スぺシャライズドのMTBラインアップの中核を担うトレイルバイクStumpjumperにアルミモデルが登場。ペダリング効率と衝撃吸収性能を最適なバランスで併せ持つトレイルバイクをより身近にする一台だ。



スぺシャライズド Stumpjumper15 Alloy (c)スぺシャライズド・ジャパン

オンロード、オフロードを問わずあらゆるカテゴリーにおいて最先端のバイクを手掛けるスぺシャライズド。そのルーツの一つでもあるのが、1981年に発表された初代Stumpjumperだ。MTBの世界に革命をもたらした初代以来、StumpjumperはスぺシャライズドのMTBラインアップの中核的な存在であり続けた。現在においても受け継がれるその名前は、MTBの最もプリミティブなスタイルであるトレイルライドを楽しむためのバイクに与えられている。

今夏、フルモデルチェンジを果たしたカーボンモデルのStumpjumper 15に続き、スぺシャライズドはアルミモデルを発表。ダウンヒルバイクのようにバンプを飲み込む卓越した走破性と、究極のコントロール性、そして優れたペダリング効率を兼ね備えたトレイルマシンとして、Stumpjumper15 Alloyは生を享けた。

フレームに採用されるのはスぺシャライズドの誇るM5アルミ合金。耐久性に優れた高品質アルミ材をベースに、前後シャシーとそれらを繋ぐリンクを一つの構造体として開発することで、トレイルライドに適した剛性を実現した。適度なコンプライアンスを与えられたフレームは、バイクとライダーに一体感を生み出す。

スぺシャライズド Stumpjumper15 Alloy(グロスホワイトマウンテン/ダークモスグリーン) (c)スぺシャライズド・ジャパン

バランスの取れたフレーム剛性と完璧なサスペンションキネマティクスにより、トレイルバイクらしいペダリング効率と衝撃吸収性能を最適なバランスで両立。前作のStumpjumperとStumpjumperEVOのちょうど中間となるアンチスクワットが、登りを苦としないペダリングフィールをもたらす。

場所によってそれぞれ千差万別のトレイルに対応するために、Stumpjumper15 Alloyは6種類のジオメトリ設定を可能とする。ヘッドアングルはヘッドパーツを入れ替えることで63°から65.5°にセット可能。そしてホルストリンクのフリップチップを入れ替えることでBBハイトを7mm上下させることも出来る。更に、S3以上のサイズではショックリンクを交換することで、リアホイールを27.5インチのマレット仕様へと変更することも。なおS2以下のサイズはマレット仕様専用となっている。

トレイルライドに欠かせない携行品を持ち運ぶためのフレームストレージももちろん装備している。スぺシャライズドの誇るSWATドアは、グローブをつけていてもワンタッチでアクセスできる利便性に優れたシステムだ。

スぺシャライズド Stumpjumper15 Alloy(サテンキャストブルー/ダヴグレー) (c)スぺシャライズド・ジャパン

マットハンターが「この Stumpy(Stumpjumper) は、どれだけハードに乗れるか、という私の限界を押し広げ続けているんだ。本当にクレイジー。以前はブレーキをかけていたセクションに全開で飛び込む気持ちにさせてくれるよ。」とコメントするStumpjumper15 Alloy。

フォークはMotion Controlダンパーを搭載した150mmトラベルのロックショックスの Psylo Silverを採用。145mmトラベルのリアショックにはリバウンド調整とロックアウトが可能なX-フュージョン 02 Pro RLを搭載する。

カラーはグロスホワイトマウンテン/ダークモスグリーンと、サテンキャストブルー/ダヴグレーの2色。サイズはS2、S3、S4。価格は396,000円(税込)。



スぺシャライズド Stumpjumper 15 Alloy
カラー:2色(グロスホワイトマウンテン/ダークモスグリーン、サテンキャストブルー/ダヴグレー)
サイズ:S2、S3、S4 ※S2サイズは前後ホイール異径のマレット仕様
URL: https://www.specialized-onlinestore.jp/shop/g/g93325-7602/
価格:396,000円(税込)