケーション・オートリー)の牽きで、プロトンはさらに絞り込まれる。下り区間ではフランス王者のセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)がアタックを繰り返し、エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド)やピーテルセら6名の先頭集団が形成される。翌日の山頂フィニッシュに向け、マイヨジョーヌを着るマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)やデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)ら、総合上位勢はこの動きには反応しなかった。
終盤にはプロトンを飛び出したリーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック)とキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)が合流し、先頭は8名となる。先頭集団はプロトンに約30秒差をつけたまま、8名で最終ストレートに突入。残り300mで真っ先にスプリントを開始したのは、ルコートだった。
モーリシャス王者の踏み込みに対し、ピーテルセやセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が迫る。しかしルコートは先頭を譲ることなく、そのままフィニッシュラインを通過した。

スプリントを制したキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) photo:CorVos

2年連続で区間優勝を果たしたキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) photo:A.S.O.
昨年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファム覇者が、ツール・ファムで2年連続となるステージ優勝を飾った。「クレイジーな展開のレースとなった。最後から2つ目の下りでメカトラに見舞われ、バイク交換を強いられた。しかしチームのおかげで山頂に達する頃にはプロトンに戻ることができた。そこからはマルクスと共に逃げ集団に追いついた。その後は勝利を目指し、走るだけだった。スプリントを制する力がまだ残っていたなんて信じられない」と、レース直後に涙を流したルコートは振り返った。
28秒遅れのプロトンでは、ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチーム・リマド)が先着。総合順位は、ロンゴボルギーニが4位に浮上した以外、大きな動きはなかった。


レース序盤はなかなか逃げが決まらず、最初の4級山岳はマイヨアポワ(山岳賞ジャージ)を着用するプック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック)が先頭通過。続く4級山岳でようやくルース・アドヘースツ(オランダ、リドル・トレック)ら3名が逃げグループを作る。一方、メイン集団ではEFエデュケーション・オートリーを中心に、フェニックス・プレミアテックも牽引に力を貸した。


このハイペースな牽引によって、残り約50kmで逃げを捉えると、世界王者であるマグドレーヌ・ヴァリエール(カナダ、EFエデュケーション・オートリー)の牽きで、プロトンはさらに絞り込まれる。下り区間ではフランス王者のセリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ)がアタックを繰り返し、エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド)やピーテルセら6名の先頭集団が形成される。翌日の山頂フィニッシュに向け、マイヨジョーヌを着るマーレン・ロイサー(スイス、モビスター)やデミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ)ら、総合上位勢はこの動きには反応しなかった。
終盤にはプロトンを飛び出したリーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック)とキンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル)が合流し、先頭は8名となる。先頭集団はプロトンに約30秒差をつけたまま、8名で最終ストレートに突入。残り300mで真っ先にスプリントを開始したのは、ルコートだった。
モーリシャス王者の踏み込みに対し、ピーテルセやセドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー)が迫る。しかしルコートは先頭を譲ることなく、そのままフィニッシュラインを通過した。


昨年のリエージュ〜バストーニュ〜リエージュ・ファム覇者が、ツール・ファムで2年連続となるステージ優勝を飾った。「クレイジーな展開のレースとなった。最後から2つ目の下りでメカトラに見舞われ、バイク交換を強いられた。しかしチームのおかげで山頂に達する頃にはプロトンに戻ることができた。そこからはマルクスと共に逃げ集団に追いついた。その後は勝利を目指し、走るだけだった。スプリントを制する力がまだ残っていたなんて信じられない」と、レース直後に涙を流したルコートは振り返った。
28秒遅れのプロトンでは、ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチーム・リマド)が先着。総合順位は、ロンゴボルギーニが4位に浮上した以外、大きな動きはなかった。
ツール・ド・フランス・ファム2026第6ステージ結果
| 1位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | 4:01:48 |
| 2位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 3位 | プック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | |
| 4位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 5位 | セリア・ジェリー(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 6位 | リアヌ・リッパート(ドイツ、モビスター) | |
| 7位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | +0:02 |
| 8位 | リーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック) | +0:05 |
| 9位 | ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチームADQ) | +0:28 |
| 10位 | ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー) |
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
| 1位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | 19:43:34 |
| 2位 | デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:12 |
| 3位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム) | +1:17 |
| 4位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド) | +2:28 |
| 5位 | アントニア・ニーダーマイヤー(ドイツ、キャニオン・スラム) | +2:40 |
| 6位 | ドミニカ・ヴウォダルチク(ポーランド、UAEチーム・リマド) | +2:54 |
| 7位 | イザベラ・ホルムグレン(カナダ、リドル・トレック) | +3:05 |
| 8位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +3:07 |
| 9位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +3:26 |
| 10位 | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチーム・リマド) | +3:51 |
その他の特別賞
| マイヨヴェール(ポイント賞) | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| マイヨアポワ(山岳賞) | プック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック) |
| マイヨブラン(ヤングライダー賞) | アントニア・ニーダーマイヤー(ドイツ、キャニオン・スラム) |
| チーム総合成績 | UAEチーム・リマド |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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