12速化したシマノの新型GRXコンポーネントに対し、マヴィックが自社ホイールのフリーボディを交換することで対応可能となることをアナウンス。公式にマヴィックのロード/グラベルホイールが新型GRXのフロントシングル用カセットと組み合わせて運用できるようになった。



マイクロスプラインによるトップ10Tを採用した、新型GRXのフロントシングル用カセット photo:So Isobe

交換用フリーボディ (c)マヴィックジャパン
シマノがリリースしたグラベル用の新型GRXコンポーネント。マイクロスプラインフリーボディーの採用によってトップ10T化したフロントシングル用カセットに対し、マヴィックはID360 MTB用として展開していたマイクロスプラインフリーボディーを使用することで、同社製ホイールをGRX互換となることを発表した。

これによってMTBホイールだけでなく、マヴィックのグラベルやロードホイールが新型GRXのフロントシングル用カセットと組み合わせて運用できることに。

対応となるのは2021年以降の面ラチェットのインスタントドライブ360を搭載するインフィニティハブ搭載ホイールで、「MicroSpline MTB FWBody ID360(税込14,300円)」を購入の上、既存のフリーボディと組み替える作業が必要。GRX購入を考えるユーザーにとって、ホイールの選択肢を一気に増やす朗報となるはずだ。



交換用フリーボディ:MicroSpline MTB FWBody ID360
品番:V3990101
税込価格:14,300円