アジア大会MTBクロスカントリー女子が名古屋市の県営小幡緑地で行われ、中国のウー・ジーファンが優勝。リャン・ジェンランが2位となり、中国が1-2フィニッシュを達成した。日本勢では川口うららが4位、石田唯が5位で完走した。

MTB女子は16名がスタート photo:Satoru Kato
アジア大会の自転車競技は、9月24日、25日の2日間にわたりMTBクロスカントリーが行われる。会場は名古屋市北東部にある県営小幡緑地。名古屋市中心部からは電車と「ゆとりーとライン」を乗り継いで40分ほどの場所にあり、シルバーウィーク開けの平日にも関わらず多くの観客が集まった。

ロックセクションを走る石田唯 photo:Satoru Kato

高いジャンプでギャップを越えるリャン・ジェンラン(中国) photo:Satoru Kato
コースは1周3.7km。スタート/フィニッシュ地点を除き、コース全体が丘陵地帯に立地する小幡緑地の緩斜面に設定され、2mの間隔を開けたギャップジャンプや、丸田が不規則に並べられたログセクション、大きな石の合間を抜けるロックセクションなどが続くレイアウトだ。
女子のレースが行われたこの日は、朝から晴れて名古屋市では最高気温が30℃を越える真夏日を記録。まさに夏が戻ってきたかのような暑さの中、10の国と地域から16名がスタートした。

1周目、デウィ・サユ・ベラ・スクマ(インドネシア)が先頭で周回 photo:Satoru Kato
コースを7周する25.9kmのレースは、デウィ・サユ・ベラ・スクマ(インドネシア)がスタートダッシュを決めて先頭に出ると、アジア選手権チャンピオンのウー・ジーファン、同2位のリャン・ジェンラン(共に中国)が続き、その後ろから日本の石田唯と川口うららも追従する。

5周目、中国の2人が先頭パックを形成 photo:Satoru Kato

ログセクションをクリアする石田唯 photo:Satoru Kato

後半ペースを上げた川口うらら photo:Satoru Kato
2周目に入るとウーとリャンがデウィを抜き、先頭パックを形成。2人は先頭交代するかのように前後を入れ替えながら周回を重ね、3周目終了時点で単独3位走行のデウィに30秒差をつけ、4位の石田に1分20秒、5位川口は2分近くの差をつけた。レース後半の5周目に入ると川口が石田の前に出て単独4位で走行。しかしトップを走る中国の2人との差はさらに開き、およそ3分となった。

MTB女子優勝 ウー・ジーファン(中国) photo:Satoru Kato

MTB女子2位 リャン・ジェンラン(中国) photo:Satoru Kato 
MTB女子3位 デウィ・サユ・ベラ・スクマ(インドネシア) photo:Satoru Kato
6周目に入ると、ウーがペースアップしてリャンを引き離し、単独首位で最終周回に入っていく。それまでのラップタイムが12分台だったところ11分台で最後の1周を駆け抜けてフィニッシュ。アジア選手権に続き今年ふたつ目のアジアンタイトルを手にし、中国が金・銀メダルを獲得した。
川口が4分40秒遅れの4位、石田が6分20秒遅れの5位でフィニッシュ。半数以上がラップアウトとなり、完走は6名だった。

MTB女子 表彰式 photo:Satoru Kato
4位 川口うらら「このレースで自分を取り戻せた」

声援に応えながら4位でフィニッシュする川口うらら photo:Satoru Kato
「表彰台を狙っていたのでこの結果は悔しいです。今シーズンは思うようにレース活動が出来なくて、久々にしっかり走るレースでした。日本のレースには無い最初からペースが上がるレースで、序盤はうまくついて行けなくて焦りが出てしまい、オーバーペースで走ってしまいました。前と離れてしまって一時集中力が切れてしまいましたが、後半に入ってコースのリズムを掴めてからは自分の走りを取り戻せました。集中力が切れかけた時に観客の応援が聞こえて泣きそうになりましたが、力になりました。
このレースで自分を取り戻せたと思うので、来シーズンに向けて頑張りたいです。来年のアジア選手権は五輪の出場枠がかかりますが、そこで勝つにはまだ足りないと分かったことが今回の収穫です」
5位 石田唯「次は声援に応えられるようになって戻ってきたい」

