ツール・ド・ふくしまの2027年大会概要が発表された。6月12・13日の2日間開催となるいっぽうで、ニセコクラシックは来年よりUCIを抜けるため、ふくしまが国内唯一のUCIグランフォンドワールドシリーズとなり、UCIグランフォンド世界選手権の出場権を得られる唯一の国内予選レースとなる。

以下、主催者からの発表で紹介する。



国内唯一の世界選手権予選を福島で
UCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま2027」 6月12・13日開催


楢葉町の天神岬スポーツ公園の大鳥居をスタートするツール・ド・ふくしま2026 photo:Makoto AYANO

アマチュアレーサーが挑戦できるロードレースとして人気の世界シリーズ「UCIグランフォンドワールドシリーズ」。「ツール・ド・ふくしま2027」は2026年大会に続き、同シリーズの1大会として開催します。来年も福島県浜通りが、世界への挑戦の舞台になります。

一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッションと福島民報社は、UCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま2027」を、2027年6月12日(土)、13日(日)の両日、福島県楢葉町の天神岬スポーツ公園をメイン会場に開催します。
2027年は国内唯一の同シリーズ大会となる予定で、各年齢カテゴリーの上位25%が、フランス・オートサヴォアで開かれるUCIグランフォンド世界選手権の出場権を獲得できます。

ツール・ド・ふくしま2026グランフォンド140男子19-34歳クラスのゴールスプリントを制した大前翔(Roppongi Express) photo:Kenji Hashimoto

あらゆる自転車競技の世界一を決める4年に1度の世界選手権への道

2027年のUCI世界選手権は、ロードレース、MTB、グラベルレースなど約20種目の世界選手権が統合され、同時期に一斉開催する4年に1度のUCI Cycling World Championship(通称:スーパー世界選)として開催されます(2027年8月24日~9月5日)。UCIポイント非保有者が参加できるグランフォンド世界選手権も、同大会の競技として実施されます(8月24日予定)。

フランスでの世界選出場を懸け、国内外のアマチュアレーサーが福島に集います。

UCIグランフォンドワールドシリーズとして各年代の勝者が表彰される photo:Satoru Kato

競技部門は個人タイムトライアルと2種目のロードレース

下記の通り、競技部門は12日(土)に相馬市で個人タイムトライアル、13日(日)に浜通りを縦断する2種目のロードレースを実施します。個人タイムトライアル、ロードレースとも、基本設計は2025年大会を踏襲し、一部コース変更して実施する予定です。下記の距離は暫定です。
開催日 種目 距離 スタート・フィニッシュ
6月12日(土) 個人タイムトライアル 13.5km 相馬市
6月13日(日) グランフォンドふくしま140 140km 天神岬スポーツ公園発着
6月13日(日) メディオフォンドふくしま80 80km 南相馬市馬事公苑発/天神岬スポーツ公園着
NCRに指定された浜通りを走るサイクリング部門

サイクリング部門は12日(土)に4コースを設けます。天神岬スポーツ公園発着の130キロと80キロの2コースでは、いわき七浜海道をはじめとする浜通りの海岸線を走ります。この地域は2026年7月、東北初のナショナルサイクルルート(NCR)に指定されました。美しい海岸線に加え、東日本大震災と東京電力福島第一原発事故から復興する地域の今を体感できるルートです。

ナショナルサイクルルート(NCR)に指定されたいわき七浜海道などを走るサイクリング部門も魅力的だ photo:Makoto AYANO

2026年に続き、楢葉町内の未舗装路を楽しむグラベルライド、川俣町と飯舘村を舞台とする山岳グルメライドも実施します。各コースのエイドステーションでは、福島の海の幸や山の幸を振る舞い、地域の食の魅力も発信します。
種目 距離 主な地域・特徴
いわき七浜海道プレミアムライド130 130km 天神岬スポーツ公園発着
いわき七浜海道プレミアムライド80 80km 天神岬スポーツ公園発着
ならはグラベルライド40 40km 楢葉町内の未舗装路
あぶくま山岳グルメライド40 40km 川俣町・飯舘村
大会概要
大会名 UCIグランフォンドワールドシリーズ「ツール・ド・ふくしま2027」
開催日 2027年 6月12日(土)、13日(日)
メイン会場 天神岬スポーツ公園(福島県楢葉町)
開催地域 相馬市、南相馬市、楢葉町、いわき市、川俣町、飯舘村など
主催 一般社団法人みんぽうスポーツ・文化コミッション、福島民報社

補足: ニセコクラシックはUCIシリーズを抜けて継続開催が決定

なお2026年はグランフォンド世界選手権として開催されたニセコクラシックは、2016年大会から10年間続いたUCIグランフォンドワールドシリーズから抜け、従来のニセコクラシックとして継続開催されることが決まっている。
主催の一般社団法人HOKKAIDO EVENTSによれば、以下の日程での2027年大会の開催が決定し、準備に入っているという。

ニセコクラシック2027 開催日程
6月18日(金)受付
6月19日(土)ファンライド
6月20日(日)ロードレース 140km、80km、50km(予定)

edit : Makoto AYANO

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