ヴィットリアから最高峰ロードタイヤ”Corsa Pro”のチューブタイプ専用モデルが登場。TLRの優れた性能を引き継ぎつつ、扱いやすさを手に入れたレーシングタイヤだ。



ヴィットリア Corsa Proチューブタイプ (c)VTJ

プロからも絶大な信頼が寄せられるヴィットリアの最高峰ロードタイヤ”Corsa Pro”。世界最高峰のレースで勝利を収め続けるフラッグシップモデルは、ヴィットリアの強みであるコットンケーシングと最先端のコンパウンドによって信頼性の高いパフォーマンスを実現している。

そんなCorsa Proは2023年の登場以来チューブレスレディ/チューブタイプ兼用として用意されていたが、チューブタイプ専用のモデルを期待する声は少なくなかった。ついに、待望のチューブタイプ専用のCorsa Proが発表となる。

コットンケーシングとハイスペックコンパウンドが採用されている (c)VTJ

チューブタイプは、チューブレスレディモデルの新しい加硫構造はそのまま採用し、320TPIのしなやかなコットンケーシングによるコンフォート性と軽量性を実現。さらにRace Formulation Graphen + Silicaコンパウンドによって、優れた転がり抵抗とグリップ力を得ている。トレッド直下には耐パンクベルトが備えられ、トレッドには摩耗インジケーター(TWI)が採用された。

進化による恩恵はチューブタイプでも受けており、Corsa G2.0 Foldから転がり抵抗は12%向上、耐パンク性能は18%強化、重量は9%減量されているという。重量は26Cでは245g、28Cでは255g、30Cでは265gだ。

ヴィットリア Corsa Proチューブタイプ (c)VTJ

チューブタイプとしてTLRからアレンジされたのはビード素材。ザイロンからケブラーに変更することで、タイヤの脱着などで扱いやすさを確保した。ビード部分には強化ガードが施されており、トラブルの発生を抑えている。また28Cと30Cはフックレスリムにも対応する。

チューブタイプのカラーはコットン・タンウォールのみ。価格は12,980円(税込)で、TLRと比べて約13%リーズナブルな設定とされており、幅広いサイクリストがコットンケーシングのアドバンテージを得られやすくなった。なお、コットンケーシングの性能を引き出すためには純正のCompetition Latex Tubeがおすすめとのことだ。

ヴィットリア Corsa Proチューブタイプ (c)VTJ



ヴィットリア Corsa Proチューブタイプ
タイプ:チューブタイプ、フォールディング
ケーシング:Cotton Corespun 320 TPI
コンパウンド:Race Formulation Graphene + Silica、
サイドウォールカラー:Cotton tan
サイズ(重量):26c(245g)、28c(255g)、30c(265g)
価格:12,980円(税込)

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