5位でフィニッシュした石田唯 photo:Satoru Kato
「この大会に向けてメダルを目指して準備してきたが、チームとしてもメダルを取れず悔しい気持ちです。1周目から2回もミスをしてトップから差が開いてしまったり、細かいところで詰めが足りないレースになってしまいました。
所属している会社の方や友達の声援がたくさん聞こえて力になりました。次はその声援に応えられるようになって戻ってきたいと思います」

アジア大会の自転車競技は、9月24日、25日の2日間にわたりMTBクロスカントリーが行われる。会場は名古屋市北東部にある県営小幡緑地。名古屋市中心部からは電車と「ゆとりーとライン」を乗り継いで40分ほどの場所にあり、シルバーウィーク開けの平日にも関わらず多くの観客が集まった。


コースは1周3.7km。スタート/フィニッシュ地点を除き、コース全体が丘陵地帯に立地する小幡緑地の緩斜面に設定され、2mの間隔を開けたギャップジャンプや、丸田が不規則に並べられたログセクション、大きな石の合間を抜けるロックセクションなどが続くレイアウトだ。
女子のレースが行われたこの日は、朝から晴れて名古屋市では最高気温が30℃を越える真夏日を記録。まさに夏が戻ってきたかのような暑さの中、10の国と地域から16名がスタートした。

コースを7周する25.9kmのレースは、デウィ・サユ・ベラ・スクマ(インドネシア)がスタートダッシュを決めて先頭に出ると、アジア選手権チャンピオンのウー・ジーファン、同2位のリャン・ジェンラン(共に中国)が続き、その後ろから日本の石田唯と川口うららも追従する。



2周目に入るとウーとリャンがデウィを抜き、先頭パックを形成。2人は先頭交代するかのように前後を入れ替えながら周回を重ね、3周目終了時点で単独3位走行のデウィに30秒差をつけ、4位の石田に1分20秒、5位川口は2分近くの差をつけた。レース後半の5周目に入ると川口が石田の前に出て単独4位で走行。しかしトップを走る中国の2人との差はさらに開き、およそ3分となった。



6周目に入ると、ウーがペースアップしてリャンを引き離し、単独首位で最終周回に入っていく。それまでのラップタイムが12分台だったところ11分台で最後の1周を駆け抜けてフィニッシュ。アジア選手権に続き今年ふたつ目のアジアンタイトルを手にし、中国が金・銀メダルを獲得した。
川口が4分40秒遅れの4位、石田が6分20秒遅れの5位でフィニッシュ。半数以上がラップアウトとなり、完走は6名だった。

4位 川口うらら「このレースで自分を取り戻せた」

「表彰台を狙っていたのでこの結果は悔しいです。今シーズンは思うようにレース活動が出来なくて、久々にしっかり走るレースでした。日本のレースには無い最初からペースが上がるレースで、序盤はうまくついて行けなくて焦りが出てしまい、オーバーペースで走ってしまいました。前と離れてしまって一時集中力が切れてしまいましたが、後半に入ってコースのリズムを掴めてからは自分の走りを取り戻せました。集中力が切れかけた時に観客の応援が聞こえて泣きそうになりましたが、力になりました。
このレースで自分を取り戻せたと思うので、来シーズンに向けて頑張りたいです。来年のアジア選手権は五輪の出場枠がかかりますが、そこで勝つにはまだ足りないと分かったことが今回の収穫です」
5位 石田唯「次は声援に応えられるようになって戻ってきたい」

「この大会に向けてメダルを目指して準備してきたが、チームとしてもメダルを取れず悔しい気持ちです。1周目から2回もミスをしてトップから差が開いてしまったり、細かいところで詰めが足りないレースになってしまいました。
所属している会社の方や友達の声援がたくさん聞こえて力になりました。次はその声援に応えられるようになって戻ってきたいと思います」
アジア大会MTBクロスカントリー女子 結果(25.9km)
| 1位 | ウー・ジーファン(中国) | 1時間26分14秒 |
| 2位 | リャン・ジェンラン(中国) | +51秒 |
| 3位 | デウィ・サユ・ベラ・スクマ(インドネシア) | +1分46秒 |
| 4位 | 川口うらら(日本) | +4分43秒 |
| 5位 | 石田 唯(日本) | +6分22秒 |
| 6位 | サイ・ヤーユ(台湾) | +9分39秒 |
text&photo:Satoru Kato
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