ピナレロ DOGMA F SUPER RECORD WIRELESS　イタリアの伝統と革新の結晶たるラグジュアリーな完成車が登場

ピナレロが用意するフラッグシップモデル"DOGMA F"にカンパニョーロのSUPER RECORD WIRELESS仕様完成車が登場。イタリアの誇る二大ブランドがコラボレートし、その「伝統と革新」を体現した一台がリリースされた。

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ピナレロの誇る旗艦モデル"DOGMA F"。今年の6月にフルモデルチェンジを果たし、その性能に磨きをかけたオールランドレーシングバイクだ。「パーシュート・オブ・パーフェクション（完璧の追求）」というキーワードの下開発された新型DOGMA Fは、既にプロトン屈指の高性能レーサーであった前作から更なるブラッシュアップを果たし、当代きってのレーサーという地位を確かなものとした。

空力、剛性、重量、快適性といった、レーシングバイクに求められるあらゆる性能を高次元で満たすのがDOGMA Fの特徴。他社とは異なり、DOGMA F一台でクライマーからスプリンターまであらゆる脚質の選手らの要望に応え、ロードレースで考えうる様々なシチュエーションにおいて選手をサポートし、勝利に結びつけてきたことがその性能とコンセプトの証明と言えるだろう。

新型DOGMA Fは、その戦闘力を高めるために素材をスイッチ。前作では第3世代炭素繊維である高強度タイプの「T1100」を使用していたが、新型DOGMA Fでは高弾性率タイプの「M40X」へと切替えることで、更なる性能向上を果たしている。M40Xは、既に軽量バージョンのX-Lightやチーム供給モデルでテスト済みの高性能繊維。この新素材の採用により、フレームキットで120gの軽量化を実現した。

さらに、エアロダイナミクスも煮詰められている。アワーレコードバイクで培った知見を活かし、様々な部位をアップデート。もっとも空気抵抗に影響を及ぼす前面においては、ヘッドチューブとダウンチューブを薄型化。このためにヘッドパーツおよびフォークコラムを新設計し、細身でありながら必要な剛性を保ち、更には軽量化へも貢献している。

「エアロキールBB」と名付けられたボトムブラケット周辺のデザインも新型のアイコニックな部分。前方に3.5°せりだし、前後方向に大きなボリュームを持つボックス形状のBBは、1.2%の空力向上と高いペダリング剛性に寄与。他にも空力向上のためにスルーアクスル取り付け部の穴を塞ぐなど、ディテールにおいても抜かりない。

そんなピナレロの誇る最新鋭機、DOGMA Fにカンパニョーロの最高峰コンポーネントであるSUPER RECORD WIRELESSを搭載した完成車が登場した。カンパニョーロコンポーネント史上初となるワイヤレスシフティングを実現したSUPER RECORD WIRELESSもまた、イタリアンブランドの伝統と革新を体現する存在。美しさと機能を併せ持つプロダクトとして、DOGMA Fと最高のシナジーを発揮するだろう。

ホイールもカンパニョーロで統一される。カンパニョーロホイールの代名詞でもあるG3スポ―キングで組み上げられたBORA ULTRA WTO、もしくはBORA WTOをアセンブルしたパッケージがそれぞれ用意される。フレームサイズは43～62の11種。組み合わせるTALON ULTRA FASTハンドルバーのサイズや、クランク長、ギア歯数などは自由に選択可能となっている。価格は、BORA ULTRA WTO仕様が2,690,000円（税込）、BORA WTO仕様が2,490,000円（税込）。

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ピナレロ DOGMA F カンパニョーロスーパーレコードワイヤレス完成車
カラー：G112｜LUXTER BLUE、G110｜LUXTER RED GOLD、G114｜LUXTER VENICE、G113｜EDGE CRYSTAL WHITE、G116｜GRENADIER、G111｜BOB、G115｜AURIK YELLOW
サイズ：43、46.5、50、51.5、53、54、55、56、57.5、59.5、62（C-C）
メインコンポーネント：カンパニョーロ スーパーレコード ワイヤレス
ホイール：カンパニョーロ BORA WTO 45 C23
タイヤ：ピレリ P ZERO RACE 28c
ハンドル：MOST TALON ULTRA FAST
バーテープ：MOST New スーパーライト
サドル：MOST LYNX 2.0
付属品：充電用バッテリーチャージャー
価格：BORA ULTRA WTO仕様　2,690,000円（税込）
　　　BORA WTO仕様　2,490,000円（税込）