激しいアタック合戦となったツール・ド・スイス・ウィメン初日。登りで抜け出したフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)がスプリントでディクソンを退け、32歳にしてプロ初勝利を飾った。

スイス王者のシュテフィ・ヘベリン(SDワークス・プロタイム)と前年総合優勝者マーレン・ロイサー(モビスター) photo:CorVos
6月17日に開幕したツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)は、7回目にして転換期を迎えた。それは昨年4ステージだったものが、男子レースに合わせるように5日間に増えたから。またそのコースも男子の短縮版となっており、難易度もアップしており、注目は超級山岳を越える最終日だ。
注目を集めるのは前年の総合優勝者で地元スイス出身のマーレン・ロイサー(モビスター)。他にはイタリア王者のエリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチームADQ)や2024年のツール・ド・フランス・ファム覇者カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)など強豪が揃う。初日の舞台は、平坦路から後半に3つの丘を越える丘陵ステージだった。

山岳地帯に入り、レースが動き出した photo:CorVos
序盤の平坦区間を経て、最初の2級山岳で逃げが生まれず、ひと塊のままのメイン集団は30名弱まで絞られる。その下りでアタックが巻き起こり、飛び出したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)を5名の精鋭集団が追いかける。しかしこの動きはプロトンに引き戻され、今度はカーリーン・スウィンケルス(オランダ、UAEチームADQ)の仕掛けをキッカケに、8名の先頭集団が形成された。
その後先頭は11名まで増え、最後から2つ目の2級山岳に突入。ここでウルシュカ・ジガート(スロベニア、AGインシュランス・スーダル)とフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)、ローレン・ディクソン(FDJユナイテッド・スエズ)の3名が抜け出す。下りでジガートが遅れ、2名の先頭集団はそのまま追走を振り切り、最終ストレートに入った。
そしてサイド・バイ・サイドのスプリント勝負でデフリースが先着。32歳がプロで初となる勝利を手に入れた。

マッチスプリントを制したフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos

プロ初勝利を喜ぶフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) photo:CorVos
「信じられないほど嬉しい。プロ初勝利を挙げ、明日総合リーダージャージを着られるなんて特別なことだ。今日はレースを通して調子がよかったが、最終山岳で突然脚が攣り始めた。でも『気にせず踏み続けろ』と言い聞かせた。スプリントではできる限り待ってから仕掛けようと思い、ローレン(ディクソン)のスプリントを待ち、追い抜くことができた」とコメントした。
総合勢ではロンゴボルギーニやロイサー、ニエウィアドマが38秒遅れでフィニッシュしている。

6月17日に開幕したツール・ド・スイス・ウィメン(UCIワールドツアー)は、7回目にして転換期を迎えた。それは昨年4ステージだったものが、男子レースに合わせるように5日間に増えたから。またそのコースも男子の短縮版となっており、難易度もアップしており、注目は超級山岳を越える最終日だ。
注目を集めるのは前年の総合優勝者で地元スイス出身のマーレン・ロイサー(モビスター)。他にはイタリア王者のエリーザ・ロンゴボルギーニ(UAEチームADQ)や2024年のツール・ド・フランス・ファム覇者カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト)など強豪が揃う。初日の舞台は、平坦路から後半に3つの丘を越える丘陵ステージだった。

序盤の平坦区間を経て、最初の2級山岳で逃げが生まれず、ひと塊のままのメイン集団は30名弱まで絞られる。その下りでアタックが巻き起こり、飛び出したフランシスカ・コッホ(ドイツ、FDJユナイテッド・スエズ)を5名の精鋭集団が追いかける。しかしこの動きはプロトンに引き戻され、今度はカーリーン・スウィンケルス(オランダ、UAEチームADQ)の仕掛けをキッカケに、8名の先頭集団が形成された。
その後先頭は11名まで増え、最後から2つ目の2級山岳に突入。ここでウルシュカ・ジガート(スロベニア、AGインシュランス・スーダル)とフェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)、ローレン・ディクソン(FDJユナイテッド・スエズ)の3名が抜け出す。下りでジガートが遅れ、2名の先頭集団はそのまま追走を振り切り、最終ストレートに入った。
そしてサイド・バイ・サイドのスプリント勝負でデフリースが先着。32歳がプロで初となる勝利を手に入れた。


「信じられないほど嬉しい。プロ初勝利を挙げ、明日総合リーダージャージを着られるなんて特別なことだ。今日はレースを通して調子がよかったが、最終山岳で突然脚が攣り始めた。でも『気にせず踏み続けろ』と言い聞かせた。スプリントではできる限り待ってから仕掛けようと思い、ローレン(ディクソン)のスプリントを待ち、追い抜くことができた」とコメントした。
総合勢ではロンゴボルギーニやロイサー、ニエウィアドマが38秒遅れでフィニッシュしている。
ツール・ド・スイス・ウィメン2026第1ステージ結果
| 1位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | 2:56:23 |
| 2位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | |
| 3位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +0:29 |
| 4位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +0:38 |
| 5位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 6位 | シュテフィ・ヘベリン(スイス、SDワークス・プロタイム) | |
| 7位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 8位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | |
| 9位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 10位 | ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:57 |
個人総合成績
| 1位 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | 2:56:23 |
| 2位 | ローレン・ディクソン(イギリス、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:04 |
| 3位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | +0:35 |
| 4位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +0:48 |
| 5位 | サラ・ヴァンダム(カナダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 6位 | シュテフィ・ヘベリン(スイス、SDワークス・プロタイム) | |
| 7位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチームADQ) | |
| 8位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) | |
| 9位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 10位 | ジュリエット・ベルテ(フランス、FDJユナイテッド・スエズ) | +1:07 |
その他の特別賞
| ポイント賞 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| 山岳賞 | フェムケ・デフリース(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) |
| ヤングライダー賞 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) |
| チーム総合成績 | FDJユナイテッド・スエズ |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, Tour de Suisse
photo:CorVos, Tour de Suisse
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