ピュアスプリンターたちの競演となったツール・ド・フランス・ファム2日目。前日勝者でマイヨジョーヌを着るロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム)が、圧巻のトップスピードで2日連続の勝利を決めた。

マイヨジョーヌを纏い登場したロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:A.S.O.
第5回ツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフトの2日目は、UCI(国際自転車競技連合)の本部が置かれるスイスのエーグルが出発地点となった。そこからレマン湖沿いを進み、ジュネーヴに至る147.9kmには、5つのカテゴリー山岳が登場。しかし、いずれも難易度は低く、ピュアスプリンターも残る集団スプリントが大方の予想となった。
この日の逃げはなかなか決まらず、レースが3分の1ほど進んだ残り100km付近から、再びアタックが活性化した。カルロッタ・チプレッシ(イタリア、ヒューマンパワードヘルス)ら5名が逃げ集団を形成し、メイン集団に対し3分のリードを得る。しかし、フィニッシュが近づくにつれて徐々にタイム差は縮まり、残り48km地点の最終3級山岳では、フランス王者のセリア・ジェリー(FDJユナイテッド・スエズ)がアタックした。

レマン湖沿いを進むツール・ド・フランス・ファム2日目 photo:A.S.O.

終盤、単独先頭に立ったリーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック) photo:A.S.O.
それにニナ・ベルトン(ルクセンブルク、EFエデュケーション・オートリー)が反応し、逃げていた選手を含む8名の先頭集団が形成された。しかし、このグループは協調体制が整わず、最初の逃げから先頭集団に入っていたエマ・コント(フランス、コフィディス・ウィメン)が先頭に立つ。その後、先頭はリーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック)と入れ替わり、約1分後方では、SDワークス・プロタイムが牽引するプロトンが追走した。
2023年、24年と2年連続でオランダのタイムトライアル王者に輝いているマルクスは、残り5kmで25秒のリードをキープする。しかし、前日勝者でマイヨジョーヌを着るエーススプリンター、ロレーナ・ウィーベス(オランダ)を擁するSDワークス・プロタイムの牽引によって差は縮まり、残り450mでリブ・アルウラー・ジェイコを先頭とする集団がマルクスをキャッチ。勝負は予想通り、集団スプリントに持ち込まれた。

マルクスを追走するSDワークス・プロタイム photo:A.S.O.

2日連続の勝利を果たしたロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) photo:A.S.O.
アシストを使い切り、集団前方で飛び出すタイミングをうかがっていたウィーベスが踏み込むと、集団右側から一気に先頭へ。コース右端でトップスピードに乗ったマイヨジョーヌに、追いつける選手はいなかった。
ウィーベスがマイヨジョーヌ姿で決めた、2日連続のスプリント勝利。「マルクスを引き戻すためにチームメイトが懸命に追走してくれた。それに、マイヨジョーヌを着てフィニッシュできたことが、この勝利をより特別なものにしてくれた。残り200mで良い位置を見つけ、そこからはただフィニッシュに向かって踏み込むだけだった」とウィーベスはレースを振り返った。
区間2位はエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)で、3位はマリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)だった。

第5回ツール・ド・フランス・ファム・アヴェク・ズイフトの2日目は、UCI(国際自転車競技連合)の本部が置かれるスイスのエーグルが出発地点となった。そこからレマン湖沿いを進み、ジュネーヴに至る147.9kmには、5つのカテゴリー山岳が登場。しかし、いずれも難易度は低く、ピュアスプリンターも残る集団スプリントが大方の予想となった。
この日の逃げはなかなか決まらず、レースが3分の1ほど進んだ残り100km付近から、再びアタックが活性化した。カルロッタ・チプレッシ(イタリア、ヒューマンパワードヘルス)ら5名が逃げ集団を形成し、メイン集団に対し3分のリードを得る。しかし、フィニッシュが近づくにつれて徐々にタイム差は縮まり、残り48km地点の最終3級山岳では、フランス王者のセリア・ジェリー(FDJユナイテッド・スエズ)がアタックした。


