イタリアのプロチームであるコラテックが、セカンドスポンサーにヴィーニファンティーニを迎えたと発表した。同社はNIPPOをスポンサードしていたことから日本人にも馴染み深いイタリアのワインメーカーで、チームは今年大幅な戦力アップに成功している。



セカンドスポンサーにヴィーニファンティーニを迎えたコラテック photo:Team Corratec - Vini Fantini

創設2年目の2023年にプロチームに昇格し、急激にその戦力を整えているコラテック。ドイツのバイクブランドであるコラテックが立ち上げたチームだが、本拠地や首脳陣、所属選手の半数以上はイタリア人で、昨年のシーズン途中からはイタリアのサドルブランド「セライタリア」がセカンドタイトルスポンサーについていた。

そしてこの度、イタリアのワインメーカー「ヴィーニファンティーニ」が新たなタイトルスポンサーとなった。同社は2014年から19年まで日本人選手が多数所属したNIPPOヴィーニファンティーニでスポンサーを務めたこともあり、日本人にも広く知られている企業だ。

チームの代表を務めるセルジュ・パルサーニ氏は「ヴィーニファンティーニは長年に渡り自転車界に携わり、広く知れている会社。今回のスポンサードは3年目を迎える我々チームの成長を示している。今後はさらなる発展と野心的な目標を達成し、私たちを信じてくれた企業の名を上げていきたい」と語った。

チームには今年、パリ〜ニースやツアー・オブ・ジャパンで区間優勝しているニッコロ・ボニファツィオ(イタリア)がアンテルマルシェ・ワンティより加入。またアルペシン・ドゥクーニンクからクリスティアン・ズバラーリとヤコブ・マレツコ(共にイタリア)、そしてEFエデュケーション・イージーポストからマーク・パデュン(ウクライナ)と、ワールドチームから4名を獲得している。

text:Sotaro.Arakawa

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