独創的でスタイリッシュなヘルメットを手掛けるケープラスより、そのデザインセンスを遺憾なく発揮した新世代ヘルメット"AURA"が登場。次の10年に歩みを進めるケープラスの意欲作を紹介しよう。



ケープラス AURA (c)チャンピオンシステム

今年で創業10周年を迎えたケープラス。その独創性に満ちたデザイン哲学が息づくプロダクトは、ヘルメットをもウェアコーディネートの一部として取り入れたいサイクリストから人気を得てきた。

そんなケープラスが新世代ヘルメットと銘打ち、発表したのが"AURA"だ。ケープラスらしいユニークなシェル形状は螺旋構造の美しさを取り入れたもの。自然の岩層を思わせる流れるような美しいラインは、唯一無二の存在感を放っている。

ケープラス AURA(ホワイト) (c)チャンピオンシステム

ケープラスに詳しい方であれば、同社の黎明期に存在した"NET"を想起する方もいるだろう。実際、このAURAはレッドドットデザイン賞を獲得したNETのデザインエッセンスを承継しているとケープラスは言う。

新たな10年への一歩を踏み出したケープラスにとって、同社の代表作の精神を受け継ぎつつ、新たな解釈と技術力で再構成したAURAは、まさに新世代ヘルメットと呼ぶにふさわしい存在だと言える。

半透明のTR90プラスチックチタンフレームを搭載する (c)チャンピオンシステム
K2フィットシステムを搭載する (c)チャンピオンシステム



デザインだけでなく、ヘルメットとして最も重要な安全性についても抜かりはない。ケープラスはAURAに軽量かつ通気性に優れた回転衝撃吸収システムであるMips Air nodeシステムを搭載。

更にEPSシェルの骨格を成すTR90プラスチックチタンフレームは、その独特のデザインによって帽体強度を飛躍的に向上。半透明のフレームと、強化された構造によって、安全性や通気性と、美しいデザインを融合させた。

ケープラス AURA (c)チャンピオンシステム

帽体形状は、ケープラスが得意とするアジアンフィットとされ、日本人に多い丸形頭でも完璧なフィットを提供する。フィッティングダイヤルには、トゥールビヨンにインスパイアされた調整ダイヤルを備えたK2フィットシステムを採用する。

また、特徴的なシェルデザインは高い通気性も備えている。同社専用の風洞実験施設において徹底的なテストが行われ、ベンチレーションホールの位置やサイズを最適化。効率的なエアフローと冷却性能を実現し、過酷な盛夏においても最高レベルの快適性を提供する。

ケープラス AURA(グレー) (c)チャンピオンシステム
ケープラス AURA(ブラック) (c)チャンピオンシステム



ケープラスの次代を担う意欲作、AURA。カラーはブラック、ホワイト、グレーという3色展開とされ、サイズはSとMが用意される。価格は38,500円(税込)。



ケープラス AURA
カラー:ブラック、ホワイト、グレー
サイズ:S,M
価格:38,500円(税込)
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