それにニナ・ベルトン(ルクセンブルク、EFエデュケーション・オートリー)が反応し、逃げていた選手を含む8名の先頭集団が形成された。しかし、このグループは協調体制が整わず、最初の逃げから先頭集団に入っていたエマ・コント(フランス、コフィディス・ウィメン)が先頭に立つ。その後、先頭はリーアンヌ・マルクス(オランダ、リドル・トレック)と入れ替わり、約1分後方では、SDワークス・プロタイムが牽引するプロトンが追走した。
2023年、24年と2年連続でオランダのタイムトライアル王者に輝いているマルクスは、残り5kmで25秒のリードをキープする。しかし、前日勝者でマイヨジョーヌを着るエーススプリンター、ロレーナ・ウィーベス(オランダ)を擁するSDワークス・プロタイムの牽引によって差は縮まり、残り450mでリブ・アルウラー・ジェイコを先頭とする集団がマルクスをキャッチ。勝負は予想通り、集団スプリントに持ち込まれた。


アシストを使い切り、集団前方で飛び出すタイミングをうかがっていたウィーベスが踏み込むと、集団右側から一気に先頭へ。コース右端でトップスピードに乗ったマイヨジョーヌに、追いつける選手はいなかった。
ウィーベスがマイヨジョーヌ姿で決めた、2日連続のスプリント勝利。「マルクスを引き戻すためにチームメイトが懸命に追走してくれた。それに、マイヨジョーヌを着てフィニッシュできたことが、この勝利をより特別なものにしてくれた。残り200mで良い位置を見つけ、そこからはただフィニッシュに向かって踏み込むだけだった」とウィーベスはレースを振り返った。
区間2位はエリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック)で、3位はマリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク)だった。
ツール・ド・フランス・ファム2026第2ステージ結果
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 3:42:08 |
| 2位 | エリーザ・バルサモ(イタリア、リドル・トレック) | |
| 3位 | マリアンヌ・フォス(オランダ、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 4位 | シャリ・ボシュイト(ベルギー、AGインシュランス・スーダル) | |
| 5位 | レティツィア・パテルノステル(イタリア、リブ・アルウラー・ジェイコ) | |
| 6位 | ジョシー・ネルソン(イギリス、ピクニック・ポストNL) | |
| 7位 | ゾーイ・バックステッド(イギリス、キャニオン・スラム・ゾンダクリプト) | |
| 8位 | ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 9位 | マルヴィナ・ムル(ポーランド、コフィディス・ウィメン) | |
| 10位 | リンダ・リードマン(ドイツ、ロット・アンテルマルシェレディース) |
マイヨジョーヌ(個人総合成績)
| 1位 | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) | 7:10:59 |
| 2位 | キンバリー・ルコート(モーリシャス、AGインシュランス・スーダル) | +0:14 |
| 3位 | デミ・フォレリング(オランダ、FDJユナイテッド・スエズ) | +0:16 |
| 4位 | ノエミ・リュエッグ(スイス、EFエデュケーション・オートリー) | +0:20 |
| 5位 | エリーザ・ロンゴボルギーニ(イタリア、UAEチーム・リマド) | |
| 6位 | セドリーヌ・ケルバオル(フランス、EFエデュケーション・オートリー) | |
| 7位 | カタジナ・ニエウィアドマ(ポーランド、キャニオン・スラム) | |
| 8位 | プック・ピーテルセ(オランダ、フェニックス・プレミアテック) | |
| 9位 | ポーリーヌ・フェランプレヴォ(フランス、ヴィスマ・リースアバイク) | |
| 10位 | マーレン・ロイサー(スイス、モビスター) |
その他の特別賞
| マイヨヴェール(ポイント賞) | ロレーナ・ウィーベス(オランダ、SDワークス・プロタイム) |
| マイヨアポワ(山岳賞) | オセアン・マエ(フランス、マ・プティット・アントルプリーズ) |
| マイヨブラン(ヤングライダー賞) | パウラ・ブラジ(スペイン、UAEチーム・リマド) |
| チーム総合成績 | UAEチーム・リマド |
text:Sotaro.Arakawa
photo:CorVos, A.S.O.
photo:CorVos, A.S.O.
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